『情熱大陸』郷ひろみに密着 変わらぬ情熱で進化を続ける“レジェンド”の舞台裏を追う

エンタメ総合
2時間前
『情熱大陸』
郷ひろみ

10月19日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時15分~11時45分)は、郷ひろみに密着する。

芸能活動は半世紀を超え、「お嫁サンバ」「よろしく哀愁」「2億4千万の瞳」「GOLDFINGER’99」など、時代を超えて愛されるヒット曲を数多く世に送り出してきた郷ひろみ。これまでに発表したシングルは110枚以上。今もなお、ツアーやディナーショーのチケットは即日完売するほどの人気を誇る。

「ファンがいるから、僕がいる」。70歳を迎えた今も、少しでもファンに愛される存在であり続けるため、日々の努力を惜しまない。20代から続けている週3回のトレーニングを欠かさず、歯を食いしばって挑む姿からは、ストイックな生き方がにじみ出ている。

この夏も週2回のコンサートに加え、若者の集う音楽フェスやテレビ番組への出演など、精力的に活動を続けている。半世紀にわたりエンターテインメントの世界を走り抜けてきたその姿は、「レジェンド」と称されるにふさわしい。

だが本人は「時代の変化に必死でついていっているだけ」と笑う。何か新しいことを始めなければ、歌手としての道は続かない。そう語る郷は、常に新しい血を取り入れ、進化し続けている。

今年発売された新曲では、“昔のアイドル”をテーマに掲げ、人気アイドルグループなどを手がける振付師に依頼した。5月から始まった全国ツアーでも、才能あふれる若手演出家やアレンジャーを迎え入れ、新しい「郷ひろみ」を作り上げようとしている。

そんな郷が、若い頃から最も大切にしているのは、ファンと直接触れ合える“コンサート”だ。曲順や構成も全て自ら考える。古い曲の中には、歌詞や振り付けを忘れてしまっているものもあるが、笑いながらYouTubeで必死に思い出す姿には、どこか愛嬌がある。

しかし、いざ舞台に立つと人が変わったように厳しくチェックを重ねる。照明の位置や角度、背景ビジョンの内容、衣装の見え方、歌い出しのタイミングまで…。「準備を100%していないと、本番がうまくできるわけがない」と語る通り、細部にまで目を配る。

迎えた本番初日。最後の曲に差しかかったとき、郷の目から珍しく涙があふれた。この年まで声援を送り続けてくれたファンを見て、自然と込み上げてきたものだという。

「シミもシワも増えた。でも、これまでの人生で恥ずかしいことは何もない」。そう語る郷は、70歳を迎えた今もなお、堂々と“郷ひろみ”として生きている。10月18日・19日には、70歳を記念し、2日間で70曲を歌う前代未聞の武道館コンサートが控える。

誰もが知る「国民的スター」という光の裏で、時代に取り残されないよう考え、常に準備を怠らない。その姿は、変わらぬ情熱で進化を続けるアーティストの原点そのものだ。

<プロフィール>
1955年、福岡県出身。1972年、NHK大河ドラマ『新・平家物語』で芸能界デビュー 。同年8月シングル「男の子 女の子」で歌手デビュー。以来、「お嫁サンバ」「よろしく哀愁」「言えないよ」「GOLDFINGER’99」「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」など時代を超えて数々のヒット曲を送り出してきた、日本を代表するポップスシンガー。今年は、70歳の誕生日に合わせた2DAYSの日本武道館公演も決定している。

©MBS

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