SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー「有楽町は僕をステキな人に変えてくれる場所であり、僕を育ててくれた場所」

特集・インタビュー
2023年05月13日

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

SUPERNOVA(超新星)のユナクさんのソロライブ「BLUE EARTH MUSIC LIVE IN TOKYO YOONHAK SPECIAL LIVE in I’M A SHOW」が、5月20日(土)&21日(日)に開催される。本公演はエンターテインメントを通してSDGsへの理解を深めたり、メッセージを発信する「BLUE EARTH PROJECT」の東京第一弾ライブ企画で、米米CLUBの金子隆博さんをアレンジャー&ゲストに迎えたスペシャルコラボライブ。会場となる東京・有楽町 I’M A SHOW(アイマショウ)にて行われた、ユナクさんの撮り下ろしグラビア&インタビューをお届けします!

◆出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

とても意味のあるイベントですし、韓国も日本のアーティストもSDGsの活動が盛んな中で、こうして僕にお声がけいただいたことがすごくうれしくて。しかも、金子さんのバンドとご一緒できるとあって、ぜひ参加したいと思いました。今回はこれまでのソロライブとは違って、僕が2010年からやってきたミュージカルや舞台のメイン曲、名曲が中心の構成になっているんです。自分のオリジナル曲ではないので、選曲だけで1か月以上悩みました(笑)。最新の舞台の曲もあれば、(2015年、2017年に出演した)「RENT」で共演したジェニ(ジェニファー)をスペシャルゲストに迎えた「RENT」メドレーもあるので、ファンの皆さんにも懐かしんでもらえるんじゃないかなと思います。あとは、今まで歌ったことのないほど高音の曲もセットリストに入れました。もしかしたら声が裏返ったりしちゃうかもしれないんですけど(笑)、それでも挑戦します!

◆金子さんとはどんなお話をされましたか?

今回のライブをきっかけに初めてお会いしたんですが、すごく優しい方で。打ち合わせでも「好きなようにしてください」とおっしゃってくださったので、僕が自由に選ばせていただいた曲を金子さんにお伝えして、「あとはお任せします」とお願いしました。

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

◆ステキなアーティストとのコラボだけでなく、地球温暖化の影響を受けながらもこだわりの日本酒を作られている蔵元や、パンデミックの被害と闘うカリフォルニアワインの紹介・試飲など、さまざまな試みがありますね。

なぜお酒とコラボしているのか。そこにはきちんと意味があって、お酒やワインを作られている方の思いを多くの方に知ってほしいなと思っています。会場で実際に飲めるので、ぜひファンのみなさんもお酒を味わいながらライブを楽しんでほしいですね。

◆普段の生活の中で、SDGsを意識することはありますか?

大それたことをしているわけではないですが、ごみをきちんと分別したり、近場の距離なら歩いたりとか、基本的なことはしています。特に韓国はデリバリー文化があるから、廃棄されるプラスチックの量がすごく多くて。ゴミの分別は結構厳しいんです。

◆今回のライブは、SDGsをイメージしてユナクさんが描いたオリジナルイラスト入りのグラス(環境に配慮したガラス製)が来場者特典となっていますね。全3公演、異なる絵柄がプレゼントされますが、それぞれのご紹介をお願いします。

僕の名前の頭文字「Y」をモチーフにしたグラスは、“1つ”がテーマ。人や動物、音楽、木、太陽、月、どれも自然に欠かせないものが1つになっている。だけど、あちらこちらに少しずつヒビが入って壊れてきているから、「大切なものをみんなで守っていきたい」という願いを込めました。2つ目は、葉っぱのキャラクターです。キレイな空気を吸うのって気持ちがいいじゃないですか。葉っぱはキレイな空気を作りだしてくれるから、葉っぱたちが笑顔になって新鮮な空気をたくさん作ってほしいなって。そして3つ目の木と鳥の絵は、“平和”がテーマです。木は切られてしまっていつも自分を犠牲にしているけど、そんな木が笑顔になれるように鳥が守っているイメージで描きました。鳥の目が“♪”になっていますが、どのグラスにも共通して音符を取り入れていて。こうしてグラスを作ってくださることもうれしかったですし、僕も自宅で使いたいです(笑)。

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

◆会場の「I’M A SHOW(アイマショウ)」のある有楽町エリアはユナクさんにとってもゆかりの地だと思いますが、どんな思い入れがありますか?

