CHERRSEEインタビュー「自分たち発信で新しいことに挑戦していきたい」3rdシングル「Cry again」5・24リリース

特集・インタビュー
2017年05月10日

5月でデビュー1周年を迎える、ダンスボーカルグループ・CHERRSEE(チェルシー)。この1年間は、2枚のシングル発売のほか、150本以上のイベントに出演するなど精力的活動を続けてきた彼女たち。3rdシングル「Cry Again」(5/24(水)発売)では、これまでの元気なイメージとは一転、グッと大人びた姿を見せている。スタンドマイクを使ったパフォーマンスから、MIYUさんのグラビア挑戦まで、たっぷり語ってもらいました!


スタンドマイクでのパフォーマンスは、メンバーが10人になったような感覚(HIKARU)

CHERRSEE

◆BIG BANG、SISTARなど多くの人気K-POPアーティストを手掛けた「勇敢な兄弟」(カン・ドンチョル)さんを総合プロデューサーに迎え、韓国仕込みのハイクオリティなパフォーマンスが魅力的なCHERRSEEの皆さん。この春、デビュー1周年を迎えましたが、この1年間はどんな年でしたか?

NENE:デビューまでは練習生としてみんながライバルでしたが、ライブでは助け合いが必要とされますし、この1年でチームワークがかなり身についたのかなと思います。

MIYU:昨年10月にスタートした、CHERRSEEの公式LINEとTwitterのフォロワーをそれぞれ1万人集めたらソロライブができるという「SNSフォロワー1万人計画」が一番印象的でした。1万人という目標を持ってイベントに出させていただいていたんですが、やっぱりなかなか思うようにいかないときもあったんです。そんな中でもファンの皆さんの協力のおかげで少しずつフォロワーが増えて、今は8000人にまでなりました。そんな中、3rdシングルが出せたのですごくうれしいです。

HIKARU:初舞台が昨年の「GirlsAward」だったんですが、それが過去の栄光みたいにならないように頑張らなきゃって思う半面、なかなかうまくいかなくて「デビューってこういうことか」とリアルに感じることもあった1年間でした。不安もあるんですけど、こうしてたくさんライブに出させていただくことが日々の原動力になっています。

NENE
NENE

◆今回リリースされる「Cry Again」は、今までの元気でかわいいイメージを封印して、セクシーさ、強さを全面に出していますね。

SAYURI:「Mystery」や「白いシャツ」では恋する乙女というか揺れる恋心を歌っていたんですが、今回は「愛」「別れ」「痛み」というテーマがあって、表面的には強いように見せているけど、本当は寂しさを秘めているという二面性を歌った曲なんです。

HIKARU:MV撮影では笑顔がゼロでした。怒りや悲しみの演技が多かったですし、気が狂ったような表情など、自分が曲にちゃんと入っていないと表せない表情もあったので、この曲と向き合うチャンスをたくさんいただけたと思っています。

LENA:セクシーでカッコいいテーマは、私に合っているなと思っています! リーダーのHIKARUさんも、この中で一番お姉さんなのできっとやりやすかったと思います。

HIKARU:LENAのラップ部分は怒りばかりの歌詞だったんですけど、LENAは強いアクションがうまいのでハマッていました。「Mystery」や「白いシャツ」で柔らかくしていたLENAのカッコいい部分を、今回は全部出し切っていた気がします。

LENA:ただ、歌詞がすごく難しかったので、いつもHIKARUさんから歌詞の意味を教わりながら練習していました(笑)。

NENE:逆に私は笑顔をモットーとしているので、笑顔なしってことに最初はすごく戸惑いました(笑)。でも、曲に入り込むと自然とクールな表情が出せた気がします。

MIYU:感情を入れるのが難しくてすごく悩んだときに、プロデューサーさんやスタッフさんから「朗読して歌詞を自分の中に入れてから歌うといいよ」と教えていただきました。だから、今回は今までとはまた違った表現ができるようになったと思います。

MIYU
MIYU

◆ダンスも一気にセクシーになりましたね。

SAYURI:今回、初めてスタンドマイクを使ったパフォーマンスにMVで挑戦したんですが、いつもより合わせるのが大変でした。

HIKARU:メンバーが10人になったみたいな(笑)。

NENE:そうなんです。中でも、スタンドマイクを置く部分は、シンプルですけど一番苦労しました。みんなの感覚がそろわなければ列もそろわないので。

HIKARU:ただ移動させるんじゃなくて、それをカッコよく、あたかも移動させてないように見せるというのが難しかったです。スタンドマイクを見ずに5本真っすぐそろえて置く部分があるんですが、真っすぐ置いたつもりがガタガタだったりして。確認しながら置くわけにもいかないので、「そろってて…」と願いながら置くという(笑)。

