上白石萌音・ウエンツ瑛士・仲里依紗・ミキが歌声を披露!「トロールズ」イベント開催

映画
2020年09月23日

10月2日(金)に全国公開となる映画「トロールズ ミュージック★パワー」。その完成披露イベントが9月21日(月・祝)に開催され、上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、ミキ(昴生・亜生)が登壇した。以下、オフィシャルレポートを掲載する。

「ボス・ベイビー」などのドリームワークス・アニメーションが贈る、未体験のミュージック・アドベンチャー「トロールズ ミュージック★パワー」。9月21日(月・祝)に完成披露イベントが開催され、主人公ポピー役を演じる上白石萌音、ポピーの親友・ブランチ役のウエンツ瑛士、ロック村の女王・バーブ役の仲里依紗、「クラシック・トロール」の指揮者・トロールツァルト役の昴生、「ポップ・トロール」の仲間であるクラウド・ガイ役の亜生が登壇した。

今回はコロナ対策により無観客での開催となったが、イベントの模様はLINE LIVEとYouTube Liveによって日本中へ配信。さらに、特別に招待された一部のファンをスクリーンへ投影し、画面越しに盛り上がるファンに見守られつつイベントはスタートした。

まず、最初の挨拶では上白石が「本当に底抜けにハッピーで明るくて、思わず踊っちゃうような映画が完成しました。早く皆さんに観ていただきたいなと思います。吹替えキャストの皆さんとも初めて全員で集まることができて、嬉しいです!」と喜びを語る。

ウエンツは「ブランチはポピーの親友という立ち位置なんですけど、(恋心もあって)少しもどかしさを覚えています。ポピーの目線で楽しんだり、ブランチの切なさも感じてもらいたいなと思います」と自身の役柄からの見どころをアピール。

続けて、「バーブはロックが大好きなキャラクターですが、私もロックが大好きなので、バーブを演じられて嬉しかったです」(仲)、「東京ドリーム、ようやく声優の道へ行くことができました!素晴らしい作品なので、早く皆さんに観ていただきたいです!」(昴生)、「僕は声優2回目いうことで、才能が爆発しています。オープニングから注目してほしいです。素敵な作品になりましたので、公開まで楽しみにお待ちください!」(亜生)と3人も挨拶した。

スクリーンに投影されたファンの姿を見た5人は、「うわーすごい!みんなー!4連休は楽しんでるー?」、「親子で観てくれている方もいるんですね、赤ちゃんもいる!」と驚きつつ、嬉しそうに手を振る姿も。

ポピー役を務めることになったときのことを、上白石は「本当に可愛くて、一瞬で大好きになりました。音楽も沢山登場する映画なので、歌えるんだ!とすごくわくわくしました。本国版でポピーの声を務めているアナ・ケンドリックさんが元々大好きなんですけど、吹替えができるなんて思ってもいなかったので、楽しみ半分、不安半分という感じでした」と懐かしげに振り返る。

ウエンツも「もちろんプレッシャーもありましたが、キャラクターとして萌音ちゃんと一緒に、声を重ねられる喜びがありました。キャラクターが本当に可愛くてしょうがないので、なんとかこの世界に溶け込めるように頑張りました」と奮闘していた様子。

上白石は「元々ウエンツさんとは、同じボイトレの先生に習っていたこともあり仲良くしていて、いつかご一緒できたらいいなと思っていたのですが、まさか歌まで一緒に歌えるなんて思わなかったです!」とウエンツとの共演に喜びのコメント。

真っ黒の衣装に、スタッズを髪の毛に編み込んだ見た目もバーブさながらの仲は「元々アニメーションが大好きですし、私服が派手な私ですが、カラフルな世界観のトロールズが大好きだったんです。歌を歌うのは緊張しましたけど、嬉しかったです」と明かす。

すると「仲さんが良いぞ、かっこいい!と見た人皆言うてたんですけど、本当にバーブと重なるんですよ!」(昴生)、「本当にかっこよすぎて、惚れ直しました!」(上白石)と絶賛の声があがったように、キャストの心も惹きつけたようだった。

今回、初めて吹替えに挑戦した昴生は「初めての声優ですし、こういう舞台挨拶のような場所も初めてで嬉しいです。アフレコは緊張感の中でやっていました。トロールツァルトを意識していたんですが、監督からの評価も良かったんです。そしたら『次は素の昴生さんの感じでやってみましょう』って言われたんですけどできなくて、僕が昴生を忘れてしまってたんです。その日は1日中トロールツァルトになりきっていました」と、憑依型俳優のような一面を見せる場面も。

一方、これまでにも声優経験のある亜生が「自分を捨てて台本を読むんじゃなくて、文字を完全に頭に入れるねん。なりきるじゃなくて、なる、のが大事やで!とアドバイスしました」と先輩風を吹かすと、「アクリル板がなかったら、しばいてましたね」と昴生から素早いツッコミが入り、会場は笑いに包まれていた。そんな亜生も「人気のキャラクターなので、プレッシャーでした。しっかり作品を観て、世界観を崩したらあかんと勉強しました」と真面目に取り組んだという。

また、それぞれ自分が演じたキャラクターと共感する部分を尋ねられると、上白石は「歌と踊りが好きすぎるのが、一緒だなと思います。音楽が鳴ったら踊っちゃうのも分かるし、歌唱シーンも楽しかったです」と、ポピーとシンクロするかのように役を務めあげたと語る。

ウエンツは「ブランチは優しいが故に、自分の意見を言えないんですけど、誰しもが自分の思っていることを言えない経験があると思うんです。でもブランチはポピーに対して、ちょっとずつ自分の気持ちを伝えようと頑張っていて、自分の意見を伝えるという大切さを、この作品で学びました」とコメント。

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