岩田剛典「物語の根底にある“愛”や“絆”を感じて」映画「名も無き世界のエンドロール」大ヒット祈願イベント

映画
2021年01月20日

岩田剛典主演映画「名も無き世界のエンドロール」が1月29日(金)より全国公開。公開を直前に控え、主演の岩田をはじめ、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場して、“絆結び”大ヒット祈願イベントを東京・神田明神で行った。

本作の大ヒット祈願し、また、神田明神が縁結びのご利益もあることから本作が多くの方と良縁に結ばれることを願い祈祷を行った岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督。岩田が登壇者を代表し、どんな思いで祈祷をしてきたを漢字1文字に表し書をしたためることに。思いを込めて書き上げたのは「絆」のひと文字。「絆」にした理由を、「キャスト・スタッフ含めてみんなで決めたんですが、作品のテーマが“大切な人とのつながり”なのでこれしかないだろうと満場一致で決まりました」と明かした。

岩田が書き下ろした「絆」に絡めて“絆”と“縁”についての話題に。中村が「実は、佐藤祐市監督とはこの撮影の後すぐTBSドラマの『危険なビーナス』の現場でも一緒だったんです。“縁”を感じましたね」と話し、それに対して、佐藤監督は「(この現場で難しい役を乗り越えてくれたので)全幅の信頼をおいて現場に入れました」と振り返った。

新型コロナウイルスの影響でなかなか会いたい人に会えず、コミュニケーションが取りづらい状況の中、絆を感じるために意識していることがあるかというMCからの質問に対して、山田は離れて暮らす両親へ「毎日電話はするんですけど、帰省はできないのでちょっといい果物やお肉を取り寄せて送ったりしていました。おいしいものを食べて楽しんでもらえたらと思って」と家族思いのエピソードを披露すると、佐藤監督が思わず「いい子ですね!」と心の声が漏れるひと幕も。

新田は「僕は、電話ではなくテレビ電話をします。でも、(親友から)やめてくれと言われているんです(笑)。だから気安くテレビ電話はしないようにしましょう」と呼びかけて会場に笑いを誘うと「実は、ハミガキをしながらテレビ電話をするんですよ」と明かし「そりゃ嫌がられるよ(笑)」と皆からツッコまれ、さらに笑いが起こった。

岩田は、「会いたいタイミングで会えないからこそ久しぶりの人と連絡をすることが増えた」と中学の同窓会をリモートで行ったエピソードを披露。「これだけ時間がたつと、太った人や見た目変わっちゃったな~と思うこともあるし、職業や環境も違ってくるけど、いざ話し始めると当日のままで話しができて、関係値は時間がたっても変わらないのだと気づきました」と振り返る。

最後に、佐藤監督が「いろんな宣伝文句が飛び交っているけど、劇場では頭を真っ白にして見ていただきたいです! そうすれば、キャストたちの熱い思いを感じていただけると思います!」と話し、岩田は「公開まであと10日。監督同様に頭を真っ白にして見ていただきたいですし、物語の根底にある“愛”や“絆”を感じてほしい」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

映画「名も無き世界のエンドロール」は1月29日(金)より全国公開。
『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』は映像配信サービス・dTVで1月29日(金)より【全3話】独占配信

©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会