宮沢氷魚、声優初挑戦!橋本愛、蒔田彩珠がヒロイン役で出演「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」

映画
2022年06月28日
声優を務める宮沢氷魚、橋本愛、蒔田彩珠

2022年10月7日(金)に2作同日公開される乙野四方字原作小説の「僕が愛したすべての君へ」と「君を愛したひとりの僕へ」の声優が、宮沢氷魚、橋本愛、蒔田彩珠に決定した。

原作は、2016年6月に刊行された乙野四方字の小説「僕が愛したすべての君へ」、「君を愛したひとりの僕へ」(ハヤカワ文庫刊)。“並行世界”を行き来することができる世界の同じ名前の2人の少年が、それぞれの世界で1人の少女と恋に落ちるラブストーリー。2つの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っている、そんな斬新な設定がTikTokで紹介され話題となり、原作は累計発行部数30万部を突破。

「僕が愛したすべての君へ」は、松本淳監督、タツノコプロ内の新スタジオレーベルBAKKEN RECORDが制作。「君を愛したひとりの僕へ」は、カサヰケンイチ監督、制作をトムス・エンタテインメントが担当。2022年10月7日(金)に2作同日公開される。

「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」で声優を務める宮沢氷魚 ©2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

そんな「僕愛」「君愛」の世界での主人公である暦を1人二役で演じるのは、本作が“声優初挑戦”となる宮沢氷魚。初主演映画「his」で数々の映画賞を受賞、映画「騙し絵の牙」や現在放送中のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』をはじめ、多くの話題作への出演や、「MENʼS NON-NO」の専属モデルとしても活躍。また、今年3月に開催された第45回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞した。その宮沢が今回アニメ声優初挑戦するのは、2つの世界にいる同じ名前の暦という少年の役。宮沢は「原作も脚本も気づけば何度も読み返すほど面白かった」と本作の魅力を話し、初挑戦のアフレコを終えてみて「まず、最初に驚いたのは、映像に合わせてせりふを言うことの難しさです。普段、アニメを観ているときにはその難しさや大変さに全く気づかなかったので、声優さんのすごさをあらためて知った気がします」と語った。

「僕が愛したすべての君へ」で声優を務める橋本愛 ©2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

「僕君」で暦と恋仲になるヒロイン・和音を演じるのは橋本愛。映画「桐島、部活やめるってよ」「リトルフォレスト」シリーズ、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』、NHK大河ドラマ『西郷どん』、『青天を衝け』などに出演する実力派女優。アニメ作品への出演経験もある橋本だったが、「初めてではないのですが、アニメーション映画の声のお仕事をずっとやりたかったので、『夢がかなった!』という気持ちになりました。本当にありがたい、と思うと同時に、緊張もかなりしましたし、いろんな世界の和音の心を理解して、体に入れる作業は新鮮でした」と語った。

「君を愛したひとりの僕へ」で声優を務める蒔田彩珠 ©2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

いっぽう、「君愛」で暦と恋仲になるヒロイン・栞を演じるのは蒔田彩珠。「万引き家族」「朝が来る」などで頭角を表し、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』や、ドラマ『妻、小学生になる。』などで存在感を放つ若手演技派女優。2度目の声優挑戦となった蒔田だが、「また違う作品をやってみたいと思っていたのでとてもうれしかったです。その時は小学生役だったので、大人の役もやってみたいという気持ちもあって、アフレコが始まるのを楽しみにしていました。暦役の宮沢さんと掛け合いができたので、感情の入れ方などは自然に調節することができました」と語った。宮沢、橋本、蒔田のコメント全文は次ページに掲載。

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