「なんと表現したらよいか分からない」松坂桃李が日本語話さない日本語吹き替え挑戦!

映画
2021年01月14日

全世界を熱狂させた日本発の大ヒットゲームシリーズ、待望のハリウッド実写映画化「モンスターハンター」が3月26日(金)に公開。映画「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソンが監督を、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務め、映画「バイオハザード」シリーズに続く最強タッグが再び実現した。このたび、松坂桃李がミラ・ジョヴォヴィッチのバディ、ハンター役として日本語を一切話さない、日本語吹き替えを担当することが決定した。

松坂桃李が本作で挑戦するのは、“日本語を一切話さない日本語吹き替え版”声優。松坂が演じるのはモンスターの狩猟を生業とするハンター(トニー・ジャー)。異世界からやってきたアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のバディとして、共に超巨大モンスターに立ち向かうという重要な役どころ。豪快かつ迫力のアクションシーンも盛りだくさんで、全編通して活躍するメインキャラクター。だが、この役柄にはせりふに関して「ある特殊設定」があり、ハンターは、我々の世界中のどこにもない言語=「モンハン世界のオリジナル言語」を話している。

前代未聞の役に臨んだ松坂は「なんと表現したらよいか分からない不思議な言語のせりふで(笑)、どういうアプローチで、どういう引き出しを開ければいいのか…。台本読ませていただいたら、一体これは何語をしゃべっとるんじゃ? トニー・ジャーは何て言っとるんじゃ?(笑)」とギャグの1つも言いたくなるほど戸惑いを隠せなかった様子。実際に本編のシナリオにはトニー・ジャーのせりふは書かれておらず、トニーは撮影現場で全編アドリブで話していたという。

実際にアフレコがスタートすると、松坂はモンハン言語を自在に操り、まるでハンターのキャラクターが憑依したかのような、まさに“モンスター級”の熱演を披露。松坂は「自分のようなゲームのモンハンファンも楽しめるように細部まで作り込まれており、監督のモンハン愛を感じるし、一方でゲームをプレーしたことのない人やモンハンを全然知らない人でも楽しめるようなエンターテインメント映画に仕上がっている」と語る。

さらに、脇を固める声優陣も解禁に。アルテミス役には本田貴子、団長役には大塚明夫、リンク役に杉田智和、マーシャル役に宮野真守、ダッシュ役に井上麻里奈、スティーラー役に中村悠一、アックス役に花江夏樹と豪華なキャスティングが実現した。

<本田貴子(アルテミス役)コメント>
開始数秒で心をつかまれました! ゲーム「モンスターハンター」のいちファン、プレーヤーとしてこんなうれしいオファーはありません。ミラと共にリアルな狩りを体験させてもらいました。彼女がモンスター相手にどんな魅力的な闘いを繰り広げるのか、皆さま楽しみに公開をお待ちください。

<松坂桃李(ハンター役)コメント>
今回、吹き替え版声優をやらせていただくに当たって、これほどまでにモンハンをやっていてよかったと思ったことはありません。通常のアフレコの時とは違い、自分自身がプレーヤーとしてファンタジーな世界に入り込んだような感覚になりました。そうそうたる声優の方々の中で自分が参加させていただくというのは、おそれ多かったです。全身全霊を込めて精いっぱいやらなければならない、と自らプレッシャーを課していました。ただ、なんと表現したらよいか分からない不思議な言語のせりふで、非常に戸惑いましたが楽しく収録に参加することができました。映像のクオリティーが高くゲームの世界観を存分に体現しているだけでなく、アクションなどのスピード感もとても気持ち良い作品です。モンハンプレーヤーの方に限らず、広く楽しんでいただけると思います。

<大塚明夫(大団長役)コメント>
ついに来ましたモンスターハンター!! ずいぶんとモンハンやらせていただきましたので
すんなりと世界に溶け込めました。自分でプレーしなくとも大画面で楽しめる! この機会を皆さまどうかお見逃しなく!

<杉田智和(リンク役)コメント>
モンスターハンターの要は協力プレーです。ソロ用の村クエストや素材の準備をいかに自然にやり込んでおくか、というのが自分に課す最低限の配慮です。今回の映画に関しても、それは変わりません。

<宮野真守(マーシャル役)コメント>
出演のオファーを頂いた時は、「きた!」「よっしゃーーー!」と思いました(笑)。何を隠そう、モンハンの大ファンだからです! 昔からずっとプレーしてきたモンハンが映画化すると言うだけでも大興奮なのに、まさか声の出演をさせていただけることになるなんて幸せです! 本編を見て、まさに! あの! なじみのモンスターたちが、映画の中にそのまま現れてる姿に、大感動いたしました! ぜひ皆さまも劇場で、この興奮を味わっていただきたいです!

<井上麻里奈(ダッシュ役)コメント>
まさか自分がモンスターハンターの映画に声の出演ができるとは思っていなかったのでオファーを頂いた時は驚きましたし、とても光栄でした。作品の中で原作ゲームに出てくるモンスターが出てくるとやはり胸が熱くなりましたし、モンスターの生態系や動作など、しっかりと設定が練られているところに感動しました。ファンの皆さんがうれしくなる映画だと思います!

<中村悠一(スティーラー役)コメント>
ゲームを遊んできた身としては、今回の「映画 モンスターハンター」に対して期待と不安が1つあった。「ゲームの世界を実写でどこまで表現できているか」。ゲーム内にきちんとした生態系を作り上げるほどの『モンハン』、ただのエネミーではないモンスターの表現にも注目してしまう。果たしてその答えは…。結果その思いは杞憂に終わり、冒頭から登場するある有名モンスターを見ただけで思わず唸る。ポール監督やるじゃねえか!

<花江夏樹(アックス役)コメント>
シリーズを昔からプレーしているので映画化の話題になった時は驚きましたが、まさか自分が吹き替えで出演できるとは思わずオファーを頂いた時はうれしかったです。ゲームに登場するモンスターが大迫力で登場するのがとても熱くて興奮しました。そんな中僕が演じるアックスはハンターとは関係のない人間…? 怒涛の展開を楽しんでいただければと思います! よろしくお願い致します!

(L-R) “”ARTEMIS”” (Milla Jovovich) and “”HUNTER”” (Tony Jaa) on set in Screen Gems and Constantin Films’ MONSTER HUNTER.

映画「モンスターハンター」は3月26日(金)より全国公開

公式サイト:monsterhunter-movie.jp

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