≠MEインタビュー「“ノイミーのいない冬なんて必要ない!”と思っていただけるように頑張ります!」

特集・インタビュー
2022年11月25日
≠ME
≠ME(前列左から)冨田菜々風、鈴木瞳美(後列左から)河口夏音、谷崎早耶、蟹沢萌子

11月23日(水・祝)に5thシングル「はにかみショート」をリリースした≠ME。本作はグループとして初のウィンターラブソングで、タイトルどおりショートカットにイメージチェンジを果たした冨田菜々風の姿も注目を集め、MVの再生回数は177万回を突破している。インタビューでは、楽曲の聴きどころやMV撮影の裏側はもちろん、個性豊かな回答が続出した今年を表す漢字などについて蟹沢萌子さん、河口夏音さん、鈴木瞳美さん、谷崎早耶さん、冨田菜々風さんに聞きました。

◆蟹沢さん、鈴木さん、谷崎さん、冨田さんは過去にご登場いただいたことがありますが、河口さんは初登場です。現在TV LIFE webでソロ連載『≠ME 河口夏音のええ絵映画と…』を行ってくださっていますね。

河口:そうなんです! ありがとうございます。みんなも読んでくれた…よね?

河口以外:読んだよ!

河口:本当かな~?

谷崎:夏にライブでヒューストンに行ったときに報告してくれたよね。

蟹沢:懐かしい! なっちゃん(河口)は普段から映画好きを公言していて知識が豊富なので、ファンの皆さんはもちろん、そうでない方にも伝わるような形で連載がスタートしたと聞いて私もうれしかったです。

冨田:メンバーの中でも特に多彩で、特技が一番多いんですよ。強みをたくさん持っているメンバーなので、自分の得意とするものをお仕事につなげられるのがすごいなと思います。

鈴木:本当にそうだね。これからも楽しみにしてるよ♡

河口:うれしい~! ありがとう! メンバーの応援が励みになります。

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(左から)冨田菜々風、蟹沢萌子

◆では新曲「はにかみショート」について。初めて聴いた時の印象から教えてください。

鈴木:まず、イントロから冬らしいきらめきとワクワク感を感じました。しっとりとした楽曲なのかな? と思っていたのですが、イントロのあとは≠MEらしい疾走感も感じられて。グループとして冬をテーマにした楽曲を頂いたのは初めてだったので、また新たな私たちの姿をお届けできるんじゃないかなとうれしかったです。あと歌詞を読んだ後すぐに菜々風の顔を見ました(笑)。

冨田:はい、見られました(笑)。私はずっとショートカットにしたくて、「切れるのかな? どうなのかな?」と思って。本当にショートに出来ると聞いたときはうれしかったです。こんな急に切れるんだ! と驚きましたし、まさにAメロの「ちょっと待って聞いてないって」という状態でしたね(笑)。

谷崎:びっくりしたよね! 私は歌詞を頂いてから曲を聴いたのですが、突然のせりふにキュンとしました。“君が好き”“君が必要なんだよ”という思いをストレートに伝えていて、すてきだなって。

◆実際にそのパートも担当されていますよね。

谷崎:はい! 以前「チョコレートメランコリー」でせりふを担当させていただいたときは雰囲気に合わせてダークな感じで言ってみたのですが、今回はアップテンポな曲調に合わせて明るく言うことを心掛けました。

冨田:私、そのせりふを聞いてキュンとしました! 早耶のかわいい女の子の声なのにカッコよさがあって。すごくよかったです!

谷崎:本当? うれしい! ファンの方にも「チョコレートメランコリー」の時とのギャップを感じてもらえたらうれしいです。

◆河口さんはいかがですか?

河口:初めて聴いた瞬間から「好きだ!」ってなりました。私自身アイドルが大好きなんですが、私のようにアイドルファンの方にはドンピシャな曲なんじゃないかなって。ライブでも盛り上がる曲調だと思います。

蟹沢:≠MEらしい青春感がありつつも、「君のために生きる」「君以外 要らない」といった主人公の強い思いも感じられて、今までにないすてきな楽曲を頂いたなと思いました。一つひとつの音にも冬のキラキラ感が詰まっている楽曲ですし、聴いてくださる皆さんの冬をこの曲で彩ることができたらいいなと思っています。

◆先程せりふのお話がありましたが、皆さんが実際にこのせりふを言われたらどう思いますか?

一同:ええ~!