SAYURI:しかも、いつもより練習時間が短かったんです。

HIKARU:レッスンやレコーディング、MV撮影は全部韓国でやったんですが、韓国に着いて30分後にはスタンドマイクの前に立っていましたから(笑)。

NENE:着替える間もなくレッスンに突入してたよね(笑)。フリは、ダンスの先生から事前に動画でいただいていて、動画だとそんなに難しそうに見えなかったんです。でもいざ持ってみたら扱いが難しくて。

MIYU:意外と重いしね。

NENE:そうそう。

MIYU:ただスタンドマイクで歌うのではなく、スタンドマイクと一緒になって踊っているので、いっぱい練習した分皆さんも楽しめる仕上がりになっていると思います!

◆今回、衣装もかなりきらびやかですね。

HIKARU:セクシーですよね。「ほっといて」という歌詞が出てくるんですけど、この衣装で「ほっといて」って言われるのきつくないですか?(笑) 「強いよ!」みたいな(笑)。

NENE:「白いシャツ」のときはまだかわいらしさがあったんですけどね(笑)。でも、これとは間逆のシンプルな衣装もあるので、その差も見どころなのかなって。

HIKARU:クラッシュデニムに網タイツ、みたいなね。

SAYURI:シルエットに沿った真っ黒な衣装もあるんですけど、そういう部分で視覚的にも裏というか、悲しい感情も表しているんです。


グラビア挑戦で、少しでもCHERRSEEのためになれたのなら(MIYU)

SAYURI
SAYURI

◆歌詞では、別れた相手への思いを断ち切りたくとも断ち切れない様子が描かれていますが、皆さんは失恋してもすぐ切り替えられるタイプか、引きずるタイプか、どちらでしょうか?

HIKARU:…じゃあ私から(笑)。私は失恋しても失恋、って思わないタイプです。「失恋じゃなかったのかもしれない」みたいな。

NENE:すごいポジティブ…!

HIKARU:結果は求めないです。

◆カッコいいですね! 自分を確立しているというか。

LENA:本当だね。

一同:(爆笑)

HIKARU:何でLENAが言うの!(笑)

LENA:ははは(笑)。私の場合は、失恋したら「もういいです」ってすぐに新しい人を探します。

MIYU:あ~! LENAっぽい!

LENA
LENA

◆逆に引きずっちゃうなって人は…。

HIKARU:NENEですね(笑)。

NENE:はい(笑)。引きずるというか、終わったってハッキリさせたいんですけど、自分の中で今までのことを思い出したりするかもしれないです。だから、歌詞には結構共感するところが多くて…(笑)。

HIKARU:多分、NENEは一番女の子なんだと思います。

NENE:確かに、スパッと切り替えたりするのは苦手かもしれないです(笑)。(言いながら徐々に耳が赤くなり)恥ずかしくなってきた(笑)。

HIKARU:ほら、女の子すぎません??(笑)

NENE:もうこの話はやめましょう(笑)。MIYUとSAYURIはどう?

SAYURI:引きずらないタイプですね。多分あっさりしていると思います。サビに「キレイなままで思い出にして最後はクールに」ってあるんですけど、本当にそのとおりだなって。

MIYU:私もそうです。別れてまた友達に戻れるのが理想かなって思うんですけど…。

HIKARU:そんなことはありませ~ん!

一同:(爆笑)

HIKARU
HIKARU

◆「週刊ヤングジャンプ」でMIYUさんがグラビアに初挑戦し話題になりましたが、グラビア挑戦はMIYUさんから希望されたとうかがいました。

MIYU:「1万人計画」のときになかなかフォロワーが伸びなかったんです。これまで、CHERRSEEを知ってくださる機会がイベントだけだったので、何かほかにないか考えたときに、親やメンバーからグラビアを勧めてもらって。自分自身、体にコンプレックスがあったんですけど、それをプラスできる機会でもあると思って、スタッフさんに相談しました。グラビアを見てCHERRSEEを知ってくださった方も多くて、発売されてからはイベントに雑誌を持ってきてくださる方もいてうれしかったです。少しでもCHERRSEEのためになれたのなら、やってよかったなって思います。

NENE:MIYUは絶対グラビアに合っていると思っていたので、誌面を見たときは「さすが!」と思いました。ライブに新しいファンの方が来てくださるのは私たちも感じるので、MIYUにはありがとう、って言いたいです。

HIKARU:女性ファンの方でもMIYUが載ってる雑誌を買ってくださった方がいたんです。男性が買うような雑誌でも、女の子がいいなって思ったら手に取るんだ、と思ったら、私たちももう少しアプローチの仕方を変えられるんじゃないかなと思えました。CHERRSEEは男性ファンはもちろんですが女性ファンももっと増やしたいですし、今までの固定概念を覆させてくれたのがMIYUのグラビアかなって思います。

MIYU:まだポージングや表情を研究中なので、また出させていただく機会があればうれしいです。今回はグラビアでしたが、私に限らず「CHERRSEEってこんなこともできるんだ」と思っていただけるように活動の幅をどんどん広げていきたいです。

◆最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。

MIYU:応援し続けてくれたファンの方、支えてくれた方たちのおかげで3rdシングルが出せたので、これからは私たちが恩返しするチャンスというか、皆さんに喜んでいただけるよう頑張りたいです。

NENE:デビュー後の1年間は経験が大事だと思うんですけど、2年目は経験を踏まえてそれぞれの個性やスキルを出していけたらいいなと思っていて。だから、これからは自分たち発信で何か新しいことに挑戦していきたいなと思います。

LENA:CHERRSEEはまだデビューから日が浅いので人気もまだまだです。スキルも先輩方に及ばないので、これからも歌やダンス、ラップをたくさん頑張ります。

SAYURI:今は関東を中心にイベントに出演していますが、もっと全国各地に行ったり、メディアにももっと出たいので、こういう機会がもっと増えるように、個々の活動もそうですし、ライブでもっとひきつけられるように頑張りたいです。

HIKARU:持ち曲が少ない中でもファンの方たちは毎回イベントで私たちに会いに来て、次のリリースを待ち、3rdシングルリリース決定のときは私たち以上に喜んでくれました。皆さんの期待に負けないように、もっともっとパフォーマンスをよくするために研究して、皆さんの気持ちを全部受け止めて活動していくので、「Cry Again」を愛していただき、そしてCHERRSEEをこれからも応援よろしくお願いいたします!

 

■PROFILE

CHERRSEE
●ちぇるしー…応募総数5,800人の中から選ばれた、韓国“逆輸入”本格派ガールズダンスボーカルグループ。グループ名は、「Cherry Seeds(桜の種)」を語源とする造語で、「多くの人を魅了する花を咲かせる種」という意味が込められている。2016年5月25日(水)にシングル「Mystery」でデビュー。

(写真左から)
NENE(ねね)1996年8月24日生まれ。CHERRSEEの元気担当。
MIYU(みゆ)1998年8月27日生まれ。CHERRSEEの末っ子。
SAYURI(さゆり)1997年12月22日生まれ。CHERRSEEのセンター的存在。
LENA(れな)1995年10月21日生まれ。CHERRSEEのラップ担当。
HIKARU(ひかる)1992年6月26日生まれ。CHERRSEEのリーダー。

 

■シングル情報

3rdシングル「Cry Again」
発売日:2017年5月24日(水)
収録内容:
1.Cry Again
2.Oh Mama
3.Cry Again(Instrumental)
4.Oh Mama(Instrumental)

<初回限定版 A・B>
1,600円(税別)
・CD+DVD
・12Pジャケット仕様
・トレーディングカード封入

<通常版>
1,000円(税別)
・CD
・トレーディングカード封入

※トレーディングカードは、初回生産分のみ。メンバー5人+集合の合計6種類をランダム封入。

発売元:株式会社ジェイロック
販売元:ユニバーサルミュージック合同会社

 

■イベント情報

CHERRSEE 3rd Single「Cry again」リリースイベント開催決定!!
5月24日(水)神奈川 TOWER RECORDS川崎店
5月26日(金)東京 ニコニコ本社イベントスペースB2F
5月27日(土)東京 渋谷Glad
5月28日(日)愛知 セントレア空港
5月29日(月)愛知 TOWER RECORDS名古屋PARCO店
5月31日(水)埼玉 TOWER RECORDSアリオ川口店
6月3日(土)大阪 MIYAKO MUSIC MART アリオ鳳店
6月4日(日)兵庫 TOWERmini ららぽーと甲子園店
6月11日(日)神奈川 TOWER RECORDSアリオ橋本店

上記ほか、東名阪にて開催予定。イベント内容、その他詳細に関しましては公式サイトより随時発信いたします。

CHERRSEE OFFICIAL HP:http://cherrsee.com/

 
●photo/中村圭吾 text/金沢優里