吉沢亮主演最新作「AWAKE」本編映像解禁!棋士VSコンピュータから生まれた青春物語

映画
2020年12月21日

河瀨直美監督が審査員長を務め、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から栄えあるグランプリに選ばれた作品「AWAKE」が、12月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開。

2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢を諦めた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見いだし、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語。

主演に、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演を務める吉沢亮。共演に、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派・若葉竜也をはじめ、落合モトキ、寛 一 郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことらが顔をそろえた。脚本・監督を務める山田篤宏は、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた。40歳の俊英が本作で満を持して商業映画デビューを果たす。

このたび解禁されたのは、棋士VSコンピュータの世紀の対決を目前に、将棋ソフト「AWAKE」開発者の英一(吉沢亮)と、その「AWAKE」に挑戦する棋士の陸(若葉竜也)が、一心不乱にコンピュータと向き合うシーン。人間対AIの禁断ともいえる対決に世間の注目が集まり、インタビューに応じる陸。記者の中島(寛 一 郎)から、対戦相手のプログラム開発者が奨励会時代の同期であることについて聞かれた陸は、少し間を置きながらも「特に意識はしてません。僕が戦うのは、あくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静に答える。いっぽう、「AWAKE」をもっと強くしようと、昼夜を問わずソースコードを打ち込み続ける英一。プロの道を諦めるきっかけとなったかつてのライバル・陸との再戦を果たすことになった英一のその胸の内は…。

「絶対に人間が勝つ」「機械の計算より人間の直感の方が優れてる」と棋士の勝利を信じる者もいれば、「でもレーティングはコンピュータの方が上」「人間の直感が仇になったら?」と緻密で正確なAIの優位性を主張する者も。そんな世間の盛り上がりとは裏腹に、事前に研究用に貸し出された「AWAKE」を相手に対局を重ねるも1勝もできない陸は次第に危機感を募らせていく…。それぞれの青春を懸けて、プログラム開発者と棋士になった英一と陸。かつてライバルだった2人の対決の果てに待つ、勝敗を超えた結末とは―。

映画「AWAKE」は12月25日(金)公開。

<STAFF&CAST>
監督・脚本:山田篤宏
出演:吉沢亮、若葉竜也/落合モトキ、寛 一 郎/馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まこと

©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

公式HP:awake-film.com