私立恵比寿中学インタビュー!13th Single「トレンディガール」リリース

特集・インタビュー
2019年06月04日

私立恵比寿中学が主演するドラマ『神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~』(テレビ朝日)の主題歌で、川谷絵音さんが作詞・作曲・編曲を手掛けた13th Single「トレンディガール」が6月5日(水)発売。これを記念して、エビ中より星名美怜さん、柏木ひなたさん、小林歌穂さんにインタビュー!

私立恵比寿中学

◆エビ中主演のドラマ『神ちゅーんず』が話題になっていますが、皆さんが曲とシンクロして歌詞を見せていくオープニングからすごくおしゃれでかっこいいですよね。ひなたさんのスケッチブックが入れ替わるのはどうなってるんですか?

柏木ひなた:あれは私が回っている瞬間にスケッチブックをひっくり返してて。

◆アナログなんですか?

ひなた:自分で(笑)。スタッフさんにいい変え方ない?うまいことやってって言われて(笑)

星名美怜・小林歌穂:(笑)

ひなた:自分が回って後ろを向いている間にスケッチブックを回せば、変わっているのが分からないじゃないですか。次に前を向いたときにもう変わってるっていう。

◆どうなってるのか分からなくて何度も見ちゃいました。

歌穂:私は実際に見ていても分からなかった(笑)

美怜:(歌穂の口まねで)「ねえ、どうなってんの~?」って(笑)

ひなた:アイデアを自分で入れさせていただきました!

◆そんな『神ちゅーんず』の主題歌は川谷絵音さんによる「トレンディガール」ということで、またすごい人がきた!という感じですが、最初に楽曲を聴いた時の印象をお願いします。

美怜:川谷さんがいつもやられているような普段の音楽に近いものを私たちにも作ってくださったなっていう感じがしました。川谷さんからの挑戦状だ!って受け取りましたね。でもすごく川谷さんワールドが全開の曲だったので、そういうものに参加できて、私たちにとって勉強になったなって思います。

ひなた:仮歌をいただいたときに、普通に聴いていたい!って思ったのが素直な感想です。私たちが川谷さんの楽曲を歌わせていただくのは今回が初めてなんですが、たぶん皆さん「トレンディガール」を聴いたら川谷さんの楽曲ってすぐに分かると思います。私、メロディだったりとかイントロの入りの音がめっちゃ好きなんですけど、シングルって表題曲のインストが入るじゃないですか。それをめっちゃ聴いてほしいなっていうのがすごくあります。歌詞もすごいんですけど、その裏の音楽、音がすごいなって思ったので、ぜひたくさん聴いてもらいたいです。

歌穂:本当にもう川谷さん!って誰もが分かるようなキャッチーな曲ですよね。歌詞のフレーズとかも、あ、こういう目線、川谷さんにはこうやって見えてるんだなとか、独特な雰囲気があるじゃないですか。ミステリアスな感じというか。川谷さんはこういう目線で見ているんだなって、すごく感じました。レコーディングにも来てくださって、実際にもう1回!とかって録ってくださったんですけど、めちゃめちゃ緊張しました(笑)。

ひなた:細かく録ってくださるんです。本当の少しのピッチのずれでも全部言ってくださって。もうちょっと上かな?みたいな感じで。きちんとそういう感じでレコーディングをしたのが初めてで、すごく緊張しました。

歌穂:こだわってくださって。

ひなた:ね。音にすごくこだわってくださいました。

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◆今年はエビ中結成10周年イヤーということで、すごいことになってますね。

ひなた:盛りだくさんです(笑)

美怜:本当に今年1年は普段応援してくださっているファミリーの皆さんにお返ししようっていうのと、私たちだけじゃなくて、みんなも一緒にこの1年を盛り上がってね!っていう1年にしたいんです。だからこそ、ライブハウスツアーというのがすごくいい味が出てるんじゃないかなって思って。やっぱりホールとはまた違う一体感が生まれるので。

◆6月22日(土)には「MUSiC」フェスもありますしね。

美怜:そうなんです!フェスにツーマンにみたいな。

歌穂:対バンがあるんです!

ひなた:そのあともまだまだ…

美怜:秋にアルバムもあるし。

歌穂:すごいね(笑)

美怜:最近、週に2回くらいはファンの方にお会いしてる感じで、めちゃくちゃ会う友達みたいな(笑)

ひなた・歌穂:あはは(笑)

◆フェスもめちゃめちゃ豪華メンバーですよね。

美怜:皆さんエビ中に関係してくださっている方が出演してくださって、振り返るとこんなにすごい人たちからたくさん曲を書いていただいてたんだと思って。

歌穂:お世話になっています!

◆個人的にはニューロティカさんがたまらないです。

3人:あーっ!

美怜:一緒にレコーディングもさせていただきました!

◆「元気しかない!」のMVは最高ですよ!

