サイコな殺人犯と“恐怖の鬼ごっこ” 韓国スリラー「殺人鬼から逃げる夜」本編映像解禁

映画
2021年09月09日
©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.
©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.

9月24日(金)に公開される映画「殺人鬼から逃げる夜」より、本編映像が解禁された。

6月30日に公開された韓国では絶賛の声が相次ぎ、8月に開催された第25回ファンタジア国際映画祭では、長編アジア映画の観客賞(銀賞)を受賞するなど海外で話題を集めている本作。監督、脚本は、これがデビュー作となる韓国映画界の新鋭クォン・オスン。

主演は、韓国最大の企業・サムスングループのエリート社員を辞めて報道記者となり、俳優へと転身を果たした異色の経歴を持つチン・ギジュ。耳が不自由な目撃者・ギョンミを演じ、恐怖に追い詰められながら、愛する家族を守るために殺人鬼に立ち向かい、命がけの鬼ごっこを繰り広げるパワフルな女性を好演している。

警察すらも手玉にとるスマートな表の顔と、殺人衝動を抑えきれない狂気をはらんだ裏の顔を巧みに操る異色の連続殺人鬼・ドシク役には、韓国ホラー歴代2位の大ヒットを記録した「コンジアム」で、第39回青龍映画賞新人男優賞を受賞し、今最も注目されているウィ・ハジュンが抜てき。その他、パク・フン、キル・ヘヨンら、韓国映画界の新時代を担う若手キャスト・スタッフに加えて、実力派トップ俳優が集まった傑作スリラー映画が誕生した。

解禁されたのは、本作の中でも随一と言っていいほど強烈&最恐のインパクトを誇る1シーンの本編映像。殺人鬼・ドシクが、執拗にギョンミを狙って襲いかかる強烈な場面となっている。扉の外で何かが起きているか探るため、自室のドアに近づき手を当てて物音の振動を確かめるギョンミ。その瞬間に、ドアに斧が突き刺さる。ドアを斧で突き破る様子も異常な恐怖を感じるが、壊れたドアの隙間から顔を出し、冷静なトーンで語りかける「一言」には戦慄が走る。

サイコパスな殺人鬼・ドシクを演じたウィ・ハジュンは、名作ホラーとして愛され続ける映画「シャイニング」にオマージュを捧げるこのシーンを、本作の最も恐ろしいシーンであると明かし、「ドシクは彼女をただ単に殺そうとはせず、極限の恐怖に追い詰め、その状況をまるでゲームでもしているかのように楽しんでいる。背筋が凍るようなドシクの殺人ゲームが最高潮に達した瞬間という意味で、最も恐ろしいシーンではないかと思う」と撮影を振り返っている。

映像内では、窮地から逃れようと勇気を出して窓から逃げるギョンミの姿が描かれるが、髪を捕まれ、絶体絶命の大ピンチに陥ってしまう。しかし、そんな状況でも諦めず機転を利かせ、逆にドシクを引きずり落とそうと試みる、ギョンミのパワフルな姿がたくましい。命を懸けた“追いかけっこ”で高揚した様子でギョンミを追いかけるドシクの姿は、まさに殺人ゲームを楽しむサイコパスそのもの。果たして、真夜中の街を疾走し、必死に逃げるギョンミの運命は…。

映画「殺人鬼から逃げる夜」本編映像

作品情報

「殺人鬼から逃げる夜」
2021年9月24日(金)公開

公式サイト:gaga.ne.jp/satujinki/

©2021 peppermint&company & CJ ENM All Rights Reserved.

この記事の写真