『ゼンカイジャー』で注目の若手俳優・増子敦貴、目指すは「“この作品には増子が必要だ”と言ってもらえる個性的な役者」

特集・インタビュー
2021年07月17日

◆そうやってキャリアを重ねてきて、今、演技の仕事に対してどのような思いで臨んでいるのでしょうか。

『ゼンカイジャー』に関して言えば、今まで出演してきた作品とは別物だと考えています。映像作品はあまり経験がないですし、自分が培ってきたものを出すとかではなく、フラットに。変なプライドは持たず、ゼロからの気持ちで臨んでいます。そうすることで、いろんなゾックスを自分でも見つけていきたい。“こういうやり方もあるんだ”“こういうアイデアだと受け入れてもらえるんだ”とか発見もあって、今は毎日が新鮮で楽しいです!

◆今後、挑戦してみたい作品や役柄はありますか?

これまでの僕の出演作は、コメディ要素が入ったものが多いんです。それを生かして、福田(雄一)監督の作品に出てみたいです。あと、学校の制服は今しか着られないので高校生役とか、警察官役とかにも興味があります。もちろんいつか主演もやりたい。でも、まずは “この作品には増子が必要だ”と言ってもらえる個性的な役者になりたいです。それと同時に、僕はGENICというダンス&ボーカルグループでも活動しているので、いつかドームツアーもやりたいと思っていて。東京ドームにはお客さんが5万人入るそうですけど、ドームの外に出たらさらに5万人が集まっているくらいのグループにしたいです。日本からブラジルを目指すくらい遠い夢ですけど、頑張りたいです。僕、欲張りなので(笑)。

PROFILE

増子敦貴
●ましこ・あつき…200015日生まれ。福島県出身。B型。男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICのメンバー。エイベックス主催の「Boys Award Audition 2016」でファイナリストに選出されたのをきっかけに芸能界デビュー。これまでは舞台やミュージカルを中心に多くの作品に出演。『機界戦隊ゼンカイジャー』でゾックス・ゴールドツイカー/ツーカイザー役に抜擢され、注目を集めている。

作品情報

『機界戦隊ゼンカイジャー』
テレビ朝日系 毎週(日)前9301000
※2021年718日は『仮面ライダーセイバー』との映画公開記念合体スペシャル(前900)を放送

映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」
2021年722日(木・祝)より全国公開

photo/小澤正朗 text/林桃

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