Juice=Juice金澤朋子×高木紗友希×宮本佳林×植村あかりインタビュー!『新世紀ミュージック』

特集・インタビュー
2020年03月27日

ハマ・オカモトさん(OKAMOTO’S)と松岡茉優さんがMCを務める『新世紀ミュージック』(BSスカパー!)の3月30日(月)放送回に、Juice=Juiceが登場。収録を終えた金澤朋子さん、高木紗友希さん、宮本佳林さん、植村あかりさんの4人にインタビュー。宮本さんの卒業についても聞きました。

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Juice=Juice金澤朋子×高木紗友希×宮本佳林×植村あかりインタビュー

◆宮本さんの卒業についてトーク収録で語られていましたが、収録を終えた感想を教えてください。

金澤朋子:私たちも宮本が卒業を発表してからブログとかではコメントを出してはいるんですけど、自分たちの口からあらためて説明をすることで「ああ、本当に卒業するんだな」と今さらながら実感してますし、でもまだまだ不思議な気持ちもあって。これまでもBSスカパー!さんに何度も来ていて、収録も何回もやらせてもらっていたので、次に来る時は宮本がいないJuice=Juiceで来るのかなって考えると、やっぱり少し寂しさはあります。でも、やっぱりこれからのソロ活動に向けても未来はとっても明るいので、6月までもっともっと充実した時間を過ごせたらなと。その後もお互い高め合える関係になれたらいいなとあらためて思いました。

高木紗友希:Juice=Juiceにとって宮本佳林の存在は大きくて、その穴を埋めることはそう簡単にはできないけれど、新しいJuice=Juiceの形にしなきゃいけない。だから今のうちに一生懸命、佳林の良さをたくさん吸収したいです。新メンバーもどんどん成長している中で、自分たちももっと成長していけたらいいなって思います。

植村あかり:唯一の同い年で、すごく近いところに居てくれたんだなって感じているので、残りの時間を大事に過ごしたいです。卒業してからも絶対にこの関係性は変わらないので、今は寂しいという気持ちよりも、新しいところでも頑張ろうねっていう気持ちのほうが強いです。

◆メンバーの想いを聞いて、宮本さんはいかがですか?

宮本佳林:新メンバーのことをもっと紹介しなきゃいけないのに、何だか申し訳ない気持ちでいっぱいになって、途中からどうしようっていう気持ちになりました。私が卒業した後も、私自身もJuice=Juiceのみんなもすてきな環境でまたライブができたらと思っているので、最後だからとか集大成だとかいうつもりはなくて。でも、卒業というターニングポイントではありますし、応援してくださっている皆さんにとってもすごく大きなものだと思うので、そういう気持ちも大事にしたいと思っています。

◆今後、どのようなソロ活動をいっていきたいと考えていますか?

宮本:卒業を決める段階で、これから先の人生をどう生きていきたいかなど、事務所の方といろいろ話をさせていただいて。その中で自分自身は、自分の生活を極めていきたくて、DIYをやりたいなと思ったんです。すごく不器用なんですけど、作ったりするのが好きなので。だから、女の子で不器用だからできないよという人でもできるようなDIYを発信できたらなという気持ちがあります。今後、DIYもやりつつ、ライブや歌も両立して生きていきたいと思っています。

◆メンバーの皆さんは宮本さんの気持ちをご存じでしたか?

高木:いきなりDIYって言われたので、「へっ!?」って驚きました。でも、佳林がずっとやりたいと言っていた歌って踊ってというソロ活動も続けてくれるということなので、それは自分にとってもファンの皆さんにとってもうれしいです。もし、DIY一本に絞ると言われたら止めていたかもしれない(笑)。音楽も含めてやりたいことをやっていくという事なので、それも楽しんでほしいですね。

Juice=Juice金澤朋子×高木紗友希×宮本佳林×植村あかりインタビュー

◆収録中には、宮本さんのベストステージを発表されていましたが、ご自身のベストや思い出に残っているステージを教えてください。

宮本:「Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~」で、朋子が「GIRLS BE AMBITIOUS」で自分のパートを歌い忘れた時があったんです。その時に、みんなでセクシー担当に立候補し合ったステージがあって、それがすごく楽しかった。

