NITRODAY・小室ぺいの初登場シーンを解禁!「君が世界のはじまり」本編映像公開

映画
2020年08月07日

全国公開中の映画「君が世界のはじまり」より、本作で演技に初挑戦したNITRODAY・小室ぺいが初登場するシーンを収めた本編映像が解禁された。

本作は、ふくだももこ監督の原点となる短編小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築し、一本の映画にしたもの。脚本は「リンダリンダリンダ」「もらとりあむタマ子」などを手掛けた向井康介。「おいしい家族」以来、ふくだ監督と二度目のタッグとなる松本穂香が主演を務めた。

今回解禁されたのは、小室演じるナリヒラが初登場するシーン。旧講堂でひとり静かに涙を流していると、そこはえん(松本)と琴子(中田青渚)がよく授業をサボる場所だったことから、偶然ふたりに見られてしまう。その瞬間、これまで彼氏をとっかえひっかえしていた琴子はナリヒラに一目惚れ。そんな琴子の様子に驚き、目を見開くえんの姿が切り取られている。

この登場シーンはセリフこそ少ないが、劇中でナリヒラの存在を印象づける大事なシーンだ。初演技とは思えない堂々とした姿で芝居に挑んでおり、涙を流し佇むその姿からは、誰にも真似できない特有の雰囲気が漂っている。

雑誌のコラムを読んで興味を持ったというふくだ監督からの熱烈オファーで、ナリヒラ役を演じることになった小室。オファーを聞いた当時のことを「急にマネージャーから映画の話を聞いてビックリしました。ほんと『マジかぁ?!』って感じでしたね。でもその場にいたバンドのメンバーが映画出演に関して『いいんじゃない、やってみなよ!』と賛成してくれて、やってみたいと思うようになりました」と振り返った。

「すごく緊張して撮影前日は寝れませんでした」と語る一方、原作を読んだ時に一番共感した役がナリヒラだったそうで、自身がその役を演じると聞かされた時は「しっくりきた」と明かしている。

ふくだ監督はそんな小室のことを「撮影初日から、彼がまとっていた空気はナリヒラだった。天才ですね」と絶賛。今後、音楽業界からも、映画業界からも注目を集めるであろう彼の初演技に注目だ。

<動画>
『君が世界のはじまり』特別映像2

<作品情報>
「君が世界のはじまり」
テアトル新宿ほか大ヒット上映中

出演:松本穂香 中田青渚 片山友希 金子大地 甲斐翔真 小室ぺい 板橋駿谷 山中崇 正木佐和 森下能幸 江口のりこ 古舘寛治
原作・監督:ふくだももこ
脚本:向井康介

配給:バンダイナムコアーツ

<WEB>
公式サイト:https://kimiseka-movie.jp/

©2020『君が世界のはじまり』製作委員会