映画『一週間フレンズ。』の完成披露試写会が行われ、川口春奈、山﨑賢人、松尾太陽（超特急）、上杉柊平、高橋春織、戸次重幸、古畑星夏、村上正典監督が登壇した。
本作は、累計170万部を突破し、アニメ化、舞台かもされた葉月抹茶の同名コミック「一週間フレンズ。」の映画化。毎週月曜日になると友達のことを忘れてしまう少女・藤宮香織（川口）と、初めて彼女に会った日から惹かれ、何度忘れられても思い切って「友達になってください」と思いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹が織りなす、切なくも淡い純愛（ピュアラブ）ストーリー。
「やっとみなさんにお披露目できるということで、どんなふうに思ってくれるか楽しみです」（川口）、「今日は楽しんで、笑って幸せな気持ちになって帰って行ってほしいと思います（山﨑）、「タカシや～で！松尾太陽です、ぜひとも楽しんでください！」（松尾）、「少しでも多くの方に映画のメッセージが伝わるといいなと思います」（上杉）、「（川口と山﨑の）お2人のピュアなラブストーリーだけじゃなくて、私が演じる沙希の友達思いなところ一途に思うところにも注目して見てもらえれば」（高橋）、「キュンキュンする部分や切ない部分がたくさん詰まっているステキな映画なので、ぜひ楽しんでください」（古畑）、「43歳、戸次重幸でございます！このキャストの中でひとり平均年齢を上げているこの事実にかつてない居心地の悪さを感じております（笑）」（戸次）、「戸次さんがいてくれてよかった（笑）。泣きたくなったら遠慮せずに泣いていただいて、最後までこの映画の世界観をたっぷり感じてください」（村上監督）とそれぞれあいさつ。
演じたキャラクターについて「（演じるのは）難しかったです。ちょっとしか表情とか、日常の中での成長だったり変わっていく姿を丁寧に、繊細にやることが香織にとって大事だと思ったので、その辺りを気を付けて演じました」（川口）、「毎週月曜日を新鮮に…新鮮な気持ちで藤宮さんと会って、友達になりたいっていう気持ちを全力で出して、とにかく走り回って演じました」（山﨑）と語った。
“フレンズ”だからこそ知る共演者の素顔や現場での意外な一面について聞かれると「山﨑さんはみなさんが見たまんま優しくて、カッコよくて、ちょっと面白くて、ちょっと抜けててかわいくて…。そりゃあモテるなって（笑）。今作で初めて一緒にお仕事させていただいたんですけど、とにかく役に対して真面目で真摯に向き合う姿が刺激的でした」（川口）と褒めまくると、はにかむ山﨑の姿が。さらに「あと、（山﨑は）よく食べる。お弁当食べてからうどんも食べてました」（上杉）、「確かに冷凍うどんはハマってた、ストーブで温めてね」（山﨑）というエピソードを。対して、山﨑は「春奈ちゃんは藤宮さんっていう難しい役をやりながら、オン・オフの切り替えがやっぱりプロで。繊細なお芝居をされてるんですけど、カットがかかった瞬間にヘン顔をしてくれたときは“仲よくなれるな”って思いました（笑）」と。また古畑から「すごくギャグのセンスが高くて、寒いときの撮影のときに肉まんをくれたんですけど、ちょっと冷めてて…。そしたら“ストーブに置いたら、また温かくなって食べられるんじゃない？”って言って置いたら丸焦げになっちゃったっていう…（笑）」と川口の意外な一面を明かした。
そんな和気あいあいな雰囲気の彼らを見て「絶対に入っていけないオーラがプンプン出てました（笑）。みなさんお若くて、僕と彼らの間に成人ひとり挟むぐらいの年齢差がありますから。“本当の先生と生徒の関係ってこういう感じかな”っていう感じで見守ってましたね」（戸次）とコメント。
また、2017年の抱負を聞かれると「一番大事だと思うので、今年はしっかり強くしていっぱいお仕事頑張りたいので、“健康”で」（川口）、「“生きる”。シンプルに生きようと思って！」（山﨑）、「言った事はちゃんとやろうと思って“首尾一貫”で」（上杉）、「挑戦」（松尾）、「一人旅！」（高橋）、「飛躍する！」（古畑）と発表していく中、戸次は「お酒で失敗することが多いので…」と「減酒」と掲げ、共演者から「大人な回答！」とツッコまれ会場は笑いに包まれた。
映画『一週間フレンズ。』は2月18日（土）より全国ロードショー！
出演：川口春奈／山﨑賢人／松尾太陽（超特急）／上杉柊平／高橋春織／古畑星夏／伊藤沙莉／甲本雅裕／国生さゆり／岡田圭右（ますだおかだ）／岩瀬 亮／戸次重幸
原作：葉月抹茶「一週間フレンズ。」（ガンガンコミックスJOKER／スクウェア・エニックス刊）
主題歌：「奏（かなで）for一週間フレンズ。」スキマスイッチ（AUGUSTA RECORDS）
監督：村上正典 脚本：泉澤陽子 音楽：やまだ豊
配給：松竹
公式サイト：ichifure.jp
©2017葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会