BMKインタビュー「BOYS AND MENさんに追いつけるように頑張りたい」

特集・インタビュー
2021年10月22日

BMKインタビュー

BOYS AND MENの弟分グループ・BMKがメジャー2ndシングル「Beat Monster」をリリース。ハロウィンの時期にもぴったりな本作の聴きどころやレコーディング時の裏話などもお伺いしました! さらにハロウィンにまつわるエピソードも!

 

◆2ndシングル「Beat Monster」は、一度聴いただけで思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディーが印象的です。この季節にピッタリなパーティーソングとなっていますが、初めて今作を聞いた時の感想から教えてください。

米谷恭輔:この曲は今までのBMKになかった曲調で、怪しげなイントロから始まってサビではハッピーな感じになる、1曲の中ですごく振り幅がある楽曲です。聴くだけで楽しい気分になれますし、僕たちもパフォーマンスをしていてすごく楽しいので、BMKにピッタリな曲に出会えてよかったなって思いました。

佐藤匠:9か月ぶりのシングルということで、2曲目は一体どんな楽曲になるんだろう? とドキドキしていました。ハロウィンらしく、モンスターたちのかわいい部分とちょっと気味の悪い部分がいい感じに表現されていて、聴いた瞬間からワクワクが止まらなかったです!

◆レコーディングはいかがでしたか?

三隅一輝:僕らの楽曲は事前にディレクションしてくださる方が「この子はこのパート」と割り振りを決めてくださっているんですけど、この曲に関してはこれまでとやり方が違って。サビは全員で歌っているんですけど、そのあとのカタカナの歌詞の部分は選抜式で、実際にレコーディングしてみてよかったメンバーを当てはめていくことになったんです。誰もが選ばれるチャンスがあったので、音源を頂いてからそれぞれが必死に練習して。熱量を持って、各々の色を出そうと頑張ってレコーディングに挑んだので、その熱量が音源からも伝わるんじゃないかと思います。

米谷:落ちサビは結構戦いだったよね。

一同:そうだね。

◆その戦いを勝ち取ったのは誰だったんですか?

米谷:僕とみかちゃん(三隅)とたくみん(佐藤)ですね。

松岡拳紀介:(米谷に無言でエルボーする)

一同:(笑)

中原聡太:僕とけんぱ(松岡)は選ばれなかったんですけど、僕たちの思いもちゃんと入っています!

三隅:全員ソロパートがありますし、声にも異なる特徴があるので、ぜひ耳を澄まして誰が歌っているのか聞き分けながら聞いていただけたら、より今作を楽しんでいただけるんじゃないかと思います。

◆楽曲の世界観を体現したダンスにも注目ですが、ポイントを教えてください。

松岡:両手を使ったサビのモンスターポーズですね。手を左右、上下に振ったり、前に出したり…メロディーと同じで、一度見たら自然と覚えてしまう、簡単で踊りやすい振りになっているので、ぜひ僕らのまねをして踊ってほしいです。間奏でも1人ずつ踊っているので、ダンスでもそれぞれのカラー(個性)をぜひ見て楽しんでもらいたいです。

◆今作を通して伝えたい思いはありますか?

米谷:今、世の中にはいろんな規則があったり、よくない空気が流れたりしていますけど、この曲を聴いている時は、シンプルにラフな心で楽しんでほしいですね。歌詞にカタカナが多用されていたり、“恐竜”とか“1億年前”とか不思議なワードがたくさん出てきたりもしますし、“ミラーボール”とあるように皆さんのダンスフロアというか心が解放できる場所になったらいいなと思います。

中原:二番の歌詞では僕たちにリンクするポイントもあるんです。物語として楽しめるだけでなく、初めて聴いた人でも“BMKってこういう人たちなんだ”と分かっていただけるんじゃないかなと思います。逆に今まで僕らを応援してきてくれたファンの方には「あっ、こういうところあるよね。分かる~」って共感してもらえると思いますね。

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◆衣装にも個性が表れていますが、それぞれのポイントがあれば教えてください。

佐藤:みんなそれぞれ被り物とかをしているんですけど、僕は頭にゴーグルをつけていて。みんなで頭に何かをつけるっていうことが初めてなので、本当にハロウィンの仮装をしている気分でテンションが上がります!

米谷:僕は肩と足にしっぽがついているのがポイントです。難点は横にいるメンバーに刺さってしまうこと(笑)。でも踊っているといい感じにフワッと揺れて、見てくださった方が良いと言ってくれるので、このしっぽは大事にしていきたいなと思います。

佐藤:女の子のポニーテールと同じだね(笑)。

松岡:僕は肩とポッケのところのざらめ? なんて言うんだろう~?

