『ゼンカイジャー』で注目の若手俳優・増子敦貴、目指すは「“この作品には増子が必要だ”と言ってもらえる個性的な役者」

特集・インタビュー
2021年07月17日

◆映画にはWアニバーサリーならではの展開も盛りだくさんだそうで。期待が膨らみます!

ファンの皆さんの見たいものがたくさん詰まっていると思います。今までの歴史を受け継いで、『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』のヒーローたちがどんな戦い方をするのかも見どころです。あと、個人的にはゲスト出演の鈴木福さんにも注目していただきたいです。物語のカギを握る謎の少年役で、最後に全てが分かった瞬間、“そうだったんだ!と驚くはずです。その伏線を知ると、もう1回見たくなると思います。

◆映画の公開を記念した、『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』の合体スペシャルでは、それぞれの作品でコラボ回がオンエアされます。

『セイバー』には、ゾックスが登場しています。オリヒメワルドを倒そうとする過程で秀君(内藤秀一郎)演じる飛羽真/仮面ライダーセイバーとの間に芽生える友情も見どころです。秀君は優しいので、困ったことがあっても言いやすくて。伸び伸びと演じることができました。

◆『セイバー』チームに入っての撮影は、刺激も多かったのでは?

緊張しましたけど、勉強になることばかりで。特に、諸田(敏)監督とご一緒できたことは貴重な経験でした。なかなか褒められることはありませんでしたけど、“今の芝居、納得してくれたのかな”と思えるような「オッケー!」を頂けた時はうれしかったです。諸田監督は“多分、あまり納得がいってないんだろうな”という時は「チェ……ック!」って溜めて言うんです(笑)。

◆諸田監督とご一緒して、どんな学びがありました?

諸田監督は、ゾックスのバックボーンを踏まえて、そこで芽生えた感情をもっと大事にするようにとか、いろいろ教えてくだって。演じる上でのアイデアをもっと豊富にしたいと思えるようになったのは、自分の中で大きな変化でした。

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