逢坂良太&洲崎綾「作品に携わるすべての人たちの圧倒的な熱量を作品から感じてください!」映画「シドニアの騎士 あいつむぐほし」

特集・インタビュー
2021年06月04日

◆では、これまでのTVシリーズも含めて、印象に残っているシーンを挙げていただくと?

洲崎TVシリーズの第2期はラブコメといいますか、コミカルな要素も結構多かったんです。つむぎの動きもすごくかわいかったりして。特にこたつに入ったり出たりするシーンは大好きでした。第1期だと、星白(閑)と長道のエピソードはどれも思い出深いです。一緒に海中浮遊槽や重力祭に行ったり。それに戦闘に出た星白機が大破して、宇宙を何日間か漂流するエピソードでは、生死をさまようギリギリな状況なのにどこかロマンチックな感じがして好きでしたね。

逢坂:すごくすてきなシーンだったよね。2人の命を救ったあの貴重な水を後に公式が「星白水」とか出すから(2015年、講談社漫画賞の贈呈式で参加者に配られた非売品)ネタみたいになって(笑)。

洲崎:そうだった、そうだった(笑)。『シドニア』にはそういうバズる要素がたくさんあったよね。それも含めて、やっぱり原作の弐瓶(勉)先生は天才だなって思った。

逢坂:いや、「星白水」に関しては、ひと言も原作でそんなワード出てこないんだけどね(笑)。

◆逢坂さんが印象に残っているエピソードは?

洲崎:光合成のシーンじゃない?(笑)

逢坂:光合成のシーンはどうだろう…基本的に女性たちにボコボコにされる場面ばかりだから、あまり思い出したくないなぁ(苦笑)。

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