STU48・沖 侑果インタビュー「これからの未来に向けて自分たちも応援されているのかな」

特集・インタビュー
2021年10月29日

「“奈々さんの声で聴きたいな”と思っています」

(C)STU48/KING RECORDS

◆「ヘタレたちよ」の歌詞は、ポジティブな内容ですよね。ちなみに沖さん自身の中にも“ヘタレ”な部分はありますか?

もう“ヘタレ代表”みたいな感じですね(笑)。

◆(笑)。自分のどのあたりがヘタレだと?

それは…社会に適していないところが(笑)。すごく“生きづらいな”と思っています。頑張れる時は愛想よく振る舞えるんですけど、頑張れない時は本当にパコッと(自分の殻に閉じこもる感じに)なっちゃって…。学生時代とかはすぐに携帯のLINEを消すことを繰り返したりして、“誰とも連絡を取らない…!”みたいな感じになっていましたね。でも今はもうちょっと大人になりました(笑)。

◆沖さん自身も元々は内にこもるタイプだったところから、この曲の歌詞にある“10秒だけやってみるか”的な気持ちで一念発起して、STU48に参加したわけですよね。

本当にそのあたりの歌詞は(胸に)刺さりましたね。自分に重なる部分もところどころあったし、そうじゃない部分でも刺さる言葉はたくさんありました。

◆Type Aのカップリング曲「後悔なんかあるわけない」もすごくポジティブな曲だなと思いました。

これはSTU48のメンバー全員が参加した曲なんですけど、私は“奈々さんっぽいな”と感じていて。ずっとSTU48で頑張ってきてくださった奈々さんに向けたいなと思っている曲です。

(C)STU48/KING RECORDS

◆確かにそういう内容にも聞こえますね。

このタイミングでのリリースだし、「後悔なんかあるわけない」という歌詞の内容も含めて、私は“奈々さんの声で聴きたいな”と思っています。

◆Type Bのカップリング曲「夢をガラス瓶の中に」は、沖さんのお気に入りだそうですが。

(自身も所属の)「勝手に!四国観光大使」のメンバーによる曲なんですけど、テンポが良くて大好きです。このユニットではゆっくりとしたバラード曲がこれまでは多かったので、海を連想させる曲でバラード以外の曲調というのが珍しくて。海賊気分というか、シンドバッドのような気持ちで歌いました。歌詞も前向きですし、曲もアップテンポなので早くライブで披露したいですね。

◆歌っていてテンションが上がる感じでしょうか?

めちゃくちゃ上がりますね。曲が届いた翌日にはレコーディングくらいの感じだったんですけど、この曲は好きすぎて、すぐ歌えるようになって。思いっきりお腹から声を出して、笑顔で歌いました。しかも初めて2期生と歌声が混ざっているので、新しいユニットを見せられるかなと思います。

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