【紅白リハ】KAT-TUN上田竜也「“継続は力なり”というのは本当だなと」

音楽
2021年12月29日
左から)上田竜也、亀梨和也、中丸雄一

12月31日(金)放送の『第72回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)のリハーサルが行われ、KAT-TUNが囲み取材に応じた。

今回が初出場となるKAT-TUNは「Real Face #2」を披露する。まず、出場への意気込みを聞かれた3人。「デビュー15周年で初めての出場でして、勝手ながらご縁がない番組だと思っていて…」と話す中丸雄一に、上田竜也と亀梨和也は「そんなことない!」と全力で否定。「いや、本当に出たかったの。でも残念ながら…」と続ける中丸に、亀梨が「見て、今、紅白歌合戦に立っているの」と。中丸は「これドッキリじゃないですよね?」と会見の会場を見渡した。

続けて「出たくて出たくて仕方がない番組だったんですけど、15年間ご縁を持たせていただくタイミングがなくて。なんとなく『ああもう無理かな』と思っていた」と語ると、亀梨も「Jr.時代からNHKホールでずっとやらせていただていたのでいつかは…と思っていて」と胸の内を明かした。中丸は「KAT-TUNはもともとNHKの『ポップジャム』という番組で結成したグループで、初めて単独でライブをやったのが国際フォーラム(今年の『紅白』の会場)なんです。だからいろいろと不思議な感じがして。すごく楽しみにしています」と思いを語った。

リハーサルについて、上田は「なつくない? だって初めてのライブが国際フォーラムだったでしょ。しかも楽屋だったところの前とかも通って」と。亀梨も「番組でJr.時代から一緒にやっているスタッフさんが、わざわざステージまで上がって『待ってたぞ、やっとだね』と言いに来てくれたりして。『舌打ちはあそこのカメラだぞ』って(笑)。『舌打ちはしっかり決めます』と返しました。今回はデビュー曲を披露させていただくんですけど、基本踊らないグループなので特効やら何やらで盛り上げていただきます(笑)」と続いた。また、髪色を暗くしたという上田が「NHKなのでちょっとおとなしく、優等生ぶろうかなと」と話すと、中丸が「それ言っちゃったらばれてるからね」とツッコんだ。

最後に、2021年の一年を表す漢字をそれぞれ発表。亀梨は「『勝』。結成の時、ジャニーさんに『YOUたちは漢字で書くと“勝つ運”なんだよ』と言われて始まったグループですし、世の中のこういう状況にも打ち勝つという意味で意識して過ごした一年だったな」と。上田は「『続』。グループをずっと続けてきて、感謝だったり、いろんなことが見えてきました。こうして伝統ある番組に出させていただくことへの喜びも感じることができましたし、“継続は力なり”というのは本当だなと思いました」と語った。

上田が話し終えると、亀梨が「ありがとうございました」とお辞儀をして退場。するとすかさず中丸が「2人になっちゃうから」とツッコミを入れつつ、「『喜』。喜びの時間があまりにも多かった一年だったなと。これまで周年というタイミングでお祭り的な年をあまり経験したことがなかったんです」と話し、静まる会場に亀梨が「笑ってください、もともと15人いたんで」と呼びかけ、場を盛り上げた。

そんなフォローも受けつつ、中丸は「そんなモヤモヤをどこかで抱えていたけど、『KAT-TUNの15周年をきらびやかなものに…』という気持ちを皆さんから感じて…まさにそんな一年だったんです。ファンの皆さんともたくさん会えて幸せだと思っていた上に『紅白』の出場も決まって。喜びあふれる1年でした」と振り返った。

『第72回NHK紅白歌合戦』は「Colorful〜カラフル〜」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で12月31日(金)に放送される。

番組情報

『第72回NHK紅白歌合戦』
NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
2021年12月31日(金)後7・30~11・45(※中断ニュースあり)

公式ホームページ:https://nhk.jp/kouhaku

©NHK