高良健吾・石橋静河・山下リオの出演決定!「あのこは貴族」2・26公開&特報解禁

映画
2020年09月24日

映画「あのこは貴族」の公開日が2月26日(金)に決定し、高良健吾・石橋静河・山下リオら追加キャストも発表された。併せて、3名と原作者の山内マリコよりコメントも到着。さらに、ティザービジュアルと特報映像も解禁となった。

都会の異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り拓く姿を描いた本作。監督は初のオリジナル長編作品「グッド・ストライプス」で、新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子。原作は、映像業界が注目する山内マリコによる同名小説だ。

主人公の箱入り娘・華子役は門脇麦、地方から上京し、自力で生きる美紀役は水原希子が演じる。さらに今回、追加キャストとして、奇しくも2人を繋ぐこととなる弁護士・幸一郎役に高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役に石橋静河、美紀の友人で同じ名門大学に入学する平田役に山下リオが決定。

そのほか、銀粉蝶、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、高橋ひとみ、津嘉山正種など、実力派俳優が集結した。20代後半から30代にかけて、息苦しさを抱える女性たちが軽やかに変化していく姿を、最後の青春譚として静かに紡いでゆく。

出演にあたり、高良は「当時、意識していたことを現場がアップしてから時間が経つにつれ、自分の中でより大きな意味を持っていることに驚いています。本当にいい経験をさせてもらいました。映画自体も時間がひとつのキーワードです」と、当時を振り返りながら作品を語る。

石橋は「今回、初めてプロのバイオリニストの役を演じることになり、短い期間でしたが猛特訓をして、肩がガチガチに凝りながらも、なんとか自分なりの精一杯を形にしました」と、役作りについてを明かした。

山下も「撮影中、岨手監督は、優しく背中を押し続けて下さいましたし、希子ちゃんとは、旧友のように居心地よくいさせて頂きました。あの一瞬一瞬が、すべて愛おしい時間です。ありのままの自分を抱きしめてあげたくなる映画になっているのでは」と、愛が伺えるコメントを寄せている。3名と原作者の山内からのコメント全文は、次ページを参照。

今回解禁された特報では、お見合いの末、幸一郎との結婚生活をスタートした華子だが、彼に「華子には夢なんかあるの?」と、結婚することのみにしか関心がなかったことを言い当てられてしまう。一方で、華子とは一見接点などなさそうな美紀だが、幸一郎と楽しげにパーティで過ごしている様子が…。

そして、美紀を偶然見かけた華子がタクシーを降り、自転車で通り過ぎる彼女を呼び止める瞬間までが切り取られている。2人がこの出会いをきっかけに、どのような決断をし、人生を切り拓くのか。その先の展開が楽しみになる映像だ。

また、同時に解禁されたティザービジュアルは、「ミッドサマー」「デッド・ドント・ダイ」などで知られるグラフィックデザイナーの大島依提亜、人気イラストレーターの塩川いづみがイラストを描き下ろしたもの。異なる階層に生き、身に纏うものが異なっていても、中身は同じ女性であると、シンプルな線で描くことで気づきを与えてくれるビジュアルとなっている。

<動画>

特報

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