神木隆之介主演「大名倒産」主題歌はGReeeeN「WONDERFUL」に決定!本予告&本ビジュアルも公開

映画
2023年03月07日
© 2023映画『大名倒産』製作委員会

神木隆之介主演の映画「大名倒産」(2023年6月23日(金)公開)より、本予告&本ビジュアルが解禁され、主題歌がGReeeeNの書き下ろし「WONDERFUL」に決定。GReeeeN、監督・プロデューサー、さらに原作者・浅田次郎からのコメントも到着した。

本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎の傑作時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)を実写映画化。「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「老後の資金がありません!」「そして、バトンは渡された」など、立て続けにヒット作を生み出し続ける前田哲監督が時代劇に初挑戦する。脚本は、映画「七つの会議」や『半沢直樹』の丑尾健太郎と、『特捜9 season2~4』『下町ロケット』の稲葉一広による共同脚本となる。

ある日突然、徳川家康の子孫だと⾔われて、越後丹生山藩・第十三代藩主となる青年・松平小四郎(神木隆之介)。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、丹生山藩は25万両、現在の価値で借金100億円を抱える、ワケあり藩だった。

時代劇初主演となる神木は、殿になったと思ったらいきなり借金100億を背負わされる、“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。ほかにも、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮﨑あおい、浅野忠信、佐藤浩市など、日本映画界を代表する豪華キャストが集結した。

© 2023映画『大名倒産』製作委員会

解禁された本予告では、庶民からいきなり若殿(プリンス)になった小四郎が、実は藩に100億の借金があり、返済できなければ自分が切腹させられることを知らされ「ええ~!?」と驚がくする様子が映し出される。

そんな中、先代の殿であり実の父でもある一狐斎(佐藤浩市)から藩を任された小四郎は、借金返済大作戦を開始。幼なじみのさよ(杉咲花)や家来の平八郎(浅野忠信)らと共に、リサイクルやシェアハウスなど、現代社会にも通じる究極の節約術で藩の財政にテコ入れをする。

一方その裏では、一狐斎が何やら怪しげな密会に参加。小四郎に藩を任せたはずが「あやつは倅(せがれ)ではない、捨て石にすぎん」と言い放つ一狐斎。果たしてその真意とは。

絶体絶命のピンチに見舞われながらも、諦めずに藩を救おうとする小四郎を神木が表情豊かに演じ、また小四郎を支える個性的で愉快な仲間たちを、超豪華俳優陣がコミカルに演じている。主題歌に決定したGReeeeNの「WONDERFUL」も、彼らの奮闘を応援するような爽快感あふれる楽曲で、テンションMAXの予告編に仕上がった。

今回、前田監督は「主題歌は日本の未来を担う若者へのエールにしたい」という思いを込めてGReeeeNに楽曲を依頼。本作の主人公・小四郎が民や仲間たちを救うため奔走するように、少しずつでもいいから社会を変えていこうよ、というメッセージを受け取ったGReeeeNも「誰かと進むために1歩踏み出す『1人目になる勇気』を。さらに、そのバトンをつなぐ『2人目を信じる気持ち』を。そんな思いをこの『WONDERFUL』に込めました」とコメント。

独特な歌詞と軽快なメロディで歌われる楽曲は「ぜひ映画館でワンダフルな体験を!」と石塚慶生プロデューサーが太鼓判を押すほど、作品とマッチしてハッピーな気持ちを届けてくれる。なお、劇中の音楽はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』や映画「花束みたいな恋をした」「犬王」など数多くの映像作品の音楽を手掛ける大友良英が担当。

さらに原作者・浅田は「私の書いた夢物語が、こんなにも楽しい映画に生まれ変わるとは。笑いは癒やします。笑いは救います。貧乏も借金も笑い飛ばして、読者来福、観客来福」とアピールしている。

併せて小四郎たちが宝船に乗り込み、小判の海をかき分けて進む様子が描かれ、100億の借金返済に奔走する“大冒険”を連想させる本ビジュアルも公開に。主題歌を担当したGReeeeN、前田監督、石塚プロデューサー、原作・浅田のコメント全文は以下掲載。

GReeeeNコメント
GReeeeN

ラストサムライならぬ、ファーストサムライ。
ファーストペンギンならぬ、ファーストサムライ。
誰かと進むために1歩踏み出す「1人目になる勇気」を
さらに、そのバトンをつなぐ「2人目を信じる気持ち」を
そんな思いをこの「WONDERFUL」という曲に込めました。
悲しいことが起きてしまう世界で生きていくため、
誰が最初に1ニョッキするか。
不思議で、すてきで、素晴らしい地球という星に生まれた僕ら共同体、
ワンダフルな世界線を!!!!

監督・前田哲コメント

主人公の小四郎が若きリーダーとして奔走する姿になぞらえて、主題歌は日本の未来を担う若者へのエールにしたいと思っていました。社会は変えられない、なんて思っていたら、変えられない。社会を変えるんだ、変えていくんだ。周りの小さなことから、少しづつでもいいから。
そんな想いを込めてGReeeeNさんに主題歌をお願いしました。
素晴らしい楽曲のおかげで、撮影ではキャストの皆さん、楽しそうにハッピーな気持ちでノリノリで踊ってくれました!

プロデューサー・石塚慶生コメント

「愛唄」「キセキ」「遥か」などデビュー以来数々のヒット曲を生み出されてきたGReeeeNさん。僕たちはこれらの曲から愛と勇気、未来への希望をもらってきました。そして今回、映画「大名倒産」を独特な歌詞と軽やかなメロディで解釈していただいたのが主題歌「WONDERFUL」です。一人ひとりが自分の周りの世界を変えるために少しずつ動き出していく。地球上でたった一人の私たちに届けられたすてきなメッセージだと思っています。そして、この歌はGReeeeNさんの「新たな代表曲」になる予感がビシビシしています! ぜひ映画館でワンダフルな体験を!!

原作・浅田次郎コメント

私の書いた夢物語が、こんなにも楽しい映画に生まれ変わるとは。
笑いは癒やします。笑いは救います。貧乏も借金も笑い飛ばして、読者来福、観客来福。
読めば福来たる。見れば福来たる。

本予告

作品情報

「大名倒産」
2023年6月23日(金)公開

原作:浅田次郎「大名倒産」(文春文庫刊)
主演:神木隆之介
出演:杉咲花、松山ケンイチ
小日向文世/小手伸也、桜田通/宮﨑あおい
キムラ緑子、梶原善/勝村政信、石橋蓮司
髙田延彦、藤間爽子、カトウシンスケ、秋谷郁甫、ヒコロヒー
浅野忠信/佐藤浩市

監督:前田哲
脚本:丑尾健太郎、稲葉一広
音楽:大友良英
主題歌:GReeeeN「WONDERFUL」(ユニバーサル ミュージック
プロデューサー:石塚慶生、西麻美
製作:『大名倒産』製作委員会
配給:松竹

公式サイト:movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/
公式Twitter:@daimyo_tosan

© 2023映画『大名倒産』製作委員会