「BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?」第3回:ネオ・トゥリーズ『彼女は安楽死を選んだ』

特集・インタビュー
BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?
2021年02月02日

BiS(ビス)の連載が、TV LIFE webで新たにスタート! 過去2度の解散と再結成を経て、現在は新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組について語っていただきます。それぞれに強力な個性を持つ4人の脳裏に、鮮烈なインパクトを残したテレビ番組とは…? 第3回は、ネオ・トゥリーズさんが『彼女は安楽死を選んだ』についてご紹介!

はじめまして!
新生アイドル研究会BiSのネオ・トゥリーズです。
BiSは2019年8月にメジャーデビューした、4人組のグループです。

早速ですが、私はミステリーや、今までに起きた事件、未解決事件、ドキュメンタリーなどにとても興味があります。
お休みの日は、お家でほとんどの時間をそのような動画を見て過ごしているような気がする。
もっと知りたいと思ったものは、さらに本を買って読んだりしています。

そんな私が紹介するのは、2019年6月2日に放送された『NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」』。

私はこれを一生忘れることはない。

「なぜここに来ましたか?」
「死ぬためです。」

安楽死を選んだ一人の日本人女性。
彼女は48歳の時に、体の機能が奪われていく神経難病、多系統萎縮症を患う。
医師からは「命を延ばすためにはやがて胃瘻と人工呼吸器が必要になる」と宣告される。

ある日、医師から紹介された病院を訪問した際、そこで将来自分が必要になると言われていた人工呼吸器をつけた患者を目の当たりにする。それは彼女の気持ちを揺さぶった。

彼女は「私が寝たきりで苦しがっている様子を見ても、生きていて欲しいと言いますか?」と私たちに問う。

日本では認められていない安楽死。
彼女は「私が私であるうちに安楽死をほどこしてください」とスイスの安楽死団体に登録した。

「安楽死でない方向へ気持ちが向いて欲しい」と葛藤し続けた家族は、彼女と生と死を巡る対話を続け、スイスでの最期の瞬間に立ち会った。

この番組を見て私は、死についての見方、生きることについての見方について考えさせられた。
自分もいつかは絶対に死ぬ時が来るのか……と時々ふと考える時がある。
その時、自分は物凄い恐怖心に襲われる。
自分にとって死は物凄く怖い。
彼女が自ら死を選択するということは、人生をどのように生きるかを決めることくらい大事なことであったはずだ。

色んな方面から考えられる人になりたいと思った。

いつ何が起こるかわからない人生、私は死ぬ時が来るまで生き、今を生きる。

<ネオ・トゥリーズ プロフィール>

圧倒的な歌唱力を誇り、世界的歌姫“マライア・キャリー”の最高音の半音下(hiG#)まで地声で操る東京出身の18歳。150cm。

ネオ・トゥリーズ Twitter:@NEOTREES_BiS

<BiS プロフィール>

英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。

2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間を賑やかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。

第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、”200km駅伝”、”24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を経験しながらフルアルバム2枚とシングル1枚をリリースし、音楽業界に大きなインパクトを与える。

コロナ禍でも、ゲリラでの新曲発売や同じ楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMVを公開するなど、泥臭くもエモーショナルな活動を展開し、勢いは加速し続けている。

“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。

<INFORMATION>

■2nd EP『KiLLiNG IDOLS』
2021年2月24日(水)発売

【初回生産限定盤】5,500円+税
【通常盤】1,818円+税

■BiS ツアー “KiLLiNG IDOLS TOUR”(2021年)
2月10日(水)神奈川・KT Zepp Yokohama
2月12日(金)東京・Zepp Tokyo
2月14日(日)北海道・Zepp Sapporo

■WACK TOUR2021 “TO BE CONTiNUED WACK TOUR”(2021年)
2月06日(土)福岡・Zepp Fukuoka 出演:EMPiRE/BiS
2月07日(日)大阪・Zepp Osaka Bayside 出演:BiS/PRADISES
2月21日(日)北海道・Zepp Sapporo 出演:BiSH/GO TO THE BEDS
2月27日(土)宮城・仙台GiGS 出演:EMPiRE/豆柴の大群
3月17日(水)東京・Zepp Tokyo 出演:BiSH/BiS/GO TO THE BEDS/WAgg
3月18日(木)東京・Zepp Tokyo 出演:EMPiRE/豆柴の大群/PARADISES/WAgg

<WEB>

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol