I Don’t Like Mondays.インタビュー「僕たちっぽさを出すには楽曲がきれいになりすぎないように汚すこと」

特集・インタビュー
2021年08月24日
I Don't Like Mondays.インタビュー
KENJI (Bass)

◆そして、バラードナンバーの「サボテン」が。

YU:これはアルバム制作の中では、かなり初期からあった曲です。

SHUKI:1、2年くらい前じゃない?

CHOJI:え、そんな昔だったっけ?

KENJI:思い出した! 5か月連続配信リリースの時、どれかをバラードにしてみようっていう候補として挙がってたんだよ。結果的に「エキストラ」に変えたけど。

YU:勢いづいている中にシングルとして出すよりも、やっぱりアルバム曲として入れたいということになってね。聴きやすいというか、バンドサウンドになじみのない人でも聴けるラブソング。僕は結構、気に入ってくれる人が多いんじゃないかと予想しています。

◆ラブソングの中でも、恋というよりは愛を歌った歌詞ですね。

YU:まさにそうです。「愛言葉」にもちょっと近くて。「愛言葉」は恋から愛へのグラデーションを歌詞にしていますが、「サボテン」は愛が育っていくところをテーマにしています。

◆ではタイトルの「Black Humor」にちなんだ質問を。メンバーの中で、一番ユーモアがある人は?

YU:ふふふ(笑)。

KENJI:いやもう、今すぐ「せーの」で言っても3人は一致しますね。

SHUKI:考える時間いらないです。

CHOJI:え、なんで? ちょっと待って。

◆皆さん、最初からCHOJIさんを見ていましたが(笑)。

YU:こんなに面白い人間、いないでしょ?

KENJI:生きざまがもうブラックユーモアだもん。

CHOJI:それはKENJIもそうじゃん。

YU:ユーモアっていう意味では断トツじゃないですか? 天然さんだから。

CHOJI:その天然さんの“さん”って嫌やなぁ。

SHUKI:(笑)。

KENJI:「そうは見えないのに」っていうのが大きいんだよ。

YU:そうそう、ギャップだよギャップ。

KENJI:ステージ上と全然違うもんね。自分でも言ってるでしょ。

CHOJI:…あのねぇ、実は俺も最近なんとなく分かってきた。

YU:自覚してきた?

CHOJI:うん。コメント動画撮ってる時とか、どこ向いていいのか分かんないんだよね。自分でも客観的に見てキョロキョロしとるなって印象はある。それはなんか違和感があった。

SHUKI:あははは!

YU:違う、そういうことじゃないと思う(笑)。

KENJIあのね、コメント撮りの時は「今なんでこれ言ったんだろう?」ってことが多いの。

YU:とりあえず質問関係なく、自分がしゃべりたいことしゃべるでしょ。

CHOJI:ああ、そうだね。しゃべりたいことをしゃべるかも。

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