王貞治×栗山英樹の対談で大谷翔平の2023年を紐解く タモリ「大谷選手の見方が変わると思います」『タモリステーション』

エンタメ総合
2023年10月20日
『タモリステーション』左から)栗山英樹、王貞治 ©テレビ朝日

『タモリステーション』「大谷翔平 祈る全快!がんばれ大谷!祝・ホームラン王SP~王&栗山対談で紐解く大谷の2023年〜」(テレビ朝日系 午後8時~9時48分)が、10月27日(金)に放送される。

番組では、日本人初のアメリカ・メジャーリーグ(MLB)ホームラン王という偉業を成し遂げた大谷翔平をクローズアップ。怒とうの2023年を振り返るとともに、世界中が注目する来季の活躍予想まで、たっぷり2時間、大谷選手を多角的に深掘りしていく。

その目玉企画のひとつが、868本塁打の世界記録を誇る王貞治と侍ジャパン前監督・栗山英樹による超豪華対談。今年の大谷選手の映像を確認しながら、2人のレジェンドが彼のスゴさを徹底分析する。

毎年40本のホームランを20年打ち続けてもたどり着くことができない、868本という前人未到の世界記録を打ち立てた世界のホームラン王・王は、日本人初のMLBホームラン王という大谷選手の歴史的快挙について「(球団数の多い)メジャーリーグでは、初めて対戦するピッチャーが多い。だから日本で打つよりもアメリカで打つほうが難しいと思う。その中で、力負けもせず、むしろ相手に“大谷にはかなわない”と思わせるほど、ホームランの中身がすごかった。彼は技術だけじゃない。自ら幅広く、奥深く考えながら相手と勝負したことがいい結果のもとになった」と分析。「アメリカ人が待ち望んでいたヒーローが、大谷翔平という日本人だったんですね」と手放しでたたえた。

また、王は大谷選手のホームラン映像を踏まえて、圧巻のバッティングをつぶさに解説。「“飛ばす”のではなく、“飛んでいっちゃう”打ち方をしている」と評するが、その言葉の意味とは。王は大谷の打撃シーンから、いったいどんな“真実”を見抜いたのか。

『タモリステーション』左から)栗山英樹、王貞治 ©テレビ朝日

対談では、王の“一本足打法”と大谷選手の“ノーステップ打法”、その意外な共通点も明らかに。これには、栗山も「見た目(フォーム)は違いますが、結局、同じことをしているということ…!?」と驚きを隠しきれず…。そんな2人が語る、究極の本塁打論とは。

また、王は栗山が監督を務め、日本が14年ぶりの優勝を果たしたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も振り返り、決勝直前の大谷の“憧れるのをやめましょう発言”に注目。「大谷のあのひと言は(チームにとって)ものすごく大きかったと思いますよ。本当にいいポイントを突いてくれたと思います」と、侍ジャパン優勝の背景にその名言があると指摘するが、果たして大谷の言葉がチームにもたらしたものとは。さらに、2人はこれからの大谷選手への期待を語り合うが、2人が彼に目指してほしい、さらなる高みとは。

タモリは、憧れの大スターでもある王の詳細解説に「王さんがあんなにも詳しく解説してくださるとは…。すべてが興味深かった!」と感心しきり。「王さんと大谷選手、まったく違うバッティングだと思っていたら、ある点ではまったく同じなんですね。矛盾するものを内包しているんですからスゴイ。もはや理論を超えている」と驚嘆していた。

『タモリステーション』では2022年1月の初回でも大谷選手にスポットを当てたが、MC・タモリは今回の収録を終えて「昨年より、番組内容が濃く深く、さらに進化していると思いますね。細部にわたってさまざま分析していますので、野球の見方、大谷選手の見方が変わると思いますし、スポーツそのものの楽しみが増えると思います」と太鼓判。大谷選手の進化に導かれるようにして、番組自体の掘り下げもさらに深くなったことを明かしていた。

このほか、スタジオには野球解説者で名球会の理事長でもある・古田敦也、元メジャーリーガー・五十嵐亮太らも集結。一同で大谷選手を存分に語りつくすとともに、番組の独自&総力取材で彼の活躍の秘密に迫っていく。「ますます大谷選手はスゴイんだなということが、よくわかりました!」とタモリもうなる『タモリステーション』最新作は来週27日(金)放送。

『タモリステーション』左から)栗山英樹、王貞治 ©テレビ朝日

番組情報

『タモリステーション』「大谷翔平 祈る全快!がんばれ大谷!祝・ホームラン王SP~王&栗山対談で紐解く大谷の2023年〜」
テレビ朝日系
2023年10月27日(金)午後8時~9時48分

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