中原:ラメ?

佐藤:突起物?

松岡:分かんないんですけど、ここがザラザラしていてすごく触り心地がよくて。帽子にもついているんですけど、いつかこのご時世が落ち着いたら、ぜひ皆さんにも触ってもらって、この感覚を味わってもらえたらいいなって思います。

松岡以外:(笑)。

中原:僕は素材ではないんですが(笑)、学ランの肩のところのスライムが垂れているような部分。めちゃくちゃかわいくてお気に入りですね。

三隅:僕はミカエルザフライというモンスターがテーマなんですけど、唯一モンスターの中で羽根が生えているんです。細かな部分までこだわって作られていますし、メンバーごとに異なるテーマのモンスターのシルエットが背面に入っていて、すごくかわいいのでぜひ360度から見て楽しんでほしいです。

◆まさに今はハロウィンシーズンですが、5人でハロウィンパーティーをするならどんなコスプレをしたいですか?

三隅:昨年はクリストファー・ロビンのコスプレをしたんですけど、上が黄色いシャツで下がデニムの短パンだったこともあり、メガネをかけたらのび太君じゃないかという説が浮上したんです(笑)。なので今年はもっとクオリティをあげたクリストファー・ロビンのコスプレでリベンジしたいですね。

中原:僕はコスプレサミットに出させていただいた時に、アメコミのコスプレをしている人を見てすごいなと思ったので、ウルバリンとか映画のキャラクターをやりたいです。

松岡:いいね~。僕はいっぱいあるんですけど、ドラえもんになって、ポケットからお菓子を出したり、メンバーにサプライズをしたいです。(満面の笑みで)僕は夢を叶えるドラえもん!

米谷:それ、アンパンマンじゃない?

一同:(笑)

米谷:僕はアンパンマンに出てくるかつおぶしマンというキャラクターに似てると言われるので、コスプレをして実写版になりたいと思います。

佐藤:見たい(笑)。僕は、今年行われた東京オリンピックにちなんで、それぞれがいろんな種目の選手になって、BMKでオリンピックをしたら楽しそうだなって。できればファンの人も一緒に参加して、みんなで運動会みたいな感じで盛りあがれたらいいなって思います。

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◆すてきです! ではBMKをひとことで表すと、どんなグループですか?

佐藤:“試練上等”。表に出ていることから出ていないことまでいろんな困難があって、それを1つひとつ乗り越えていって今があるんです。

中原:専用劇場を満杯にできなかったら次のCDが出せないとか、ツアーを完売させないと次のMVが出せないとか…。

米谷:1つの困難を乗り越えたらまた次の困難が訪れるという。

三隅:僕たちの先輩であるBOYS AND MENさんが“諦めなければ夢は必ずかなう”というのを合言葉に活動しているんですけど、ボイメン研究生であった僕たちもその意志を引き継いで、どんな困難があろうと最後まで粘って立ち向かっていくというのはみんな共通で心にあると思います。

◆皆さんにとってBOYS AND MENさんはどのような存在ですか?

一同:尊敬!

松岡:デビューの時にはお祝いの言葉を皆さんからいただけてすごくうれしかったですし、先輩たちの背中を見て僕たちも頑張ろうといつも力をいただいています。

中原:僕らはボイメン研究生の中で選抜に入れなかったメンバーなんですけど、メンバー発表の次の日に、小林豊さんから「男だったら1回決めたことは最後までやり通さなくちゃいけないよ」と言っていただいて。その言葉が僕らの支えになりましたし、もう1回ここで頑張ってみようという前向きな気持ちになれたんです。すごく感謝していますし、先輩たちあっての僕たちだと思うので、早く憧れの先輩たちに追いつけるようにもっともっと頑張っていきたいと思います。

◆まさにグループ名には「凧のようにどんな逆風にも負けず上昇していく、逆境に負けない怪物級のグループになる」という意味が込められています。先輩たちの存在はもちろんのこと、みなさんが逆風に負けずに頑張るパワーの源は何ですか? 

三隅:最近はメンバーとほぼ毎日一緒にいるんですが、みんなと一緒にいると賑やかで楽しいですし、ファンの方たちを前にパフォーマンスをしている時もずっと楽しんです。だから、根本からずれてしまって申し訳ないんですけど、そんなに逆境に感じるようなことがないというか。

三隅以外:オォー!!

