岩本照「スーパーロングランやりたい!」「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」

映画
2020年12月18日

現在全国200館に増え、興行収入11億円突破の大ヒット上映中「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」。本作の大ヒットを祝してSnow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が「大ヒット御礼!!感謝祭イベント」に登場。

公開から2週間が経過し、リピーターも続出しているということを聞いた岩本は「僕たちの盛り上げたい気持ちと、その期待に応えてくださって劇場に足を運んでくださった皆さんのおかげです。このまま終わらなきゃいいのに。ずっと上映していてほしいですね。スーパーロングランやりたいね!」と公開後の喜びを語った。

今回、本作に出演しているジャニーズJr.やスタッフ関係者に緊急アンケートを実施し、内容に踏み込んだ質問にSnow Manが回答するという公開後だからこそのならでは企画を実施。アンケートの内容は「Snow Man の第一印象」「撮影中の Snow Man とのエピソード」「私しか知らない撮影中の Snow Man の秘密」「Snow Manに相談したい(聞いてみたいこと)」の4問。

まず「Snow Man の第一印象」については【なんでもこなす人たち!アクロバット!!(インパクターズ・佐藤新)、初めは怖い先輩でした。今はお兄さんたちです。(インパクターズ・基俊介)、9人の仲がとても良い印象です。悩みがあった時も、誰かがフォローするような、それぞれ家族のような役割があったりするのかなと思いました。(プロデューサー・チーム)】と、怖いけれど実は頼れるアニキといった印象や仲の良さが際立つ印象で、深澤は「最初はSnow Man怖いって言われるけど、知れば知るほど優しいチームなのにね(笑)」とひと言。MCから、「例えば誰かが悩んでいる時は慰める係がいたり家族的な役割があったりするのか?」と聞かれると、佐久間は「康二は誰かが悩んでいる時も寄り添ったりして人の感情の起伏を読むのが上手」と明かした。深澤は「佐久間はペットで、めめ(目黒)は長男、お母さんはオレか。お父さんはラウール(笑)。俺とラウールが結婚してるのよ、それで産まれるのがめめ。いい子生まれたわ! よく俺から生まれたな(笑)」とコメントし一同から総ツッコミが。結局お父さんは岩本ということに。

次は「撮影中の Snow Man とのエピソード」というお題。【宮舘君は、カメラが回っていない時も役に入り込んでいてカッコいいなと思った】と宮舘の撮影裏での立ち居振る舞いを見ていたインパクターズ・横原悠毅からの回答に宮舘は「常にONの状態、起きた時からスイッチONです」と答えると、佐久間が「確かに自粛中に舘様にテレビ電話かけると、その時から舘様でしたね(笑)」と自粛期間中のエピソードを披露。続けて宮舘は「演じた徳俵は眉毛の形に特徴がある。眉毛を作るとスイッチが入ります」と時代劇パートで演じた徳俵の“眉毛”がスイッチになっていると説明。 また【殺陣が見せ場の「九剣士(きゅうけんし)の時、佐久間君がガスの力で飛ぶジャンプ台を使うのですが、アクロバットでは右に出るものがいない佐久間君が怖い、と言っていて佐久間君にも怖いものがあるのか…と驚きました。その後数回練習をやっただけで、本番は難なくこなされていてカッコ良かったです。(インパクターズ・鈴木大河)】と抜群の身体能力を誇る佐久間についての回答に、佐久間は「最初アクロバットやるのってめっちゃ怖いんだよ。でも練習して、本番は一発撮りでがっつり決めてやったね。アクロバットは恐怖に勝つか勝たないかだけなんでね」と秘訣を語りました。極めつけはプロデューサー・チームからの【深澤さんの提案で、当初、台本にも撮影スケジュールにもなかった鼠小僧版「Crazy F-R-E-S-H Beat」を急遽、一発本番ワンカットで撮影。それぞれのキャラクターで細かい芝居を入れながら踊られていたのがとても印象的です】というコメント。当時の状況を聞かれた深澤は「ふっと降りてきたの。あれはもともとなかったんです。スケジュールを見て、メンバーも衣装を着ていて、でも『時間に間があってもったいない』って滝沢監督と話していて、僕が『じゃあ踊ればよくないですか?』ってぼそっと言ったら監督が『いいね』って話の流れであのシーンになりました」と深澤発信のアイデアであること明かすと、知らなかったメンバーたちもいて、「そうだったんだ!」と初めて知る事実に驚きの声が上がっていた。

