イギリス映画界の名匠ケン・ローチの長編デビュー作「夜空に星のあるように」リバイバル公開決定

映画
2021年10月15日
©1967 STUDIOCANAL FILMS LTD.

イギリス映画界の名匠ケン・ローチ監督の長編デビュー作「夜空に星のあるように」が、1967年の日本公開から53年の時を経て、12月17日(金)より全国で順次リバイバル公開されることが決定し、特報映像が解禁された。

2000年代に入り「麦の穂をゆらす風」(06)、「わたしは、ダニエル・ブレイク」(16)の2作品がパルムドール(最高賞)を受賞。80歳をこえてなお、新作を発表しているケン・ローチは、格差社会、貧困、人種差別といった社会問題を取り上げ、労働者階級やときに第3世界からの移民たちに寄り添った映画を撮り続けている稀有な映画監督だ。

ケン・ローチ監督の長編映画デビュー作となる本作は、既にその一貫した視点やプロ、アマ問わないキャスティング、ロケ撮影中心、大胆なシーンの省略、即興性等、監督のその後の映画に見られる特徴が顕著に表れている。

ロンドンの労働者階級に生まれた18歳のジョイが、夢と現実のはざまで揺れ動きながら生き抜いていく姿は、21世紀の世界に生きる私たちにも鮮烈な印象を残し、深い感銘を与える。

主演は、本作でカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭主演女優賞を受賞したキャロル・ホワイトと「コレクター」(63)でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞後、「プリシラ」(94)、「スター・ウォーズ エピソード1」(99)などアート系作品からハリウッド大作まで華麗なるキャリアを誇る名優テレンス・スタンプ。

また、イギリス・フォーク・ロック界の巨人ドノヴァンによる音楽が、60年代後半に生きるロンドンの労働者階級の生活を美しく彩っているのも魅力のひとつだ。

解禁された特報では、ジョイ(キャロル・ホワイト)と幼い子にデイヴ(テレンス・スタンプ)がドノヴァンの楽曲「Colours」を歌うシーンが抜き出されている。

「夜空に星のあるように」特報

作品情報

「夜空に星のあるように」
2021年12月17日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

監督・脚本:ケン・ローチ
原作・脚本:ネル・ダン
製作:ジョセフ・ジャンニ
製作協力:エドワード・ジョセフ
撮影:ブライアン・プロビン
編集:ロイ・ワッツ
音楽:ドノヴァン

出演:キャロル・ホワイト、テレンス・スタンプ、ジョン・ビンドン、クイーニ・ワッツ、ケイト・ウィリアムス
提供:キングレコード
配給:コピアポア・フィルム

公式HP:yozoranihoshi.com

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