松岡:ていうか、いきなり一発目でやめろよ(笑)。

米谷:このあと“ラーメン食べること”とか言えないじゃん(笑)。

佐藤:この間もエレベーターの中で、こっちをくるっと向いて「はぁ、幸せだなって」って言ってて。「え。今何かの撮影中だっけ? もしかしてどっかにカメラある?」って思った(笑)。

三隅:ただその時思ったことを発言したまでだよ。

佐藤:仕事が立て続けに入っているような目まぐるしい日が幸せらしくて。

松岡:今日の夜も確実に言うね(笑)。

三隅:最近特にお仕事をさせていただけることが本当にありがたいなって思うんですよ。加入した当時はスケジュールに僕の名前がなくて。ほかのメンバーが仕事している中で僕だけ仕事していない状態が1、2年ぐらい続いていたんです。だからこそ、スケジュールにまず自分の名前があること自体、すごいことだな、この状況に感謝しなくちゃいけないなって思います。

◆素晴らしい!

米谷:あの~この話、BMK一同にしてもらっていいですか?(笑)

一同:いいね~。

中原:次、俺の番って、かなりハードル高くない?

米谷:もう、MAX行っちゃったから、あとはなだらかに(笑)。

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◆では、中原さんのパワーの源は?

中原:俺はライブですね。僕はバンドやいろいろな音楽が好きで普段からライブに行ったりもするんですけど、ステージをやっている人たちの熱量だったりパフォーマンスを見て感化されて「あ~かっこよかったな」「ああいうふうになりたいな。そうなるために明日から頑張ろう」と刺激をもらうことも多々あります。パフォーマンスをする側としても、来てくださっているファンの皆さんの顔を見て幸せな気分にもなれますし、「今日楽しかったよ」などと感想を言ってもらえるだけで、自分がここに立っている意味が生まれるというか、糧になるんです。ライブって生ものなだけに、感じられるものって毎回違うし、得られるパワーも半端ないんです。

米谷:あれ、またいい話になってない? ちょっとこのままだとヤバいぞ。

◆次は松岡さんお願いできますか?

松岡:あ、えっ…と(どもる)。

中原:テンションどこ行った?

松岡:僕はご褒美に服を買う。

一同:(笑)

米谷:そうそうそう。間違ってないよ~、むしろこれがほしかった。

松岡:個人的に派手な洋服が好きで、普段からネットで調べていたりするんですけど、それを買いにいくのを楽しみに1週間頑張ろうって感じですね。

◆では、米谷さんはラーメン…?

米谷:いや、変えます。僕のパワーの源は、食後のアイスです。

松岡:そんなに変わってないし(笑)。

米谷:チョコレートのアイスにハマっていて。1個で買うと高いので、スーパーでファミリーサイズのものを2つ3つ買いだめして冷凍庫に入れています。

中原:あ、そういえば昨日も食べてた。

米谷:チョコとバニラのシマウマみたいなアイスを食後に食べるのが最近のルーティーンで、この瞬間のために1日頑張ってるんだって思える、僕の贅沢タイムですね。

◆最後、佐藤さん。

米谷:締めだよ、分かってる?

佐藤:僕は(満面の笑顔で)ファンの人の笑顔です!

一同:(笑)

中原:間違ってはいないけど、なんかその顔がむかつく(笑)。

佐藤:あと、海外の下世話な恋愛バラエティドラマを見るのが好きで。物語の内容はもちろん、(声優のまねをしながら)「彼の腹筋を見てると心がアツくなるの」とか「彼女はセクシーじゃなくてスパイシーなんだよ」とか、せりふがとにかくおもしろくて。夜中の2時にパワーを補充してますね(笑)。ポイントは吹き替えで見ること。より楽しいのでオススメです!

中原:ていうか、出てくるワードが全部アイドルじゃないっていうね。夜中の2時とか(笑)。

松岡:(ポツリと)まあ、人間ですから。

佐藤:夜中に毒を吐き出すことで、次の日キラキラしたアイドルスマイルを見せることができるので! 僕にとっては大事なリセット時間ですね。

米谷:毒って(笑)! 唯一たくみんはメンバーの中でアイドルっぽいんですけど、僕たちはむしろアイドルらしくないのがいいのかなって。きっとこれからも行く先々でさまざまな困難が立ちはだかっていると思うんですけど、それらを1つひとつクリアして、気づいたときには“こいつらヤバいぞ!”って、みんなから恐れられるような脅威の存在、真のモンスターになっていたいです。

PROFILE

BMKインタビュー

BMK
●びーえむけー…「BOYS AND MEN」の弟分グループで、東海エリアを中心に全国に向けて活躍中の5人組男性ユニット。今年1月「モンスターフライト」でメジャーデビュー。

リリース情報

「Beat Monster」
発売中

 

photo/市川秀明 text/星野彩乃

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