歌穂:私はあっちゃんさんと入れ替わりました(笑)

◆ニューロティカさんは皆さんが生まれる前から活動されてるんですもんね。

美怜:私たちがドンピシャじゃない世代の方にも曲を作っていただいているから、応援してくださっているファンの方でドンピシャ世代の方がすごく喜んでくださるんです。

歌穂:「元気しかない!」はみんなで一斉にマイクで歌って録ったんですよ。

◆そうなんですか!?

ひなた:うんうん。そうなんです!

歌穂:歌えてなかったところとかもあって(笑)

美怜:それもオッケー!みたいな(笑)。「穴空」ってアルバムの「ゼッテーアナーキー」っていう曲のときも自由度が高かったんですけど、「元気しかない!」はさらにムービーの映像を撮りながらやったんです。本当に自分たちでお菓子を出したりとか、そういう動きをしながら撮ってるので自由度がプラスされた感じがありました。

◆あのMVは本当に名作!元気が出ます。

歌穂:うれしい!

私立恵比寿中学
◆カップリングについても伺いたいんですが、「あなたのダンスで騒がしい」も川谷さんで。

美怜:この短期間で2曲も挑戦できると思ってなかったので、うれしかったです。

◆こちらも川谷ワールド全開ですが、歌ってみていかがでしたか?

歌穂:純粋に楽しんで歌わせていただきました。「トレンディガール」と全然違う楽曲で、短期間なのになんでこんな2曲ができるんだろうってびっくりしたんです。一気に駆け抜ける感じがあって、歌詞も全然違って、本当に川谷さんワールドだなって。

美怜:今回の『神ちゅーんず』でもけっこうキーになる曲で、劇中でも出てくるんですけど、すごく歌詞が染みるんです。最初に見た時は、言ってることがけっこう難しいなって思ったんですが、ドラマとリンクしている部分がすごくあって。さらに、ドラマにすごくつながるけど、ダイレクトな表現じゃないので、ドラマだけじゃなくていろんなものに置き換えて聴けるっていうところがすごいなあと思いました。

◆高橋久美子さんが作詞を手掛けた「青い青い星の名前」もタイトルからやられちゃいますよね。

歌穂:ほんっっとに好き。

美怜:レコーティングしていて、フェスで歌っているのが頭に浮かびました。

ひなた:みんなで大声で歌いたいって思った!

美怜:あ~分かる!

歌穂:久美子さんの書かれる歌詞が本当にキャッチーだし、かわいくって。

◆さなりさんによる「結ばれた想い」はまた全然違う曲調で。

美怜:さなりさんは16歳で。

歌穂:年下です。

美怜:びっくりしました。この歌詞を、この曲を16歳で!?っていうすてきな曲で。ラップ調で歌うのは難しかったんですけど(笑)

ひなた:今回ちょっと全部難しかった…。

◆それぞれ違った魅力のある曲が集まりましたよね。アルバム『MUSiC』もそうですが。

美怜:自分たちの中でも、この曲だけが好きとかじゃなくて、全部何回も聴きたい!と思うような曲が作れているなって思っています。

私立恵比寿中学◆それでは「トレンディガール」にかけまして、それぞれ“○○ガール”というのを考えてみましょう!皆さんキャッチフレーズはありますが、それはいったん置いといて。

歌穂:ひなたちゃんは…

ひなた:私からいく?(笑)

歌穂:実は…

ひなた:実は…何?怖いんですけど!(笑)

歌穂:実は…実はでもないか。“大人ガール”とか

美怜:大人だね。たぶん、わーい!っていうイメージがあると思うんですけど、エビ中のなかではすごいしっかりしてる。

ひなた:昔は本当にオリに入れられた動物みたいだったんですけど(笑)ちょっとそれを抑えるようにしたら、めっちゃおとなしくなりました(笑)

歌穂:喜怒哀楽がはっきりしてるから、さっきまで一緒にすごくはしゃいでたのに、急に大人になるときがあって。

ひなた:ははは(笑)

歌穂:そういうギャップというか、切り替えられるのがすごいなって思います。

◆美怜さんは何ガールですか?

歌穂:美怜ちゃんは既に“革命ガール”ってなってるけど…“パンチガール”(笑)

美怜:ど、どういうこと?(笑)

歌穂:いい意味で、ですよ…いい意味で…たぶんアホなんですよ(笑)

美怜・ひなた:(爆笑)

歌穂:パンチがあるんです(笑)。何も考えないでポンって出てくるものが、すべてパンチがあるんです。

美怜:じゃあ私は“パンチガール”です(笑)

◆歌穂さんは?

美怜:歌穂ちゃんは…ヘン!(笑)

ひなた:それはみんな分かってるよ!ヘンはみんな分かってる(笑)

美怜:子供からすごい好かれるから…“実は母性があふれてるガール”。あ、“ママみガール”!

歌穂・ひなた:おおー!

