中村獅童が「王様戦隊キングオージャー」本編への出演を熱望！工藤遥は約5年ぶり“ニチアサ”出演に「ただいま」

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」「王様戦隊キングオージャーアドベンチャー・ヘブン」の初日舞台あいさつが7月28日（金）に開催され、各作品のメインキャスト11人と、ゲストキャストの長田庄平（チョコレートプラネット）、工藤遥、佐倉綾音、中村獅童らが登壇した。

まず「仮面ライダーギーツ」について、浮世英寿／仮面ライダーギーツ役の簡秀吉は「テレビシリーズはシリアスですが、映画はコメディ要素たっぷりです。ギーツの集大成としてぴったりの映画になっていますし、英寿を4役演じられたことも本当に光栄でした。“大切なものは何か”や“願い続ける限りいつかかなう”というメッセージが込められています」と語った。

他のメンバーも映画ならではのコメディ要素や老若男女楽しめる作品であることをアピールしていく中、ツムリ役の青島心からは「皆さん日常的にイライラすることがあると思うのですが、私もそういう時にこの作品を見て癒やされたいです」とユニークなコメントも。

映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」「王様戦隊キングオージャーアドベンチャー・ヘブン」初日舞台あいさつ

「王様戦隊キングオージャー」については、クワガタオージャー／ギラ役の酒井大成が「いつもは（この作品を）テレビで見ていますが、映画になり、劇場で見ると音と映像の迫力がすごすぎて。ぜひ皆さんにも劇場で見てほしいなと思いました」と、スケールの大きさに驚いたことを告白した。

それぞれが舞台となった死の国＝ハーカバーカの幻想的な世界の中で演じられたうれしさなどを明かしつつ、スパイダークモノス／ジェラミー・ブラシエリ役の池田匡志は「佐倉さん演じるデボニカの声が本当にすてきで、まるで耳かきかのように耳を掃除していただき…。耳が幸せになりました」と役柄さながらの表現力で佐倉を称賛した。

「仮面ライダーギーツ」に最強のプレイヤー・仮面ライダークロスギ―ツ役で出演する長田は、「脚本から既に面白かったですが、映像になるともっと面白かったです。クロスギーツに変身している時は記憶がないのですが、あんなに動けていたことにびっくり！」と。

同作に敵役・メロ役で出演する工藤は『快盗戦隊ルパンレンジャー』以来、約5年ぶりの“ニチアサ”出演。観客からの「おかえり！」の声に「ただいま！」とうれしそうに答えつつ、「ポップで華やかな悪役なので、見ていただいた方に愛してもらえる存在になれば」と笑顔を見せた。

いっぽう、「王様戦隊キングオージャー」に死の国の王・ライニオール役で出演する中村は毎週親子でテレビシリーズを楽しんでいるそうで、出演が決まった際の喜びを口にした。また「何事に対しても真剣勝負をさせていただいた」と撮影時の熱量を明かし、「11月ならスケジュール空いています」と今後のテレビシリーズへの出演も熱望した。

さらに、死の国への案内人・デボニカ役の佐倉は、俳優としての映画出演は本作が初めて。歌唱シーンもあることから、当初の不安な思いを吐露するも「撮影現場は和気あいあいとしていて、短時間でしたが皆さんと仲良くなることもできて、とてもありがたい経験ができました」と感謝。さらに、中村の無茶ぶりにより、劇中でデボニカが歌唱する歌をワンフレーズ生披露した。