阿部サダヲが“連続殺人鬼”を怪演、岡田健史に狂気のささやき 映画「死刑にいたる病」本編映像初解禁

映画
2022年01月06日
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

阿部サダヲと岡田健史がW主演、白石和彌が監督を務める映画「死刑にいたる病」(2022年5月公開)より、特報映像が解禁された。

本作は、櫛木理宇が「チェインドッグ」のタイトルで発表し、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された小説を映画化。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。

24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン店を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――。

本編映像初解禁となる特報では、世間を震撼させた連続殺人鬼・榛村を演じる阿部と、榛村から届いた1通の冤罪証明依頼に挑む大学生・雅也を演じる岡田の、拘置所での息の詰まるようなやりとりが描かれる。

24人の尊い命を奪った連続殺人鬼とは思えぬ清潔感のある佇まいや穏やかな口ぶりとは裏腹に、その表情やしぐさにただならぬ狂気を垣間見せる榛村。彼の不気味なほどに整った手紙の筆致や、表情のアップなどから底知れぬ闇を感じさせる。

対する雅也は突然届いた1通の手紙を読み、拘置所で対面した榛村の話を食い入るように聞き、彼が冤罪だと主張する事件の真相に迫るため、雨に打たれずぶ濡れになりながら奔走。さらに、水に浮かぶ血の付いた爪、そして土砂降りの雨の中、血まみれで何者かに足を引きずられながら悲痛な叫び声を上げる女性の姿も映し出されている。

「死刑にいたる病」特報映像

作品情報

「死刑にいたる病」
2022年5月全国公開

出演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂
監督:白石和彌
脚本:高田亮
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」(ハヤカワ文庫刊)
配給:クロックワークス

公式HP:https://siy-movie.com/
公式Twitter:@SIYmovie

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

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