声優・豊崎愛生が語るコンサートへの想い──「来てくれるお客さんと私にとっての“帰る場所”」

特集・インタビュー
2021年07月18日

声優・豊崎愛生のコンサート『豊崎愛生 コンサート2021~Camel Back hall~』の初日公演が7月17日(土)に神奈川県民ホールで開催された。公演では、最新アルバム『caravan!』の収録曲を中心に、定番曲なども披露。収容定員の50%という制限はあったが、久々の有観客によって会場が彼女のイメージカラーである緑色に染まる中、終始アットホームな雰囲気で初日公演は幕を閉じた。そこで、初日公演終了直後の彼女に直撃インタビュー! 今回のコンサートに込める想いから、初日の感想、そして来週開催される公演への意気込みまで、“生”の声をお届け!

 

◆今年2月に配信ワンマンライブを開催しましたが、有観客でのソロコンサートとしては201811月以来となります。まず、あらためて今回のコンサート開催が決定した時の感想から聞かせてください。

メチャメチャうれしかったです! “やっとみんなに会える!”と思いました。正直、こういう状況の中でアルバムをリリースさせてもらえるだけでも奇跡みたいなことなのに、それを引っ提げたコンサートまでやらせてもらえるなんて、本当にありがたいというか。と同時に、スタッフの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

◆やはり有観客でのコンサートは違いますか。

私がステージで歌っているっていうスタンス的には、お客さんがいる・いないや配信に関わらず、今までと変わらず11人に届けたい想いでやっていますけど、でもやっぱり皆さんと同じ空間を共有して、同じ音楽を聴いて、同じ気持ちになってというのがコンサートなので。本当に久しぶりにお客さんを入れて行うということもあったので、とにかくうれしかったですね。しかも今回、私の1stコンサートツアーでも立たせてもらった中野サンプラザホールで開催するということで、このタイミングであの会場に立って自分ができることと言うか、みんなに伝えたいことや見せたいことってなんだろうって考えながら、構成を考えていきました。

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