安田顕が薬師丸ひろ子の歌声に感動「思わず涙が…」『映画音楽はすばらしい!』10・10放送

音楽
2020年10月09日

『映画音楽はすばらしい!』

10月10日(土)の『映画音楽はすばらしい!』(BSプレミアム)に出演する安田顕、井上芳雄、小池徹平、平原綾香、島津亜矢からコメントが届いた。

この番組は、「ジュラシック・パーク」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「美女と野獣」「ボディガード」など映画史に残る数々のメロディを、豪華アーティストたちの歌声とオーケストラの生演奏で送るスクリーンコンサート。MCは安田顕が担当する。

『映画音楽はすばらしい!』

石丸幹二、井上芳雄、小池徹平、昆夏美、サラ・オレイン、島津亜矢、城田優、濱田めぐみ、平原綾香、森崎ウィン、薬師丸ひろ子、Le Velvetsが出演し、ステージの大スクリーンに映し出された映画の名シーンとともに映画音楽の名曲を披露する。

『映画音楽はすばらしい!』

収録を終えた安田は、「僕にとって映画や音楽はなくてはならない存在です。自分が思ったことや感じたことを語らせていただくという形でMCを務めるのは初めてでしたが、この番組に参加できたことはすごく光栄ですし、うれしかったですね」と振り返った。

『映画音楽はすばらしい!』

印象に残った曲については、「薬師丸ひろ子さんが歌われた曲でした。楽器演奏者の皆さんが歌声と合わせて奏でる時に感じる心のざわつきや震え…。そのサウンドに触れただけで、日々が豊かになるような感動をいただきましたね。しかも、薬師丸さんのバックにある大スクリーンには、映画に出演された当時の薬師丸さんが映し出されるんです。思わず涙が出ちゃいましたよ」と明かした。

さらに「イントロを聞いただけで『セーラー服と機関銃だ!』と分かるじゃないですか。音楽って、作曲家、作詞家、表現者だけが作っているわけじゃないですよね。イントロを考えたアレンジャーがいて、さらにそれを演奏するプレイヤーがいる。そんな方々へのリスペクトも含めて、心の底から感動しました」と語った。

『映画音楽はすばらしい!』

MCとして、「歌い手の皆さんやオーケストラの方々への敬意を忘れない。皆さんがどういう思いで音色を奏でていらっしゃるかを、視聴者の皆さんにお届けするのが一番大切なこと。そこを忘れてはいけない」と語り、「その上で僕は、音楽に関する雑談をしたかったんです。僕自身、たわいもない裏エピソードにとても興味があって、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパローは、キース・リチャーズがモデルなんですって!』なんて話をさせてもらいました」と。

最後に「何より、そんな風に語れる場に呼んでもらったことが光栄でしたし、アーティストの皆さんと空間を共有できるのがとにかく楽しかったです。こういう今だからこそ、心を揺さぶるものがいかに大切か、皆さんにもきっと感じていただけるはずです。リアルタイムはもちろんですが、録画すれば何度でも楽しめるはずです。皆さん!本当に、この番組は見た方がいいですよ!」とメッセージを送った。

『映画音楽はすばらしい!』

井上芳雄 コメント

映画音楽は、物語をより豊かに観客に伝えるものだと思いますが、僕にとっては逆に、映画音楽を聴いてその映画を見た時の感動を思い出させてくれるものでもあります。音楽は記憶を呼び起こす力があると信じているので。そんな映画音楽を集めた番組が作られるのはすばらしいことだし、ぜいたくなオーケストラと実際の映像に囲まれて歌った収録は、幸せ以外の何物でもありませんでした。もちろんそうそうたる名曲を歌わせてもらうことにはプレッシャーもありましたが、すばらしい環境の中でその世界に入り込むことができました。ミュージカル俳優としては、ミュージカル映画からのナンバーを歌わせてもらえたこともうれしかったです。
「ANOTHER DAY OF SUN」は、夢に向かって疾走する喜びとエネルギーを。「アンチェインド・メロディ」は、愛の深さと切なさ、そして僕の全力ファルセットを。すてきな歌手の皆さんとの共演も楽しかったです。視聴者の皆様にも、どうか楽しんで頂けますように。

小池徹平 コメント

僕にとって映画は子供の頃から身近な存在で、よく家族で映画館にも行きましたし、テレビのロードショーは毎週必ず見てました。「ジュラシック・パーク」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「E.T.」、「ミッション・インポッシブル」、「トイ・ストーリー」etc。挙げるとキリがないですね(笑)。特に音楽は、聴くだけで映画のシーンがよみがえったり、当時どんな状況や環境で見ていたかすら思い出せてしまうくらい印象的です。
今回、映画音楽を集めた番組への出演ということでワクワク感がすごかったです。僕が歌わせてもらった「君はともだち」は、映画館で見た時の状況が鮮明によみがえりました。ふだん英語の歌詞での歌唱はなかなかないので、すごく刺激的で楽しかったです。息子に向けて歌うような気持ちで歌ったので、とにかく新鮮でした(笑)。よかったら楽しんで聴いてください。