【五右衛門ZEROで、舞台では、やってなかった殺陣の手が増えた時に、照君が嫌な顔をせず、何度も練習に付き合ってくれました。「もう一回やる?」という言葉がとても優しかったです。(インパクターズ・鈴木)】と後輩からの熱いメッセージに岩本は「普段やらないことを急にやるのは慣れてないから大変。次失敗したらやばいかもっていうプレッシャーもすごかったと思うから、彼らもよくこちらに付き合ってくれて良かったなって思いますね」と後輩思いのコメント。「なんか、岩本君ばっかり得してない? これから僕たちにもすてきなコメントが来るのかな?」と向井君がぼやき始めると、「私しか知らない撮影中の Snow Man の秘密」の質問で【休憩時間、照君の近くに虫が飛び回っていて、照君が泣きそうな目で僕に助けを求めてきました。普段の照君とのギャップがすごかったです。(インパクターズ・影山拓也)】という思わぬ暴露をされた岩本。「虫はきびぃ(笑)。最近もっとだめになった。目が合った感じがして…それでも、この虫にも家族がいると思うと払うことができなくなってきて」と先ほどのコメントとは裏腹なか弱い一面も。それを聞いた向井は、「また、そんな一面があることで好感度上がるわ~」と再びぼやくと、いよいよ向井へターンに。

【撮影で、朝早い日が続きました。そのため毎日、向井君にモーニングコールをして起こしていました。(インパクターズ・椿泰我)】と後輩に毎朝起こしてもらっていたことを暴露され「そうゆう話はいらんねん!! 朝遅刻しちゃうでしょ? 起きれないのよ、撮影が朝早くて。朝起こしてもらってましたね。『明日電話して頼むわぁ』って(笑)」との弁明に会場も大爆笑。

「Snow Man に相談したい(聞いてみたいこと)」では【傍目から見ると、腹筋太鼓が一番きつそうに見えますが、実はそうでもなかったりしますか? 実際演じていて、一番ハードなのはどのパートですか? 】というスタッフからの質問に目黒は「いや、腹筋太鼓はきついですよ…僕と佐久間君と康二はメカ太鼓をやっていて、回るから腹筋に力を入れても上半身が遠心力で持っていかれて…きつかったよね…」と3人乗りのメカ太鼓は、見た目どおり大変なことを告白。それに対して阿部は「精神的にくると思ったのは歌舞伎パート。衣装が重い人もいたりして、指先までの意識しなくちゃいけないから。あとはインパクターズのみんなは殺陣のパートで、僕らは自分たちのパートだけでいいんだけど、僕らに切ってかかる時は僕らに合った切られ方があるから、それぞれ覚えなくてはいけなくて大変だったと思う。ありがとうね」と殺陣のパートで奮闘してくれた後輩へ労いのコメントを。

【もし、もう一度映画化!となったら今度はどんな演目がやってみたいですか? (製作部スタッフ)】という問いに答えたのはラウール。「やっぱり背筋しながら太鼓を叩く“背筋太鼓”(笑)。滝沢君も『良いね』ってなりますよ。それか“けん玉太鼓”。腹筋太鼓した後に大皿に乗せれるか」と笑顔でコメントしメンバーからツッコミが入るひと幕も。

最後は【僕らはグループとして歩き出したばかりです。他のグループより頭一つ抜き出すためには何が必要ですか?(インパクターズ・横原)】と後輩ならではの悩みに渡辺は「インパクターズの質問全部NGなんですよ(笑)」と笑いを誘いつつも「そもそも、僕たちが頭一つ抜けてないんですよ。なので、まだアドバイスできることがない。言葉でいう感じでもないし、僕らも先輩の行動を見て目で盗んだので、背中見てって感じです」と熱いアドバイスが送られた。

最後に、「皆さんのおかげで大ヒットと呼ばれる作品になりました。とてもうれしいです、ありがとうございます!」とラウールが全国のファンへあいさつ。続いて岩本は「2~3回と何回でも見ていただきたいです。いろんな人に良い形で伝染していってほしいです。皆さんのおかげで大ヒットという記録になっています。ここで終わらずに、もっと一緒に盛り上げていっていただけたら。よろしくお願いします!」と力強く感謝伝えた。

映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」は全国公開中