『MIU404』綾野剛&星野源インタビュー!「再開できたことに感謝」 | TV LIFE web

『MIU404』綾野剛&星野源インタビュー!「再開できたことに感謝」

特集・インタビュー
2020年06月26日

『MIU404』

“機微”のキャッチを互いにできてることが僕たちの柱(綾野)

剛君、めちゃくちゃ“いいね”してくれるんですよ(笑)(星野)

◆事件の初動捜査を担う機動捜査隊の隊員としてバディを組むお2人。あらためてご自身の役柄について教えてください。

綾野:伊吹は“何だかいつもとにかく機嫌がいい人”で切り替えが早くてねちねちしてない。何かが起こったら「しゃーない」「次行こう」っていうメリハリが利いてる人で、自分の“ツレ”みたいな感覚です。

星野:志摩は推理力と思考力が高く、とても刑事に向いていて優秀な男。言葉遣いも荒かったりして。あまり熱血でもないと見せかけて、捜査となると急にものすごく熱くなったり、すごい推理を発揮したりするのが能力が高いなと演じながらも思います。一方で闇、憂いをずっと背負っているところがあるアンバランスな人間で。なぜ彼がこんなに悲しい顔をするのか、話を重ねていくごとに志摩のいろんな部分が表に出ていくし、その味方をしていくのが伊吹だったり他のキャラクターだったりするので、ぜひそこを見ていただきたいです。

◆2年半ぶりの共演ですが、あらためて感じたお互いの魅力は?

綾野:もう2年半もたったんだなってことにちょっと驚いてます。

星野:そうだね。

綾野:連絡を取り合ってたからっていうひと言では終われない感覚。命を扱う『コウノドリ』という作品で共に戦ってきた戦友という感覚が強いのもありますけど。源ちゃんの、役者、音楽、いろんなエンターテインメントに関わってインプットしてきたものを、こうして新しいドラマにアウトプットできる「能動的な臨機応変さ」には学ぶところが本当に多いです。現場で常に一緒にいたところから、だんだん話を増すごとに一緒にいないシーンも増えてきたんですが、そういう時に「今日の源ちゃんはどんな芝居をしてどんな表情してるんだろう?」とか気になるんですよ。

星野:はははは(笑)。

綾野:会えないからこそよりその人のことを豊かに考えるっていうか。それが僕たちの中では常にあって。源ちゃんと真摯にお互い向き合いながら、成熟している部分と未熟な部分をパテのように埋め合う時もあれば、あえて見せつけた時にそっと寄り添ってくれる源ちゃんっていうのも、僕にとってこのドラマでは必要不可欠な人だし、とても感謝してますね。

星野:『コウノドリ』の時は僕はほとんどしゃべらない役で。今回は二人とも全然違う役。単純に会話が多いので、そういう芝居がたくさんできるのがすごく楽しいな。ここまで『コウノドリ』とふり幅が違うところに二人で行ってるというのも、見て下さる方々に楽しんでもらえる予感があります。現場でも“4機捜”の面々とのアンサンブルっていうんですかね。ちょっと笑っちゃうぐらい凸凹、みんなバラバラなんですよ、4機捜のみんな。被ってる人が一人もいないっていうか。

綾野:うん。

星野:みんな各方面に行き切ってるような人なので、それが多分見てて面白いんじゃないかなっていうのと、単純に演じていてすごく楽しいです。

◆プライベートで印象的なエピソードはありますか?

綾野:何か具体性があるものじゃない気がしてて。ふとした瞬間に連絡を取るんですよね。「今日こういうことがあってねー」とか、「最近何してたの?」っていう何でもない電話を源ちゃんにしたりする中で、何となく“機微”みたいなのがお互いに分かるんですよ。「今日は体調良さそうだな」とか「悪そうだな」とか。その“機微”のキャッチを互いにできてることが、僕たちの柱になってるような気がしてて。僕たちは共演者からスタートした関係ですが、だからこそ、もし源ちゃんがとても喜んでいたら一緒に分かち合いたいと思うし、何か源ちゃんが苦しんでいたら、盾にも剣にもなりたいと思う。何か、そんなことなんじゃないかなって思うんですよね。しょっちゅうご飯に行くから仲がいいとか、そういう次元ではなくて。そんなことを星野源と言う人に対して思う。

星野:そうですね。いわゆる一緒にご飯行ったり飲みに行ったりってことをほとんどしないんですけど、僕のインスタに剛君、めちゃくちゃ“いいね”してくれるんですよ(笑)。僕はいいねをする習慣があまりなかったんですけど、剛君は「そんなに早く!?」ってくらいいち早く。あとは僕が何かを発表した時に直接LINEで感想くれたりするんですよ。そこで自分がやってることに対して、役者でも音楽でも、仕事に対してのリスペクトをしてくれてるんだなっていうのをすごく感じますし、僕も彼の仕事ぶりはいつも見てますから、「飲み行こうぜ!」みたいなのとはまたちょっと違う種類のつながりみたいなのはすごくある気がします。

綾野:変な話、今源ちゃんに二人でご飯行こうって言われたら、もちろん「うんうん」って言うと思うけどすごく恥ずかしい。

星野:ははは、何で恥ずかしいの?

綾野:分かんない。何話したらいいのかなって。源ちゃんはすごくしっかりしてるんですけど、ポヤっともしてる。かわいいでしょ? 源ちゃんって。全く鋭利な部分がないというか、鋭さを隠すじゃないけど、人に向き合うってことをとても大切に考えてる人だから、すごく恥ずかしくなっちゃいそうで。想像つかないですね。

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