平原綾香 コメント

小さい頃から、映画のサントラを聴くのが大好きな子供でした。初めてのめり込んだ映画音楽は「フォレスト・ガンプ」です。当時、譜面がなかったので、耳コピをしながらピアノを弾いて遊ぶのが好きでした。また「ボディガード」の、あの有名な“エンダー!”の曲も大好きで、ホイットニーが歌っているパートをエアーボーカルで歌い、サックスのソロは、父のサックスを借りて吹き真似するという“ひとりボディガード”をしていたときもありました(笑)。
「天使にラブ・ソングを2」の「JOYFUL, JOYFUL」は、私にとってデビューのきっかけになった思い出の曲です。まさか、映画の映像と共に歌えるとは思っていなくて、当日スタジオに入ったとき、大きなスクリーンにウーピー・ゴールドバーグやローリン・ヒルが映し出されたときは、感動して思わず泣いてしまいました。
「バグダッド・カフェ」の「コーリング・ユー」は、小学生のとき、偶然旅行先で聴きました。その日は、こわいくらい真っ赤な夕焼けで、それを見ていると、どこからともなく「アーーアーアーアーイ」と歌が聴こえてきました。今でも記憶に残っています。今回は雰囲気を変えて、思い切ったキー設定にしました。あの時に見た赤い夕焼けと、曲に込められた魂の叫びを表現しました。2曲とも心を込めて歌いました。見ている方の心に寄り添う歌になっていたらうれしいです。

島津亜矢 コメント

はじめにお話を伺った時は、“私で大丈夫なのか?”とビックリしましたが、最近“歌怪獣”というニックネームをいただき、いろいろな歌に挑戦するきっかけになったのが、映画「ボディガード」の主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」なので、映画音楽とは何かの縁があるのかもしれません。
今回、初めて歌わせていただいた「THIS IS ME」は、ミュージカルテイストの情熱的な楽曲。少しでも熱量を取り込みたいと映画を見直し、四苦八苦しましたが、精いっぱい歌いました。楽しかったです。背景で流れる映画の名シーンと合わせて、ご覧いただけたらうれしいです。

セットリスト

「ラ・ラ・ランド」から「ANOTHER DAY OF SUN」井上芳雄

「ジュラシック・パーク」から「WELCOME TO JURASSIC PARK」インストゥルメンタル

「天使にラブ・ソングを2」から「JOYFUL, JOYFUL」平原綾香

「プリティ・ウーマン」から「プリティ・ウーマン」LE VELVETS

「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」から「彼こそが海賊」インストゥルメンタル

「アラジン」から「ホール・ニュー・ワールド」サラ・オレイン&城田優

「トイ・ストーリー」から「君はともだち」小池徹平

「美女と野獣」から「美女と野獣」昆夏美&佐藤隆紀(LE VELVETS)

「モダン・タイムス」から「スマイル」石丸幹二

「カサブランカ」から「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」濱田めぐみ

「雨に唄えば」から「雨に唄えば」森崎ウィン

「慕情」から「慕情」 LE VELVETS

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から「バック・トゥ・ザ・フューチャー」インストゥルメンタル

「ラ・ブーム」から「愛のファンタジー」小池徹平

「フラッシュダンス」から「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」昆夏美

「フットルース」から「フットルース」森崎ウィン

「セーラー服と機関銃」から「セーラー服と機関銃」薬師丸ひろ子

「Wの悲劇」から「Woman“Wの悲劇”より」薬師丸ひろ子

「ナースコール」から「コール」薬師丸ひろ子

「ボディガード」から「オールウェイズ・ラブ・ユー」島津亜矢

「ゴースト/ニューヨークの幻」から「アンチェインド・メロディ」井上芳雄

「ニュー・シネマ・パラダイス」から「ニュー・シネマ・パラダイス」~「トトとアルフレード」サラ・オレイン(V1演奏)

「ひまわり」から「ひまわり」石丸幹二

「バグダッド・カフェ」から「コーリング・ユー」平原綾香

「ノッティングヒルの恋人」から「She」城田優

「レ・ミゼラブル」から「I DREAMED A DREAM」濱田めぐみ

「グレイテスト・ショーマン」から「THIS IS ME」島津亜矢

番組情報

『映画音楽はすばらしい!』
BSプレミアム
2020年10月10日(土)後9・00~10・59

©NHK