のん「この舞台を通して、宮藤さんに“成長しているな”“やっぱりすごい役者だな”って思われたいです!」舞台大パルコ人④「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」

特集・インタビュー
2021年08月09日

◆また、のんさんにとって舞台の面白さとはどんなところでしょう?

「私の恋人」で初めてステージに立って感じたのは、やはりライブであることの楽しさでした。目の前にいるお客さんからすぐに反応が返ってきますし、お客さんを含め、劇場にいる全員で1つの空間を作り出しているという感じがして、すごく気持ちよかったんです。また、稽古で1か月かけて役を作っていくのも、とても勉強になりました。最初は時間をかけてキャラクターを形にしていくことにすごく手こずったんです。本番が始まってからも手こずることがありましたが、ある瞬間に“こういうことか!”と腑に落ちる時があって。回を重ねるごとにその頻度が多くなっていったので、そうやって作品や役とずっと向き合うことの面白さを感じられるのも舞台の魅力ですね。

◆宮藤さんに直接演出をつけてもらいながら役を作り上げていく今回も楽しみですね。

はい! “以前よりは成長しているな”と思われたいですね(笑)。それに、いつもだと“こんな自分を見せていきたい”と考えるほうではないのですが、それでも宮藤さんには、“やっぱりすごい役者だな”って思われたいなという気持ちもあります。あとは…ギターを弾くシーンも用意してくださったので、そこがうまくできたら褒めてほしいなって思います(笑)。

PROFILE

のん
●1993年生まれ、兵庫県出身。2016年公開劇場アニメ『この世界の片隅に』にて主人公すずさんの声を務める(第38回ヨコハマ映画祭「審査員特別賞」受賞)。2017年自身のレーベル「KAIWA(RE)CORD」を発足。2018年展覧会『‘のん’ひとり展‐女の子は牙をむく‐』を開催するなど、“創作あーちすと”としても活躍。2020年映画「星屑の町」、「8日で死んだ怪獣の12日の物語─劇場版─」、「私をくいとめて」(日本映画批評家大賞「主演女優賞」受賞)などに出演。自身が監督・脚本・主演を務める映画「Ribbon」は2022年に公開予定。オンラインライブ『のん おうちで観るライブ』を積極的に開催中。

 

作品情報

舞台大パルコ人④「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」

202189日(月)~831日(火)東京・PARCO劇場
2021年9月4日(土)~9月12日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
2021915日(水)~917日(金)仙台・電力ホール

東京公演ライブ配信:818日(水)1800
チケットなど詳細はhttps://stage.parco.jp/program/majirock/

STAFFCAST
作・演出:宮藤官九郎
音楽:上原子友康(怒髪天)
出演:のん、村上虹郎、三宅弘城、荒川良々、伊勢志摩、少路勇介、よーかいくん、YOUNG DAIS、宮藤官九郎、藤井隆

STORY
11年前の戦争(「R2C2~サイボーグなのでバンド辞めます!~」)で一度崩壊した渋谷。復興は遅々として進まず、若者たちは労働意欲をなくし、街は廃虚と化していた。そんな渋谷に1人の少女が姿を現す。NONと名乗る彼女(のん)はテレパシーの持ち主だったが、能力を使うとなぜかダミ声になるという弊害があった。また、彼女が出会うにじろー(村上)もまた予知能力を持っていたものの、その力を使うには必ず屁を出さないといけないという悩みを抱えていた

photo/干川 修 text/倉田モトキ hairmake/菅野史絵 styling/町野泉美

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