◆小池さんはSeason2からの参加になりますが、先日行われた完成報告会の様子から、現場は楽しい雰囲気なのかなと。
その通りで、楽しい現場でした。皆さん優しいんですよ。演者さんもスタッフさんも、「小池さんが来るのを、みんな待ってたんです！」って迎えてくださって。それがお世辞ではなく「ホントに待ってました！」「めちゃくちゃ楽しみにしてました！」みたいな人ばかりで（笑）。そんなこと言われたら、うれしいに決まってるじゃないですか！（笑） 僕も楽しみにしていたので、相思相愛じゃないですけど、ようやく合流できたなと。撮影初日で、一気に全身の緊張がほぐれた感じがありましたね。
◆伊野尾（Hey! Say! JUMP）さん、神宮寺（King ＆ Prince）さんと共演してみての印象はいかがですか？
僕は2人とは初共演なのですが、2人ともすごく器用だなという印象を受けました。多才だし、人間力も非常に高くて、気遣いもできる。特に伊野尾くん演じる高槻先生は、大量のせりふがありますからね。“いつ覚えているんだろう？ すごいな”って思いましたね。伊野尾くんはへんに飾らないし、屈託のない感じもあって。一方、神宮寺くんは、「先輩、先輩」ってくる感じがかわいかったです（笑）。彼が演じる尚哉は瑠衣子に「ワンコくん」と呼ばれていますが、それが作品じゃない部分での彼にも合っているなって思いましたね。
◆撮影中、大変だったことは？
Season1からSeason2で季節が変わり、夏になっていったんですね。ものすごく暑い中での撮影だったんですが、僕の衣装は全身黒なんですよ（笑）。暑さ対策ができないのが一番大変でしたね。しかも一は汗をかかない雰囲気がありましたから。
◆怪異を扱った作品ですが、小池さんご自身は怪異を信じていらっしゃいますか？
う〜ん…難しい質問ですね。信じていないと言うと嘘になるし、じゃあ信じているかと言われると、普段から信じて生きているわけでもないので。ただ二択なら、僕はあるんじゃないかと思っています。だって怖いじゃないですか、例えばSeason1の1話に登場した「こっくりさん」とか、「信じてないなら、じゃあできるのか」って聞かれたら、怖いですからね。1人でお墓にいくのも、幽霊が出るんじゃないかと思うと怖い。そう考えると、怪異みたいなものは存在するんじゃないかなって思います。
◆高槻先生も尚哉も特殊な能力を持っていますが、小池さんだったらどんな能力が欲しいですか？
高槻先生の完全記憶能力は、役者はみんな欲しいんじゃないですかね（笑）。メモを取らなくていいですし、台本もサラッと1回読んだだけで覚えられちゃうわけだから。あの能力は欲しいですね。
