吉野北人の宮崎弁に一同「萌え~」『私がモテてどうすんだ』公開

映画
2020年07月11日

映画「私がモテてどうすんだ」

映画「私がモテてどうすんだ」公開記念舞台あいさつが無観客の会場で行われ、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、神尾楓珠、伊藤あさひ、山口乃々華(E-girls)、富田望生、奥野壮(男劇団 青山表参道X)、平沼紀久監督が参加。イベントの模様は、全国290館の劇場でライブビューイング中継された。

吉野は「ハッピーになれる楽しい作品になっています。ぜひハッピーな気持ちになっていただけたらうれしいです」とあいさつ。

神尾の番になると、始めは真面目なトーンであいさつしていたが、突然「盛り上がっていますかー!」と中継先の観客に向けて大声でコール&レスポンスをあおり、その様子にキャストたちも大盛り上がり。

続いて山口が「無事公開できたことも、皆とこうしてこの場に立てていることもうれしく思います」と話すと、富田が「こういった状況の中、作品が公開されるということで、あらためて公開を待つ作品は凛々しくて力強いものだと思いました。思い切り楽しんでいただきながら、ザワザワ、ムハムハとしていただけたらなと思います」と本作で演じたヒロイン・花依のコメントを引用して今の心情を語った。

伊藤は「楽しんでますか?」と中継先の観客たちに呼びかけると「聞こえてきますね。全国の皆さんにライブビューイングでお会いできてすごくうれしいです」と笑顔。

そして、丸刈りヘアで登場した奥野は「(撮影のため)髪はなくなりましたが、こんな状況の中公開できたこと、そして劇場に足を運んでくださった皆さんにありがとうと伝えたいです」と語った。

映画「私がモテてどうすんだ」

ここで、全国のスクリーンとライブ中継がつながっていることから、宮崎出身の吉野と大阪出身の奥野が方言であいさつをすることに。

吉野は宮崎弁を交えつつ「この作品を観たら絶対ハッピーになれるから」と語ると、キャストから「萌え~」とため息が。

ところがその後「少しでもみんなの支えになったらうれしいやねん」とまさかの大阪弁に。「なんか大阪弁になっちゃった」と焦る吉野がさらに「観てね」と続けると、神尾から「皆もう観てるんだよ!」とのツッコミが入った。

続いて奥野が「みんな映画見てくれた?楽しんでくれたやんな?この舞台あいさつもみんな楽しく見てくれたらええなって思ってます。ありがとう」と大阪弁で思いを伝えると、関東出身のキャストは「(方言)いいなあ」と羨望のまなざしを向けた。

次に、話題は映画の内容へ。キャスト全員で主題歌「私がモテてどうすんだ」を踊るシーンの撮影エピソードについて、吉野は「僕は一応ダンスをやっているので大丈夫でしたが、楓珠とか本番前まで焦ってましたね」と暴露。するとすかさず神尾は「あさひもだからな!」と伊藤を道連れに。伊藤は「巻き込むなよ」と言いながらも「俺らダンスリーダーとしてやってきたんで。一生懸命やらせていただきました」と笑いを誘った。

続いて、ダンスシーンで大変だったことについて聞かれると、神尾は「キレを出すのは無理なので、とにかく笑顔で頑張ろうという思いでやりました。あと、できるだけ前に立つ乃々華ちゃんに隠れるようにしました」と。

伊藤は「全部大変でした。振りが分からなくて横を見たくなるんですが、カメラ見て真っすぐ笑顔でやらなければならない、ということが難しかったです」と振り返った。

これを受け山口は「みんな完璧だったよ」とフォロー。奥野は「僕はずっとクラシックバレエをやっていたので、不得意な方ではなかったです」と答え、富田が「私はののちゃん(山口)がいるから安心でした。何かあったら教えてもらおうと思って。ののちゃんに振り入れしてもらった感じです」と明かすと、神尾から「ぜいたく!」との声が。山口が「みんなで集まって練習しましたよね」と当時を振り返ると、神尾は「実はそこで覚える気なんてなかったです(笑)。一回じゃ覚えられないから」と打ち明けた。

ここで、TikTokの映画公式アカウントで「#私モテチャレンジ」として主題歌に合わせて踊る“私モテダンス”を全員で踊ることに。

前半をリードして踊った山口は圧巻のキレキレダンスを披露し、他のキャストも笑顔で踊り切った。神尾は「今までで一番うまくできた」と自信満々。ダンスのコツについて聞かれると、「最初のポーズのところを完璧にしていれば踊っている風に見えると思います」(山口)、「コツは楽しむことです」(吉野)、「最後の腰振りがポイントです」(神尾)とそれぞれ答えました。

最後に吉野は「コロナウイルスで大変な状況が続きますが、不安な思いだったりストレスだったりを解き放っていただけるような作品になればと思っています。ぜひ何回でも観てハッピーな気持ちになっていただければと思います」と。

平沼監督は「キャスト・スタッフが原作大好きで、僕たちにしか出せない魅力は何かと試行錯誤しながら作った作品です。なので事前にコミックやアニメを見ていなくても楽しめる作品になっていると思います。ぜひ皆さんまた劇場に足を運んでいただければと思います」と呼びかけた。

映画情報

映画「私がモテてどうすんだ」
公開中

<キャスト>
吉野北人 神尾楓珠 山口乃々華(E-girls) 富田望生 伊藤あさひ 奥野壮(男劇団 青山表参道X)上原実矩 坂口涼太郎 水島麻理奈 ざわちん 中山咲月 優希美青 宮崎秋人 戸田菜穂

原作:ぢゅん子「私がモテてどうすんだ」(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:平沼紀久
脚本:吉川菜美/福田晶平 渡辺啓 上條大輔 平沼紀久
企画・配給:松竹

©2020『私がモテてどうすんだ』製作委員会 cぢゅん子/講談社