BiSインタビュー「曲を出せば出すほど、どんどん伝えたいという気持ちが増している」

特集・インタビュー
2021年05月28日

チャント「(初期衣装を着ている)みんなを見て、ニヤニヤしちゃった(笑)」

◆「TOUCH ME」のMVでは、ネオさんの幼少期の映像が多用されていますよね。

ネオ:元々は4人の(幼少期の)映像を使おうという話だったんですけど、私のものが特に多くて…。

ティ部:莫大な量が(笑)。

トギー:他の3人分を全部足しても、それよりネオのほうが多かったらしいです。

チャント:そうなんだ、本当に莫大やん(笑)。

◆その結果、ああなったと(笑)。MVでは涙も印象的でした。

ネオ:(サビの)“戻らない戻せないんだな”とかが特にグッと来すぎて…、いろんなことを思い出しちゃいましたね。MVを撮っている最中に研究員のみんなの顔が浮かんだし、親の顔も浮かんだし、メンバーのことも浮かんだし、これまでの人生の振り返りみたいな感じになって、自然と涙が湧き上がってきました。

ティ部:私は幸せな気持ちが勝っちゃったんですよね。“初期の衣装を着て、こんなすてきな場所でこんなすてきな曲を歌って、これが作品になるのか…!”と思っている気持ちが撮影前からずっとあったせいで、泣けなかったんです。でもモンちゃんはずっと泣いていましたね。

トギー:最初から泣いていましたね。一番早かった(笑)。

◆やはり思いがこみ上げてきた?

チャント:やっぱり大きな後悔とかを思い出したら…。元々、涙もろいのもあるんですけど、(監督から)「泣いていい」と言われていたので“泣いていいのか”と思っちゃって。普段は「泣いちゃダメだ」と思うことが多いけど、“泣けるんだったらもう泣いていいや。今日だけは許してもらおう”っていう感じでした(笑)。

◆ティ部さんも言ったように、初期衣装だったことも大きいのでは?

ティ部:“もうこんなに時間がたったのか”っていう。私たち、爆速だったので…。実際はあの衣装で活動していた期間も結構長かったはずなんですけど、その当時は時間がめちゃくちゃ速く感じていたんです。本当にたくさんライブをやらせていただいたし、いろんな場所に行かせていただいて。初めてのMV(「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」)もあの衣装だったということもあって、最初はどういう気持ちで今着ようかなと思っていたんですけど、実際に着てみたら普通に“ヤベェ! うれしい!”ってなっちゃいました(笑)。

◆喜びが勝ったと。

チャント:(初期衣装を着ている)みんなを見て、ニヤニヤしちゃったもん(笑)。

ティ部:ずっとニヤニヤしていましたね。“出会った頃の感じやん!”っていう。

トギー:“若返った!”みたいな(笑)。

チャント:“顔だけ今”みたいな感じで、めっちゃ面白かったです(笑)。

チャントモンキー
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