日生劇場、シアタークリエ、そして今回初めて立たせていただくI’M A SHOWがあるこの地は、シンデレラがガラスの靴を履いてお姫様に変身したお城のように、僕をステキな人に変えてくれる場所であり、僕を育ててくれた場所。I’M A SHOWは以前、(SUPERNOVAのメンバーの)ソンジェくんの主演舞台を観に来たオルタナティブシアターが生まれ変わった新しい劇場で縁もあるので、そんなステキな会場で公演ができてうれしいです。

◆会場名にちなんで、今ユナクさんが“会いたい”人は?(ファンの方以外で!)

会いたい人…会いたい人かぁ…。うちのハピちゃん(愛犬)に会いたいですね。最近、僕はあるプロジェクトのために海外を飛び回っていて。プライベートの時間がなくて、韓国にいる時間が一番少ないからハピちゃんにも全然会えてないんです。家にいなくても様子が見られるドッグカメラがあったらいいなと思うけど、父に「電話にしなさい」って反対されちゃって(笑)。僕が日本にいるときとかは家族がお世話しているので、ハピとはよくテレビ電話で話してます。電話越しでも名前を呼ぶとすぐ飛んできて、本当にかわいいんですよ~。今3歳なんですけど、犬って3歳ぐらいから反抗期に入るのに、うちの子は思春期がないのかいい子で(笑)。僕が何を言ってるのかちゃんと理解してくれるから面白いですね。あとは、映画『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrが昔から好きなので、もし会えたらどんなライフスタイルを送っているのか話を聞いてみたいです。

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

◆ちなみに、SUPERNOVAのメンバーとは会えていますか?

最近は個々の活動が増えてみんながそろう機会が少ないんですが、ゴニルがメンバー5人のグループLINEをまた新しく作ったんです。そこにゴニルとジヒョクが昔の超新星の動画を載せて、2人で「懐かしい~!」って盛り上がってて。僕やソンジェ、グァンスは静観してます(笑)。

◆先日、ソンジェさんが「ユナクさんに電話をしても折り返しがかかってこなくて寂しい」とおっしゃっていましたが…(笑)。

それ、嘘ですよ~!(笑) 僕が折り返したときにソンジェくんが出られなかっただけで、僕はメンバーからの電話には必ず折り返してます。メンバーのことは一回も無視したことがないって書いておいてください(笑)。

◆では最後に、あらためてファンの方にメッセージをお願いいたします。

みんなの思いが込められたステキなイベントなので、ぜひ来て楽しみながら、この活動に参加してほしいなって思います。今までやったことのないステージでいろんな初挑戦があるので、応援してくれたらうれしいです。

SUPERNOVA(超新星)ユナクインタビュー

PROFILE

●ユナク…12月2日生まれ。O型。181cm。2009年9月9日に日本デビューしたSUPERNOVA(超新星)のリーダー。主な作品に、主演ドラマ『バウンサー』、韓国ドラマ『偽りのフィアンセ~運命と怒り~』『私の残念な彼氏』、ミュージカル「RENT」「プリシラ」、舞台「『FLAGLIA THE MUSICAL』~ゆきてかえりし物語~」「殺人の告白」など。アニメ『FLAGLIA』でアニメ声優に初挑戦した。

公演情報

「BLUE EARTH MUSIC LIVE IN TOKYO YOONHAK SPECIAL LIVE in I’M A SHOW」

■日時
2023年5月20日(土)
1部 15:00
2部 18:00 ※終演後、アフタートーク実施

2023年5月21日(日)
1部 15:00

※開場時間は各回開演の60分前を予定
※全公演、配信の予定はございません

■会場
music&theater I’M A SHOW(アイマショウ)TOKYO、YURAKUCHO
(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館7F)

■入場料金
全席指定:13,800円(税込)
1ドリンク&3種(グラス/ステッカー/メッセージカード)特典付き

立見席:12,800円(税込)
1ドリンク&1種(ステッカー)特典付き

※未就学児入場不可

■特典
(1)ユナクによるオリジナルイラスト入りグラス 3種類(各回で異なる)
(2)ユナクによるオリジナルイラストステッカー 3種類(ランダム配布)
(3)ユナク直筆メッセージカード

■「BLUE EARTH PROJECT」公式HP
https://blue-earth-pj.com

●photo/花井 透