桜庭ななみ×竹財輝之助インタビュー「原作でキュンとしたポイントで同じようにキュンとしました」『全力で、愛していいかな?』

特集・インタビュー
2023年02月03日
『全力で、愛していいかな?』
『全力で、愛していいかな?』

恋に臆病な30代女子と包容力抜群な40代イケオジの不器用な恋愛模様を描く『全力で、愛していいかな?』(テレビ東京ほか 2月3日(金)スタート 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分)で主演を務める桜庭ななみさんと共演する竹財輝之助さんにインタビュー。桜庭さんは本作が恋愛ドラマ初挑戦、いっぽう竹財さんはこれまで数々の恋愛ドラマを演じられてきたということで、恋愛ドラマならではの難しさや楽しさを聞きました。

原作は、電子書籍やオンラインサービスなどを手掛けるviviONグループによる出版レーベル・viviON THOTH(ヴィヴィオントート)から刊行され、各種電子コミックサービスでも好評配信・連載中のさんずい尺による同名作。コミックシーモアの「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2022」女性部門賞、めちゃコミックの「みんなの推し恋愛マンガ大賞」【大人の恋愛部門】へ入賞するなど女性を中心に大きな話題を呼んでいる。

◆出演を聞いたときの心境や台本を読んだ印象はいかがでしたか。

桜庭:恋愛ドラマへの出演は自分にとって新しいチャレンジなので、お話を頂けてうれしかったです。だけど台本を読んでいるだけでもキュンキュンするようなシーンは、どういうふうに演じようかなとか考えていたら緊張してしまいました。

竹財:難しい役がきたなとは思いましたけど、千世(桜庭)ちゃんのかわいさは台本からも伝わってきたので楽しみでした。僕が読んでもキュンとするようなシーンもたくさんあって。

◆原作も人気の作品ですが、原作のキャラクターはどのくらい意識して演じていますか。

竹財:僕は原作がある作品では原作のキャラクターをそのまま再現することを意識しています。ただ現場で生まれたものが一番大事だと思うし、自分の想像の中でしか動かせなかったキャラクターがリアルに動くのがドラマの魅力でもあると思うので、自分の感情が動けば、そこは柔軟に演じています。

桜庭:私も近いようにお芝居ができたらいいなと思うんですけど、やっぱり人間がやると難しい部分もあると思います。今回の原作では大人なシーンも多くて、「これは私に演じられるかな」と不安もあったんですけど、ドラマになるに当たり原作の2人のすてきなシーンも残しつつ、ドラマオリジナルのコメディチックな部分も埋め込まれていたので演じていて楽しいです。

◆それぞれの役で注目してほしい部分は?

桜庭:今回の作品はモノローグとして心の声が登場するシーンが多いので、表情とのギャップを大切にしました。シリアスな表情をしていても、モノローグではコメディチックな感情が漏れています。

竹財:僕が演じる瀬尾は“イケオジ”と言われる仕事ができるおじさんなんですけど、中身は乙女な部分がある役なので、そのギャップを表情や目線でどこまで表現するかを意識しながら演じています。ぜひ注目して見ていただきたいです。

◆桜庭さんは恋愛ドラマ初挑戦。一方、竹財さんはさまざまな恋愛ドラマへの出演経験がありますが、恋愛ドラマならではの難しさはありますか?

竹財:台本に書いてある通りに感情を動かすのはすごく難しくて。下手したら初めましての日に感情が動くシーンをやることもあるので、感情の持っていき方は難しいですね。あと、僕は恋愛ドラマでは女性の方が美しく映っていないと嫌なので、そこは気を遣いながら撮影に臨んでいます。

桜庭:確かに竹財さんは撮影中、カメラマンさんに「どっちの方がきれいに見える?」など確認してくれたりと、私の映り方も気遣ってくださっているので優しい方だなと。

竹財:作品のためにも、やっぱり女性がきれいに映った方がいいと思うので。

◆お互いの印象はいかがでしたか。

桜庭:現場では「暖かくしてね」など優しい言葉をかけてくださるので、撮影の日を追うごとに竹財さんの優しさを感じています。また、私がラブコメ初挑戦なので、すごくリードしてもらっているし、助けられてます。

竹財:桜庭さんのことは若い頃から作品で拝見していました。実際お会いしたらすごくすてきな大人女性で、お芝居では大人な女性の部分とあどけない少女の部分をいろいろな表情で見せてくれるので、一緒にお芝居をしていて楽しいです。

◆それぞれから見た桜庭さんが演じる千世、竹財さんが演じる瀬尾の魅力はどんな部分でしょうか?