鈴木:でもファンの方に言われる機会はあるかなと思うんです。ファンの方は私たちを愛してくださっていて、人生で一番大切だと考えてくださる方もいらっしゃるので。その思いと“君のために生きる”というせりふの意味は似ているのかなと感じます。もちろん言われたらうれしいですし、私もその方のために生きようって思いますね。

蟹沢:私は“君のために生きる”の“君”を“みんな”に置き換えて、自分から言いたいです。ファンの皆さんやメンバー、スタッフの皆さん含め、活動を通して関わる全ての方々を“みんな”にして愛を届けたいなって。

冨田:すてきだね。私は言ってほしいし言いたいから、「君のために生きる」はファンの皆さんに言ってもらって「君じゃない思い出なんて、必要ないから」は私が言います。

谷崎:何だそれ~!?(笑)

鈴木:言い合いっこってこと?

冨田:そんな感じ!

◆以前のインタビューでは「好きと言えない」とおっしゃっていましたが…?

冨田:はい(笑)。でもファンの皆さんが言ってくれた言葉に対して返すのは多分できるんじゃないかな~って…。

鈴木:お、成長してる!?

谷崎:多分照れて言わないと思うけどな~(笑)。

河口:私は絶対に照れると思います。そんなに思ってくれているんだと分かってうれしく思いつつ、恥ずかしさで何も返せないような気がします。

河口以外:かわいい~♡

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(左から)谷崎早耶、鈴木瞳美、河口夏音

◆ではMV撮影の裏話を教えてください。

冨田:私は撮影の日まで髪を切ったことをメンバーに内緒にしていたんです。現場に入ってからはバレないように一人で別の部屋で待機して(笑)。みんながそろってから、サプライズで発表しました。

鈴木:すごいびっくりして、みんな叫んでたよね(笑)。

蟹沢:控え室のところにカーテンで仕切られたあやしい空間があって。中は見えないけど、かすかに人の声は聞こえるんですよ(笑)。だからそこがメーク室なのかな? と思っていたら違って…まさか中に菜々風がいたとは思いませんでした(笑)。

河口:初めて見た時「本当に切ったのかな?」って信じられなくて頭を触りました。

冨田:そうそう。みんなに一気に触られました(笑)。5人・6人に分かれて2回に分けて発表したんですけど、最初の組は髪を引っ張られて…(笑)。

谷崎:はい、引っ張りました(笑)。

鈴木:オンラインお話し会とかでショートのウィッグをつけていたこともあったから、信じられなくてね(笑)。

冨田:2組目はわしゃーっと撫でまわされました(笑)。でもみんな似合うって褒めてくれて安心しましたね。特にひぃちゃん(鈴木)はずっと「あなたはロングでいて!」と言ってくれていたくらいロング派だったので、どうかなと思っていたんですけど…。

鈴木:すっごくかわいいよ♡ ショートも似合うなーって思った。

蟹沢:イメージチェンジしたことでまた新たな菜々風の魅力が開花されたらいいなって思います。

谷崎:MVでも髪を切った菜々風を見て驚くお芝居をするシーンがあったんですが、撮影中もまだ実感が湧くかなくて。見るたびに本当に驚いていました。そんな私たちのリアルな表情にも注目してほしいです!

◆9月からは全国ツアーも行われていますね。本番前に必ずこれをやるというルーティンはありますか?

河口:はい、あります! 私は本番前に絶対カスカスダンスをやっています。

冨田:あ~! やってる~!

河口:ほっぺを膨らませると笑顔が作りやすくなるんですけど、その状態でカスカスダンスをしていて。カスカスダンスって肩甲骨が広がって姿勢が良くなるし、踊りやすくなるメリットがあるんですよ。

◆斬新ですね! どうして始めようと思われたんですか?

河口:なんでだろう? 肩甲骨をほぐすことって大事だなと思って。それに見合う動きはなんだろうと思った時にピンと来たのがカスカスダンスだったのかもしれません。

谷崎:なっちゃん、お笑い好きだもんね!

冨田:春日さんの姿勢がきれいなのもその影響なのかな?

鈴木:そうかも。意外なところでいい影響を受けてる!(笑)

河口:本当に効果あるから、みんなもやってみて!

河口以外:や、やります…!

谷崎:私は緊張しいで。緊張するとうまくいかないことが多いので、緊張しないように「人」という字を3回書いて食べています(笑)。

谷崎以外:へえ~!

谷崎:Overtureが聞こえてから書き始めて食べるんですけど、それをやっている自分が面白くて緊張がほぐれるんですよ。うそだと思うかもしれないけど効きます!

