二宮(亀梨和也)の二面性が垣間見える…「怪物の木こり」新場面写真4点が解禁 三池崇史監督「彼の強さが、今回の役柄に発揮されている」

映画
2023年10月11日
©2023「怪物の木こり」製作委員会

亀梨和也主演の映画「怪物の木こり」(12月1日(金)公開)より、新たな場面写真4点が解禁された。

原作は、2019年第17回「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した同名小説(倉井眉介/宝島社文庫)。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも上回る狂気のサイコパスだった。

犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリー、その驚がくの結末とは。ぶっ飛んだ設定と意表を突く展開が連続する衝撃作が“超刺激サスペンス”として映画化する。

監督を務めるのは、世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史。そして、目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰を亀梨和也が演じる。

ほか、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役の菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美役の吉岡里帆、二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九郎役の染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役の中村獅童、正義感が強すぎる警察庁の刑事・乾登人役の渋川清彦ら豪華キャスト陣が集結した。

©2023「怪物の木こり」製作委員会

そんな本作より、二宮の二面性が垣間見えるカットや、恋人の映美とにこやかに過ごすカットなどを含む、新たな場面写真4点が解禁された。

金を基調とした仕事道具が整然と置かれ、きれいに整理された重厚感あふれるデスクに座る弁護士然とした”表の顔”と、ラフな服装で何かをにらみつけるようだが、前髪がかかり表情が読み取れない”裏の顔”。連続猟奇殺人事件の捜査の過程で二宮と知り合った戸城は、次第に二宮から”何か”を感じ取り始める…。

三池監督は「二宮役は演じる本人の中にも二面性が求められるが、彼はいくつもの顔を持っています。経験豊富なアーティストであり、俳優であり、そしてイメージを売るアイドルという仕事をしていて、外に出れば街を歩いていても買い物をしていても“亀梨くん”でいないといけない。実際にそうやって生きてきた彼の強さが、今回の役柄に自然に発揮されている」と、二宮という役と亀梨の親和性を語った。

©2023「怪物の木こり」製作委員会

そして、戸城役の菜々緒は亀梨とはたびたびの共演となるが、本作の撮影では初日から“ゾクゾクしたものを感じた”という。「亀梨さん(演じる二宮)のサイコパスな雰囲気が私の中でのイメージにぴったりハマって鳥肌が立つような感覚がしたのを覚えていて、『亀梨さんとこういうふうにお芝居ができてうれしいな』と思いながらクランクインの撮影を終えました」と振り返る。

一方で「お話しさせていただくとチャーミングでかわいらしい一面もある」と続け、「そのような人柄を知っているからこそ、安心してお芝居でぶつかっていける、安心して委ねられる、という部分もありました。今回このような作品で、お芝居でぶつかっていける、サイコパスの役が亀梨さんで本当に良かったなと思います」と、亀梨の人柄にも芝居にも絶対的な信頼を寄せている。

戸城と同じく二宮を取り巻くキャラクターの1人・映美を演じた吉岡も「亀梨さんは本当に難しい役をされていたと思います。ただ、亀梨さんが座長であったおかげで和やかな現場でした。いつもフラットにコミュニケーションを取ってくださっていたので、楽しい会話をしながら、変に肩に力を入れすぎずに正しい場所に集中して力を入れていくことができました。そういう現場になったのは亀梨さんが座長だったからこそだと感じています」と絶賛した。

©2023「怪物の木こり」製作委員会

作品情報

「怪物の木こり」
2023年12月1日(金)劇場公開

出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童

原作:倉井眉介「怪物の木こり」(宝島社文庫)
監督:三池崇史
脚本:小岩井宏悦
音楽:遠藤浩二
主題歌:SEKAI NO OWARI「深海魚」(ユニバーサル ミュージック)
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:kaibutsunokikori.jp
公式Twitter:@kaibutsukikori

©2023「怪物の木こり」製作委員会