波瑠 主演「ホテルローヤル」予告編解禁!主題歌はLeola「白いページの中に」

映画
2020年08月21日

11月13日(金)に公開される波瑠主演映画「ホテルローヤル」の予告編が解禁。合わせて、主題歌がLeolaの「白いページの中に」となることも発表された。

累計発行部数90万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作を、「百円の恋」や「嘘八百」「全裸監督」の武正晴監督が映画化。北海道の釧路湿原を背に建つラブホテルを舞台に、波瑠演じる支配人の一人娘・雅代の目線を主軸に、“非日常”を求めてホテルを訪れる人々の切ない人間模様と人生の哀歓を描く。

今回の予告編では、跡取りとして家業であるホテルローヤルを手伝っている雅代(波瑠)や妻に愛想を尽かされた父(安田顕)、子育てと親の介護に追われる夫婦(正名僕蔵、内田慈)、行き場を失った女子高生と妻に裏切られた高校教師(伊藤沙莉、岡山天音)、雅代がほのかに恋心を抱くアダルトグッズの営業マン(松山ケンイチ)などホテルで働く人や訪れる人たちが登場。その人間模様を垣間見ることができる。

皆、どこか寂しさを抱え「非日常」を求めてホテルローヤルの扉を開く。雅代自身も「ずっと嫌だった。ラブホの娘ってからかわれて。巻き込まないでよ!」とラブホテルの跡取りであることに反発し、父親とのぎくしゃくした関係が伺えるシーンも。そんな中、ある日ホテルの一室で心中事件が起こり、雅代たちはマスコミの標的になってしまう。

「男も女も、体を使って遊ばなくちゃいけない時があると思ってきました」「セックスって、いいものですか?」という印象的なセリフからは、ホテルローヤルが、胸の内をさらけ出すことで身体だけでなく心まで優しく充たされる場所として存在していることが読み取れる。心の内側をあまり見せることのなかった雅代が予告のラストで見せる笑顔は、ホテルと共に人生を歩んできた彼女の新たな旅立ちを予感させるものだ。

なお、予告と同時に解禁となった主題歌は、これまでに様々な世代の歌手が歌い継いできた1978年発売の柴田まゆみの名曲「白いページの中に」。ノスタルジックなメロディに乗せて、現代を代表する女性アーティストLeolaによる優しい歌声が観客の心を掴むだろう。

2時間3,800円、裸の心が充たされる場所で起こる様々な人間模様を描いた映画「ホテルローヤル」は、11月13日(金)に全国公開される。

<動画>

映画「ホテルローヤル」予告編

<作品情報>

「ホテルローヤル」
2020年11月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

出演:
波瑠
松山ケンイチ
余貴美子 原扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音
正名僕蔵 内田慈 冨手麻妙 丞威 稲葉友
斎藤歩 友近 / 夏川結衣
安田顕

原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)
監督:武正晴
脚本:清水友佳子
音楽:富貴晴美
主題歌:Leola「白いページの中に」(Sony Music Labels Inc.)
製作幹事:メ〜テレ ファントム・フィルム
製作プロダクション:ダブ
配給・宣伝:ファントム・フィルム

<WEB>
公式サイト:https://www.phantom-film.com/hotelroyal/

©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会