◆実際にご自身で検証済みですもんね。冨田さんは?

冨田:私は舞台袖でジャンプしていることが多いです。あと、最近気づいたんですけどドキドキすると落ち着きがなくなって、すごくしゃべるしそわそわしてるんですよ。そうなり始めたらダンスの先生のところに行って、MCで話す内容とかをひと通り話してから本番に向かうようにしています。

◆その先生に何かパワーがあるとか…?

冨田:先生に「OK!」ってされると、よし大丈夫だ!って思えるんですよね。安心できるんだと思います。多分誰も知らないと思うけど…。

蟹沢:私は菜々風がジャンプしてるのもOKをもらいに行っているのも知ってるよ(笑)。

鈴木:さすがリーダー! 私はできる限り白米を食べることと、緊張って絶対にしちゃうので“人生気合いで何とかなる!”と思い込むようにしています。あとOverture中にメンバーに背中をたたいてもらうことも多いです。いつも後ろにいる子にランダムでお願いしているんですが、力が弱い子には「違う~!」と言ってやり直してもらっています(笑)。

蟹沢:あ、私この前一回目のチャレンジで「だめ!」って言われました(笑)。

鈴木:萌子は優しいんですよ~。思いきり叩いてもらうと気合いが入るので、腕のあるメンバーを探し中です。

河口:はい! 自信あります! いつも尾木波菜の背中をたたいているし、肩甲骨じゃない真ん中のところに響くように狙えます!

鈴木:本当? じゃあ今度やってもらったらどこかで報告します!

◆蟹沢さんはいかがですか?

蟹沢:みんなの答えを聞きながら考えていたんですけど、よく考えるとあまりルーティンっぽいものがないなと…。緊張もあまりしないんですよね。

冨田:萌子は私たちが緊張していると逆に落ち着いてるもんね。

蟹沢:うん。「≠ME 1stコンサート ~初めまして、≠MEです。~」のときにみんながすごく緊張している姿を見たら、逆に落ち着いちゃって。それ以来、ある意味みんなの様子を見るのがルーティンになっているような気がします。

冨田:ものすごく冷静だ…!

鈴木:これでリーダーまで慌ててたら…

谷崎:全員てんやわんやしちゃうもんね。いつも落ち着いて周りを見てくれて感謝です。

蟹沢:みんなが緊張してくれているから、私は緊張しないでいられるんだと思う。だからみんなが落ち着いていたら逆に緊張しちゃうはず(笑)。

河口:今度みんなで一回落ち着いてみる?

谷崎:えー! 無理~!

≠ME
(前列左から)冨田菜々風、鈴木瞳美(後列左から)河口夏音、谷崎早耶、蟹沢萌子

◆では最後に今年も残りわずかということで、2022年を振り返って漢字一文字で表すとすると?

河口:はい! 私は「幸」です。

冨田:シャチ?

谷崎:サチ!(笑) シャチだったら逆にすごいよ!(笑)

河口:今年ノイミーの中での運勢が一位で、幸運を手に出来たことがまず一つ。あと、前作「す、好きじゃない!」のc/wで「こちらハッピー探検隊」というまさに幸な楽曲を頂いた上に、センターを務めさせていただけたことも本当に幸せでした。行きたかった海外にも行けて幸せでしたし、「幸」であふれた一年だったなと思います。

谷崎:いいね~。私は「大」!

鈴木:“だーい”って言い方!(笑)

谷崎:(笑)。先程なっちゃんも言っていましたが、海外のステージに立つこともできてグループとしてまたひと回り大きくなれた一年だったなと思うんです。東京ドームのステージに立つという夢にも少しずつ近づいていけているなと実感できた一年でした。あと、私はグループの中だと年上組で。先日誕生日を迎えたので、少しでも大人っぽくなれていたらいいなという願望も込めて「大」にしました。

冨田:私は「新」と「芯」です!

鈴木:え? 漢字一文字だよ!(笑)

冨田:あれ? “しん”でかけちゃった。ひらがなにしたい…。どっちにしよう?

