大河ドラマ『どうする家康』松本潤と家臣団キャスト陣らが集結した『ファン感謝祭』、撮影現場に完全密着した『舞台裏スペシャル』ほか関連番組が放送決定

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』（NHK総合ほか　毎週日曜　午後8時ほか）が、12月17日（日）に最終回を迎える。それに先駆け、NHKでは関連番組が複数展開されることが分かった。

まず、12月6日（水）放送の『歴史探偵』（NHK総合　午後10時～）では「大坂の陣真田信繁 VS.徳川家康」を。今年のお正月から1年にわたり届けてきた『歴史探偵』と『どうする家康』のコラボ。最後を締めくくるのは大坂の陣。千姫を演じる原菜乃華がナレーションに挑戦した。

今回は、大坂の陣をVR（バーチャルリアティティー）で調査、徳川と豊臣の最終決戦を体感する。見どころは「VR真田丸」。真田信繁が築いた真田丸の強さの秘密や、攻める徳川軍が掘った塹壕など、最新研究に基づき再現。『どうする家康』のクライマックスに向けて、大坂の陣を深掘りしていく。

ナレーションを担当した原は「『どうする家康』の撮影が終わってから1か月以上たちますが、あの頃を思い出しました。ナレーション収録のときにVRを体験させてもらいましたが、真田丸は、本当にリアルでびっくりです。秀頼様や豊臣のために戦った人たちに、思いを馳せて読みました！」と。

『歴史探偵』チーフプロデューサー・河井雅也は「VRで再現した真田丸はかなりの激戦になっています。武将たちが感じた高揚感や恐怖心を追体験できるように作りました。原さんに読んでもらったことで、ちょっと豊臣を応援したくなるような番組になっています」とコメントを寄せた。

主演・松本潤と徳川家臣団キャスト陣が登場した『大河ドラマ「どうする家康」ファン感謝祭～「皆のおかげじゃ！」』（11月27日（月）NHKホールにて開催）は、Vol.1を12月10日（日）午後5時30分～、Vol.2を12月17日（日）午前0時40分～に放送。音楽担当・稲本響とNHK交響楽団の生演奏も実現。さらに、豊臣夫婦を熱演したムロツヨシ＆北川景子もサプライズ降臨した。

12月17日（日）放送の『どうする家康大河たび』総集編スペシャル（NHK総合　午前1時40分～）では、出演俳優たちがゆかりの地を巡る旅番組として4月から放送してきた『大河たび』から、松本をはじめ、松嶋菜々子、細田佳央太、板垣李光人、広瀬アリス、小手伸也、大森南朋、山田裕貴ら豪華キャストによる旅を一挙にまとめて放送。ドラマで五徳を演じた久保史緒里（乃木坂46）によるナレーションと案内で届けていく。

『大河ドラマ舞台裏スペシャルもうひとつの“どうする家康”』（NHK総合　12月17日（日）午後5時～）は、撮影現場に完全密着。あの名シーンの舞台裏や、豪華出演者たちが語る秘話も。さらに松本が挑んだ役作りの1年5か月。明かした葛藤と、問い続けた今の時代に徳川家康を演じる意味。そして松本がたどり着いたひとつの答えとは。

12月17日（日）放送の『NHKスペシャル』（NHK総合　午後9時15分～）では「家康の世界地図～知られざるニッポン“開国”の夢～」と題し、最新の歴史研究で明らかになってきた家康の知られざる一面に迫る。家康が開いた江戸幕府は200年以上“鎖国”したが、晩年の家康が抱いていた日本の将来像は、それとは全く異なるものだった。日本を開き、広く世界の国々と自由貿易を行い、グローバルな国を目指すという壮大な構想だ。番組では、外交顧問ウィリアム・アダムスとのドラマを交え、“国際派・家康”の意外な実像を描き出す。徳川家康の見果てぬ夢とは、何だったのか。ウィリアム・アダムス（三浦按針）役でウエンツ瑛士が出演。

さらに、12月3日（日）、17日（日）放送の『ラジオ深夜便』（R1・FM）では、『どうする家康』をもっと楽しむためのコーナー「もっと、どうする家康」（午前4時台）を送る。出演者やスタッフが制作チームのこだわりを紹介。案内役は“えびすくい”などの芸能シーンに携わる、芸能指導の友吉鶴心さん。なお、3日（日）には原菜乃華が、17日（日）は松本潤が出演する。