金澤:覚えてる!私、ハプニングに弱いんですよね(笑)。頭がいきなり真っ白になっちゃうタイプなので、一回抜けちゃうと戻ってこれなくて。取りあえず自分の歌位置まで、歌うぞという気持ちで走ってみたんですけど、歌詞が何にも出てこなかったんです。メンバーがそのパートを歌ってくれてたり、「私がセクシー担当です」と手を挙げてくれたりして、メンバーのフォローにすごく助けられました。

高木:すごく思い出に残っているのが、収録でも出たんですけど、「スカパー! presents『FULL CHORUS ~音楽は、フルコーラス~』in 日本武道館」。バンドメンバーの中に、私の大好きなコブクロさんのバンドメンバーのラムジーさんがいらっしゃって。バンドメンバーの一覧からラムジーさんの名前を見つけて、すごく楽しみにしてたんです。だから当日は他とは違う緊張感がありましたし、すごく楽しんでパフォーマンスしていたら、最後にバイバイってやる時に、ラムジーさんが私に拍手してくださって、天にも昇る気持ちでした。

金澤:一番最近のライブの「金澤朋子 LIVE 2020 ~Rose Quartz~」の話になんですけど、人生で初めてのソロライブだったので、とても緊張もしましたし、いろんな思いがあったんです。千秋楽公演で私が最後のあいさつで、お辞儀をして頭を上げた瞬間に、客席にいた皆さんがスタンディングオベーションで拍手をしてくれていて、その景色を見た瞬間に涙が止まらなくなってしまって。自分の予期せぬことが起こった時に、人ってこんなに心動かされるんだなっていう。自分が皆さんの気持ちを動かせたらと思ってやっていたのに、最後の最後に皆さんからそんなプレゼントを頂いてしまって。それがすごくうれしかったですし、またソロライブをやらせていただくことが決まっているので、そこでは私から皆さんに何かお渡しできたらなと思います。

植村:「Juice=Juice CONCERT TOUR 2019 ~JuiceFull!!!!!!!~」の(宮崎)由加ちゃん卒業の時は、「続いていくSTORY」の落ちサビを由加ちゃんが歌ってから私が歌って、また2人で歌うパートがあるんです。2人とも本番中は泣かないって決めてたんですけど、2人とも結構涙腺にきてしまっていて。目を合わせた時にウッとなったんですが、こらえている顔を見ながら歌い切ったっていうのがすごく思い出深いです。

◆番組では、宮本さんのセレクトでオリジナルバージョンの「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」も歌います。

宮本:この曲は、オリジナルバージョンと、New Vocal Ver.と2パターンあるんですけど、今回はオリジナルバージョンをパフォーマンスさせていただきました。2パターンで、立ち位置も歌割りもガラッと違うので、メンバーも「どっちだっけ?」となったんですが、楽しんでやることができたので良かったです。この曲はいろんな方から好きだと言っていただけていますし、この曲でJuice=Juiceを知ったという方も多くて。またこの曲を『新世紀ミュージック』で聞いて、Juice=Juiceを知ってもらえたらいいなと思います。

◆最後に番組の見どころをお願いします。

金澤:Juice=Juiceはこれまでもいろいろと体制を変化させつつ、進化できるように頑張ってきたグループです。今回は佳林の卒業を控えた状態での番組出演でしたが、佳林のベストステージの映像を振り返らせていただき、自分たちもいろんな思い出がよみがえってきて、とても貴重な経験でした。ありがたいことに2曲も歌わせていただいて、新曲もそうですし、これまで何度も歌ってきた曲を披露させてもらいました。差があって面白いと思うので、2曲とも楽しんで見ていただけたらうれしいです。

■プロフィール

Juice=Juice

金澤朋子
●かなざわ・ともこ…1995年7月2日生まれ。埼玉県出身。B型。

高木紗友希
●たかぎ・さゆき…1997年4月21日生まれ。千葉県出身。A型。

宮本佳林
●みやもと・かりん…1998年12月1日生まれ。千葉県出身。O型。

植村あかり
●うえむら・あかり…1998年12月30日生まれ。大阪府出身。O型。

■番組情報

『新世紀ミュージック』
BSスカパー!
3月30日(月)後10・00~