◆せっかくなのでそれぞれ理由を聞かせてください。

冨田:「新」は今年新しいことをたくさん経験して、新しい自分を見つけられましたし、その経験を経てまた違ったことに挑戦したくなった一年だったからです。「芯」は濃密な一年を過ごす中で、昔だったら不安で心が折れかけていたところでも、へこたれず立て直せるようになって、自分自身の芯が強くなったように感じたので選びました。どっちの“しん”にしようか、残りの1か月で決められるかなぁ…(笑)。

鈴木:私もいろんなことがあったので一つだけ選ぶのは難しいです。でも個人的なことで言うと「圧」ですね。

鈴木以外:あははは!(笑)

鈴木:これは私自身が“圧”だというわけではなくて、ファンの方にそう言われることが増えて、圧という漢字をたくさん見かけたからで…。

冨田:それは…あなたが圧をかけているからよ?

鈴木:ええー?(笑) 何でなのか考えても、昔からこういう性格だったから今年から急に圧が強くなったわけではないんですよ(笑)。それこそ指原さんがツイートを直後に即いいねをしたら結構早かったみたいで、指原さんが「これが圧ってやつか」と引用リツイートをしてくださったりもして。無意識に圧を出してしまっていたみたいです。

蟹沢:圧って言葉が浸透してきた証拠じゃない?

谷崎:それはあるね。私がそれっぽいことを言っても「それ圧ですね」って言われたりするもん!(笑)

冨田:それもまたひぃちゃんの個性だよ! もし≠MEのラインスタンプが出来たら、「圧!」ってやつができそう(笑)。

鈴木:せっかくならもっとかわいいのがいい~!

蟹沢:でも、「一途でいてね」って言う瞳美の思いがこもっているからこその言動だったりするんだろうし、強いじゃなくて圧っていうのがなんかしっくりくるよね。それも愛らしいなって思うよ。

鈴木:本当に? じゃあいっか♡

谷崎:ハートつけとこ?

鈴木:「圧♡」で!

蟹沢:私は「果」です。これには二つの意味があって。今年は舞台やフェス、ツアーなどたくさんのステージに立たせていただいて、全ての時間が濃縮果汁たっぷり100%というくらい濃かったので果汁の“果”。もう一つは自分の中で頑張りたいなと決めていたことや皆さんとの約束を果たすために頑張った年でもあったので、果たすの意味も込めて“果”にしました。

冨田:果たし状の“果”だ!

蟹沢:え? その意味はないけど…今のツッコミで菜々風には年内のうちに果たし状を送ろうと思います(笑)。

冨田:こわいよ~! 前言撤回―!

◆では最後にあらためて「はにかみショート」の注目ポイントをお願いします。

冨田:今回≠MEとして初の冬ソングということで、聴くだけで冬を感じて頂ける楽曲になっていると思います。その中にはしっかりとノイミーらしさも詰まっているので、ぜひたくさん聴いてもらえたらうれしいです。個人的には髪がふわっと揺れるさまをイメージした振り付けやもこもこした衣装も注目してほしい部分になっています。冬の≠MEもどうぞよろしくお願いします!

蟹沢:私たちと言えば、“夏”“青春”という印象を持ってくださっている方も多いと思うのですが、冬のノイミーも最高だと思ってもらえるようなパフォーマンスを届けて行きたいです。この冬は曲中のせりふのように“ノイミーのいない冬なんて必要ない!”と思っていただけるように頑張ります!

蟹沢以外:おお~!(拍手)よろしくお願いします!

PROFILE

≠ME
≠ME(左から)河口夏音、谷崎早耶、冨田菜々風、鈴木瞳美、蟹沢萌子

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ。広島県出身。AB型。

谷崎早耶
●たにざき・さや…1999年10月7日生まれ。熊本県出身。B型。

冨田菜々風
●とみた・ななか…2000年7月17日生まれ。鹿児島県出身。A型。

鈴木瞳美
●すずき・ひとみ…2001年4月13日生まれ。東京都出身。B型。

蟹沢萌子
●かにさわ・もえこ…1999年10月25日生まれ。神奈川県出身。B型。

リリース情報

≠ME「はにかみショート」

5thシングル「はにかみショート」
2022年11月23日(水・祝)発売

1800円(CD+DVD)
キングレコード

●photo/小澤正朗 text/矢嶋咲良

≠ME・蟹沢萌子さん、河口夏音さん、鈴木瞳美さん、谷崎早耶さん、冨田菜々風さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

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≠ME

<応募方法>
TV LIFE公式Twitterをフォロー&プレゼント告知ツイートをRTしていただいた方の中から抽選で1名に≠ME・蟹沢萌子さん、河口夏音さん、鈴木瞳美さん、谷崎早耶さん、冨田菜々風さんのサイン入り生写真をプレゼント!

当選者には、TV LIFE公式TwitterアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式Twitter(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

<応募締切>
2022年12月2日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。