『どうする家康』1年5か月にわたる撮影が終了 松本潤「クランクアップの瞬間に湧き上がったのは、ただただ感謝の気持ちです」

ドラマ
2023年10月27日
『どうする家康』©NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時ほか)がクランクアップ。松本、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーからコメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

およそ1年5か月にわたる本作の撮影が、昨日10月26日(木)に終了。最終回(第48回)の放送は12月17日(日)となる。徳川家康の生涯を演じきった主演・松本潤と、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーのコメントは以下を参照。

松本潤 コメント

最後のカットを撮る前、一度スタジオを出ると、クランクアップを祝うためたくさんの共演者の方が集まってくださっていました。その顔を見たら感動して集中が切れそうになったのですが、ここまでみんなで作ってきた作品の有終の美を飾るため、気持ちを込めながら最後の撮影に臨みました。クランクアップの瞬間に湧き上がったのは、ただただ感謝の気持ちです。この作品のテーマである「チームプレイ」を長い時間かけて築き、チーム全員で一つの作品を創ってきたんだとあらためて感じ、皆さんに心からの感謝を伝えたいと思いました。
撮影の前半は「どういうチームの形にすべきか」をすごく考えましたし、引いた目線で現場を見ていました。でも後半、瀬名を失い、信長が亡くなるあたりから新たなフェーズに入って、自分の芝居や、古沢良太さんの脚本と向き合うことによりフォーカスすることができたと思います。これは1年以上1つの役をやり続けなければできないこと。チームに対して、家康が成長して変わっていくさまを見せたかったし、どれだけ新鮮で面白い表現にチャレンジできるか、勝負したかった。どこまでできたかはわかりませんが、古沢さんの脚本とスタッフの皆さんの力で、今までとはまた違った家康像が出来上がったんじゃないかなと思います。
ここまで見てくださった方々、本当にありがとうございます。ここからよりスピード感が上がり、よりドラマチックになり、本当に面白い終盤戦になるはずです。ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと、切に願います。

制作統括 磯智明チーフ・プロデューサー コメント

ついにクランクアップを迎えました。明日から、この熱い現場と会えなくなるのは、とても寂しいです。三河家臣団に負けないくらいの団結力を誇る出演者、スタッフの皆さんともお別れです。本当に本当にお疲れさまでした。
古沢良太さんの描く徳川家康は人間味にあふれ、大きな出会いと別れを繰り返し、成長を重ねていく物語に引き込まれました。連載漫画を待ちわびる少年のような気持ちで毎回、台本を受け取りました。この家康の生涯を演じきった松本潤さん、大役を担っていただき、ありがとうございました。年を重ねる中で、白兎から狸へと変貌する家康。つねに誠実に責任感を持って役に向き合う姿勢は、家康そのものでした。スタジオに向かう松本さんの背中に、天下泰平という重責を背負い続けた家康を重ねたこともありました。
放送は、関ヶ原の戦い、大坂の陣と大きな山場は続きます。最終回(12月17日(日)放送予定)は15分拡大版(60分尺)、松潤家康の最後にぜひご期待ください。そして、11月10日(金)の『あさイチ・プレミアムトーク』には松本潤さんが生出演します。撮影を終えたばかりの松本さんが何を語るのか、ご覧いただけると幸いです。

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
NHK総合 毎週日曜 午後8時~
BSプレミアム/BS4K 毎週日曜 午後6時~(※BS4Kでは日曜 午後0時15分~先行放送あり)

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

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