榊さん(広瀬すず)が直達(大西利空)に“ポトラッチ丼”を振る舞う「水は海に向かって流れる」本編映像初公開

映画
2023年05月24日
「水は海に向かって流れる」©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

広瀬すずが主演を務める映画「水は海に向かって流れる」(6月9日(金)公開)より、本編映像が解禁された。

本作は、2021年に映像化もされた「子供はわかってあげない」で漫画賞を総なめにした田島列島の同名漫画を映画化。過去の出来事から心を閉ざし、「恋愛はしない」と宣言する26歳のOL・榊さんと、高校生の直達。2人を中心に、舞台となるくせ者ぞろいのシェアハウスの日常を描いていく。

主演の広瀬は、クールで感情を表に出さない大人の女性・榊千紗を繊細に演じ、新たなステージに挑むことに。そんな榊さんに淡い想いを寄せる高校生・熊沢直達役に抜てきされたのは、「るろうに剣心 最終章 The Final」で明神弥彦、「キングダム」シリーズで主人公・信の幼少時代を演じた大西利空。

シェアハウスで暮らすメンバーの中心人物で、直達の叔父・歌川茂道(通称:ニゲミチ先生)役の高良健吾は、ユーモアあふれる脱サラ漫画家を抜群の存在感を発揮。そして、「かがみの孤城」で脚光を浴びた當真あみが、長編実写映画初出演。直達に想いを寄せ、榊さんに対抗心燃やす泉谷楓役をフレッシュに演じる。

また、シェアハウスのムード―メーカーともいえる女装の占い師・泉谷には戸塚純貴。さらに勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが会話劇を盛り上げる。

このたび直達(大西)がシェアハウスに初めて足を踏み入れ、榊さん(広瀬)の豪快料理を食べる本編映像が初公開。映像は直達がいつもクールでちょっと不機嫌なOL・榊さんに連れられ、初めてシェアハウスにやって来たシーンから始まる。榊さんはぶっきらぼうに「座って待ってて」と直達に言いながらも、慣れた手つきで玉ねぎを切り、鍋にめんつゆ、玉ねぎ、最高級の和牛を大胆に投入して煮込み、さっと牛丼を振る舞う。

この牛丼は、シェアハウスの住人たちの間では、榊さんが振る舞う定番の“おもてなし料理”として知られており、アメリカ先住民の言葉を借りて“ポトラッチ丼”(ポトラッチ:先住民の言葉で「贈り物」の意)という愛称が付けられている。

シェアハウスに足を踏み入れたばかりで緊張ぎみだった直達だが、ポトラッチ丼を食べても思わず「うまっ!」と言葉を漏らし、榊さんがいることを一瞬忘れるほど夢中になって食べ、笑みがこぼれる。ふと我に返り「おいしいです。この牛丼。この肉最高です」と榊さんに言うと、「そう、あ、牛からは育ててないけど」と缶ビール片手にクールに言い放つ姿がクスっと笑えるようなシーンでこの先がさらに気になる本編映像となっている。

今回の映像で初めてシェアハウスの食卓シーンが解禁となったが、榊さんの缶ビールを飲む姿やエプロン姿、思わず食べたくなるようなポトラッチ丼に、直達の食べっぷり、そしてカラフルなシェアハウスの中身にも注目。家中に飾られている個性的な雑貨やインテリアは、教授(生瀬)が趣味で集めている海外のお土産たちで、一歩踏み込めば異国のような空間が広がるシェアハウスに一度は住んでみたくなるような映像に仕上がっている。

また本作では、ポトラッチ丼以外にも、生卵入りカレーやギガ盛りポテトサラダなど、榊さんお手製の料理が登場する。いつもクールで感情を表に出さない榊さんが、その時々感情をぶつけて作る魅力的な料理も必見だ。

本編映像

作品情報

「水は海に向かって流れる」
2023年6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

出演:広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久

監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
脚本:大島里美
音楽:羽毛田丈史
主題歌:スピッツ「ときめきpart1」(Polydor Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作プロダクション:スタジオブルー
製作:映画「水は海に向かって流れる」製作委員会

公式サイト:https://happinet-phantom.com/mizuumi-movie/
公式Twitter/公式Instagram:@mizuumi_movie

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社