歌穂:最近言われる。…でもあんまりうれしくない(笑)

美怜:じゃあちょっと変えるわ(笑)

ひなた:けっこう乙女だと思う。

美怜:あ、乙女乙女!“乙女ガール”です!

ひなた:すごい中身が女の子。

美怜:歌穂って、見た目でパッと見た感じだと分からないくらい、頭のなかですごいすてきなファンタジーな妄想が繰り広げられてる(笑)

歌穂:妄想はタダなので(笑)

美怜・ひなた:(笑)

ひなた:すっごいかわいいものが好きで、最近はメイクのことをすごい話してます。

美怜:(歌穂のまねで)「このメイク買ってみたの♡」って。

ひなた:そう!そういうことをすごい話してて「女子だ!」と思って。

美怜:実は“乙女ガール”。

歌穂:実は“乙女ガール”なんです(喜)

ひなた:美怜ちゃんは女子力のかたまりみたいな感じがあると思うんですけど…

美怜:意外と逆だよね。エビ中って一見見られるのと逆のキャラだったりするよね。

歌穂:意外と乙女?

◆歌穂さん、めちゃくちゃうれしそうですね。

歌穂:ふふふ(笑)

美怜:(歌穂のまねで)「意外と乙女♡」

歌穂:うれしい(笑)

◆では歌穂さんは今日から“乙女ガール”に認定です!

歌穂:イェーイ!

美怜・ひなた:パチパチ(笑)

 

■PROFILE

私立恵比寿中学私立恵比寿中学(真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子)

2009年8月結成、現役中学生が1人もいない「永遠に中学生」6人組グループ。通称「エビ中」、自称「King of 学芸会」。
2012年5月5日「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビュー以降、全シングルがオリコントップ10入り。
翌年12月、初のアリーナ単独公演をさいたまスーパーアリーナで開催。日本人アーティスト史上デビュー最速記録を打ち立てる。
2016年11月16日、オリジナルアルバム3枚から選りすぐった2枚のベストアルバム『中卒』『中辛』を同時発売。

結成10周年イヤーとなる2019年は、3月に岡崎体育、吉澤嘉代子らのアーティストから10代の気鋭ミュージシャンMega Shinnosukeに加え、V-Tuberとしても活躍する東雲めぐ、そして先輩であるももいろクローバーZなど多数アーティストとコラボを果たした5th Album『MUSiC』に続き、6th Albumを2019年秋にリリース予定。
4月からは川谷絵音をサウンドプロデューサーに迎えた、テレビドラマ『神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~』に全員主演。
さらに6月22日(土)に横浜・赤レンガパーク特設会場で単独アイドルが主催する史上初の音楽フェス『「MUSiC」フェス~私立恵比寿中学開校10周年記念 in 赤レンガ倉庫~』を開催する。

星名美怜●ほしな・みれい…1997年11月2日生まれ。神奈川県出身。B型。
“エビ中の今どき革命ガール”

柏木ひなた●かしわぎ・ひなた…1999年3月29日生まれ。千葉県出身。B型。
“エビ中のいつも笑顔なおもちゃ箱”

小林歌穂●こばやし・かほ…2000年6月12日生まれ。埼玉県出身。A型。
“歌う稲穂、ダンシングライス”

私立恵比寿中学公式サイト:https://www.shiritsuebichu.jp/

 

■シングル情報

13th Single「トレンディガール」
6月5日(水)発売

【初回生産限定盤A】
価格:¥1,200(tax in)

01.トレンディガール(作詞・作曲・編曲:川谷絵音)※ドラマ『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』主題歌
02.結ばれた想い(作詞・作曲・編曲:さなり)※「カルピス」ブランド100周年企画「タナバタノオト」タイアップ曲
03.トレンディガール(Less Vocal ver.)
04.結ばれた想い(Less Vocal ver.)

【初回生産限定盤B】
価格:¥1,200(tax in)

01.トレンディガール(作詞・作曲・編曲:川谷絵音)※ドラマ『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』主題歌
02.青い青い星の名前(作詞:高橋久美子 作曲:太田雄大 編曲:湯浅篤)
03.トレンディガール(Less Vocal ver.)
04.青い青い星の名前(Less Vocal ver.)

【通常盤】
価格:¥1,200(tax in)

01.トレンディガール(作詞・作曲・編曲:川谷絵音)※ドラマ『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』主題歌
02.あなたのダンスで騒がしい(作詞・作曲・編曲:川谷絵音)※ドラマ『神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~』劇中歌
03.トレンディガール(Less Vocal ver.)
04.あなたのダンスで騒がしい(Less Vocal ver.)

 

■ドラマ情報

『神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~』
テレビ朝日
毎週土曜 深2・30~

ABCテレビ
毎週日曜 後11・35~

番組サイト:https://www.asahi.co.jp/kamitunes/
 
●photo/中村圭吾 hair&make/伊達ともえ・横山藍・斉藤弓(KIND)