桜庭:竹財さんが演じる瀬尾さんは漫画の中の瀬尾さんと同じくらい魅力的なので、原作でキュンとしたポイントで同じようにキュンとしました。すごく大人の色気にあふれています。

竹財:桜庭さんが演じる千世ちゃんは何をしていてもかわいくて、大人な女性の顔と少女のような姿のふり幅が魅力的です。

◆実際、千世や瀬尾のような人がいたらキュンとしますか。

桜庭:これまで年上の方は私の恋愛対象じゃないと思っていたんですけど、この作品を撮影する中で瀬尾さんのような方が本当にいたらいいなと感じました。瀬尾さんはいつでもレディーファーストなんですけど、そういったことをスマートにやってくれるのですてきだなって思います。

竹財:僕は単純なので千世ちゃんみたいな女性が実際にいたら、あっという間に好きになっちゃうと思います(笑)。仕事中と瀬尾さんの前で見せる姿のギャップが本当にかわいいので。

◆タイトルにちなんで、お二人が全力で愛しているものを教えてください。

桜庭:とにかく寝ることです。少しでも長く寝るためにどうすればいいか考えています。睡眠時間は長ければ長いほどうれしいです!

竹財:ゴルフ道具です。最近またハマり出してグリップ交換もしたので、美しくなった道具を眺めながらお酒飲んでいます。

PROFILE

『全力で、愛していいかな?』
『全力で、愛していいかな?』主演を務める桜庭ななみ

桜庭ななみ
●さくらば・ななみ…1992年10月17日生まれ。鹿児島県出身。O型。これまでの出演作に連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)、『逃亡医F』(日本テレビ)など。『ガラパゴス』(NHK BSプレミアム 2月6日、13日放送)に出演。

『全力で、愛していいかな?』
『全力で、愛していいかな?』出演する竹財輝之助

竹財輝之助
●たけざい・てるのすけ…1980年4月7日生まれ。熊本県出身。O型。これまでの出演作に『年の差婚』(TBS)、『部長と社畜の恋はもどかしい』(テレビ東京)など。放送中の『スタンドUPスタート』(フジテレビ)に出演中。

番組情報

ドラマ25『全力で、愛していいかな?』
テレビ東京ほか
2023年2月3日(金)スタート 毎週金曜 深夜0時52分~1時23分

配信:動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer、GYAO!)にて見逃し配信

出演:桜庭ななみ、竹財輝之助、小田井涼平、藤森慎吾、岩岡徹(Da-iCE)、渡邉理佐、町田悠宇、桃月なしこ、原日出子
原作:さんずい尺「全力で、愛していいかな?」(株式会社forcs/株式会社viviON)
脚本:川﨑いづみ
監督:金井純一、本間利幸、朝比奈陽子
主題歌:I Don’t Like Mondays.「WOLF VIBES」(rhythm zone)
オープニングテーマ:黒子首「あいあい」(TOY’S FACTORY)
エンディングテーマ:I Don’t Like Mondays.「MOON NIGHT」(rhythm zone)
プロデューサー:村田充範(テレビ東京)、高瀬敦也(ジェネレートワン)、小林和紘(FCC)
制作:テレビ東京、ジェネレートワン
制作協力:FCC
製作著作:「全力で、愛していいかな?」製作委員会
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/zenryokuai
公式Twitter:@tx_Zenryokuai

©︎「全力で、愛していいかな?」製作委員会