30歳を迎えたのんが「これまで」と「これから」を語る 7月に大阪で開催したワンマンライブの模様も『かんさい熱視線』全国放送

エンタメ総合
2023年12月13日
『かんさい熱視線~のん、30歳。それでも私は“荒野”をゆく~』のん©NHK

『かんさい熱視線~のん、30歳。それでも私は“荒野”をゆく~』(NHK総合 午後11時50分~)が、12月14日(木)に全国放送される。

2013年に連続テレビ小説『あまちゃん』で主役を演じ、一躍時の人に。「のん」と名前を改めてからは俳優だけにとどまらず、自らの「やりたい」という衝動に正直に、音楽活動やアート作品の制作にも取り組み、今年7月に30歳を迎えた。本番組では、そんなのんを特集。今年8月に放送されたものを全国放送する。

まずは、近田雄一NHKアナウンサーがのんの「これまで」と「これから」をインタビュー。「心折れたり、やめようと思ったことはなかったんですか?」という近田の問いに、「やめようと思ったことはないです。たぶん人よりかなり強い方だと思うんですね。だから、屈強に立ち上がってきたって実感がすごくあります」と答える。

そして、「自分が『のん』になってこうやって活動してる中で、今の自分のやり方じゃないとできないようなことがたくさんできてて。それがすごく充実してて。私は、自分が縛られずにやるっていうやり方が性に合ってるなって」と心境を語った。

『あまちゃん』の影響で東北・岩手県の出身と勘違いされることもあるが、実は関西の出身。中学時代まで過ごした地元・兵庫県神河町での思い出も。

『かんさい熱視線~のん、30歳。それでも私は“荒野”をゆく~』沖田修一監督©NHK

昨年主演した映画「さかなのこ」を通し、俳優としての魅力もクローズアップ。「さかなのこ」の監督を務めた沖田修一もコメント出演する。のんをキャスティングしたのは沖田自身。「のんさんが主演だってなったとき、もう本当に映画が見えたというか。むしろのんさん以外だったらかすんでしまうというか。なんか…主人公の感じがすごくのんさんにあるんです」と口にする。

さらに、のんのアーティスト活動にも密着。楽曲「荒野に立つ」を手掛けたシンガーソングライター・ヒグチアイもコメント出演。これまで誰にも話してこなかった胸の内をのんに打ち明けられ、同曲の作詞・作曲を手掛けたという。

「めっちゃ強い人だと思いますけどね。その強さ故にぶつかるところがあるというか、強いから傷つく部分がいっぱいあったんだろうなって気がします」とのんを表現する。

そして、7月に大阪・梅田倶楽部クワトロで行ったワンマンライブ「NON PURSUE TOUR -最強なんだ!!!-」の模様を。「荒野に立つ」などのパフォーマンスを伝える。

『かんさい熱視線~のん、30歳。それでも私は“荒野”をゆく~』©NHK

番組情報

『かんさい熱視線~のん、30歳。それでも私は“荒野”をゆく~』
NHK総合
2023年12月14日(木)午後11時50分~
※放送後、NHK プラスにて配信(12月21日(木)まで)

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