かまいたち「TBSさんにかまいたちという形から入ってもらいたい」『形から入ってみた』インタビュー

特集・インタビュー
2023年07月06日
『悩める女性を応援バラエティ 形から入ってみた』©TBS

かまいたち(濱家隆一、山内健司)がMCを務める『悩める女性を応援バラエティ 形から入ってみた』(TBS系)の初のGP帯1時間SPが7月7日(金)に午後10時から放送。収録直後のかまいたちに収録の感想やこれまでの放送を振り返ってもらった。

この番組は“形から入る”という言葉に着目し「人は形から入ってみたら中身まで変わることはできるのか?」というテーマに沿って、悩める女性たちに一定期間、お題に添った生活スタイルに挑戦してもらい、その様子を見守っていく実験バラエティ番組。今回はスタジオゲストに深田恭子さん、佐藤栞里さんを迎え、「いま話題“大谷女子”の形から入ってみたら自己肯定感 爆上がりになるって本当?!」をテーマにかまいたちと共にVTRを見守る。

◆今日の収録はいかがでしたか?

濱家:ゲストが栞里ちゃんと深田恭子さんで、“大谷女子”の形から入ってみたに対する2人の見方がすごく優しい応援する目線で。その目線を持ってVTRを見てくれていたので、今までやってきた番組のそのまんまの見方をちゃんとしてくれていて、すごく番組を楽しんでくれているなというのがありました。ゲストの人選も完璧だったんじゃないですかね。

山内:ちょっと本気感が出すぎて。

濱家:なんやねん、本気感って。毎回本気でやってる(笑)。

山内:ゲストに本気感がすごくあふれ出てたのでそれがどう伝わるのか。

濱家:そして、大谷翔平さんを題材にするというね、本気感が(笑)。

◆特番に始まり、深夜帯でレギュラー放送してきました。素人の方が形から入ってみて、いろいろと変化していく姿を見てきたわけですが、いかがですか?

濱家:本当に見ていて楽しかったというのが一番です。これを芸人やタレントさんが1か月通してやってみましょうというのはあることやと思いますが、そうじゃない方が一歩踏み出して、本当に1か月やってみる。そして、その結果がどうなるのか、タレントやったら、「こんなに変わりました」とか、結構ばーって言いやすいんですけど、そこがない分、変わったところがより分かりやすいというか。一歩踏み出すことの大事さみたいことを毎回見させてもらえるので、すごく楽しい番組です。

山内:本当にガチでやっていただいているので、めっちゃ変わる人もいれば、薄っすらしか変わらない人もいたり(笑)。あとは、番組スタッフに「TBSに帰れ」っていう人もいたり。そのガチな感じが見ていて楽しかったです。

◆その中で、特に印象に残っている方はいらっしゃいますか?

濱家:居酒屋さんの女性とか、スカートをはいたことがない女性とか結構いたんですけど、今日のイラストレーターの女性。結構当たり前のことをまず1個できるようになるっていうのが、もしかしたら実は一番難しいんじゃないかなと見ていて思ったので印象に残っています。

山内:ラミレス夫妻の形から入る、やしろ(優)ちゃんがやってくれた企画とかはすごかったですね。この部分まで映していいのかなっていうところまで放送していたので、すごく心配になりましたけど、やっぱりあれでちょっと変わっていい方向に行ったんじゃないかなと思っています。

◆放送していく中で周りからの反響や、ご自身が感じられた手応えはいかがですか?

濱家:自分の手応えとしては、めっちゃ面白い番組やなっていう。スタジオで見ていても、「この後どうなんねん」とか、興味ある題材ですし、みんな当てはまると思うんですよ。もうちょっとこうしたらええなみたいな。せなあかんの分かってるけどしてへんみたいな、薄っすら心当たりがあるようなことも、照らし合わせながら見られるから面白いです。それと奥さんやうちの母ちゃんとか、女子からの支持がすごかったです。「面白かったな」って結構言ってもらえていたので、やっていてすごく楽しかったし、良かったです。

山内:本当にVTRが面白くて、自分がテレビでつけていたらずっと見てまう感じの内容だったので。特に恋愛のハグの企画「ハグハウス」はもう3時間特番ぐらいで、半年ぐらい閉じ込めてやりたい。

◆MCをやられる上で楽しさは、どこに感じられていますか?

濱家:充実したケータリングですかね。めちゃくちゃ豪華やし、最先端スイーツとか、最近近くにできたおいしいおにぎりとか、流行に敏感なスタッフさんが置いてくれているので充実してましたね。今日も「代官山の焼き菓子です」 で、開けたらチーズケーキやったんですけど。チーズケーキを焼き菓子という捉え方をしているスタッフさんなんだっていう(笑)。たぶんその辺の敏感さも番組に出てるんじゃないかなって。

山内:やっぱり若い人が頑張っているのは見ていて楽しいですね。

濱家:おっさんになったな。

山内:応援したくなるし、若い人に頑張ってほしいなって思います。

◆お2人が形から入って、実際に変われたことがありますか?

濱家:僕はしょうもないことなんですけど、新幹線のブランケットを畳む。もう回収するだけだからみんなぱさっと置いてあって、畳まなくていいらしいんですよ。何ですけど、なんとなく見た目が嫌やなと思って、これぐらいのことはちゃんとできるようにしようと思って畳み始めたら、ここでブランケット畳んで置くやつは、歩き方もちゃんとしているのかなって。それで、歩き方がちゃんとしていたら、あいさつとかもしっかりするのかなとか、プラスが連鎖していくなと思って。だから、そういうのを気にかけてやっているというか、よそから見てちゃんとした人だなと思われる形に入ってみたっていうんですかね、私生活で言うと。

◆実際、変わりつつあるなって手応えはありますか?

濱家:そうですね。なんとなく生活のリズムとか、こういうところもちゃんとせなあかんなとか、こんなことしないほうがええなって思うことはしなくなったりはしますね。

◆山内さんはいかがですか?

山内:そうですね。僕はスニーカー。以前は靴に全然興味がなかったのですが、スニーカーを好きになって、そのタイミングでいい靴を履くといい場所に行けるみたいな、その靴のランクが上がると、その履いている人のランクも上がるみたいなのを見て、靴をめっちゃ買うようになったんです。それでいろんないい靴、自分の気に入った靴を履いて、ちょっと変わっていきました。

◆それはいつ頃からなんでしょうか?

山内:2016年にスニーカーを買ったのかな。その頃からやっぱご覧のように劇的に変わりましたね。

濱家:自分で言うことでもないし気になんねんけど。

山内:2017年が『キングオブコント』優勝なんで。

濱家:しっかり覚えてる。

山内:2016年の途中ぐらいでスニーカー買って、そっからがご覧のように。

濱家:ご覧のようにって人それぞれ感じ方も違うから。

山内:大事だなと思います。

◆この番組がTBSでの初めてのMCとなりましたが、今回の特番も経てTBSのゴールデンでのMCを狙う気持ちはありますか?

濱家:TBSさんにかまいたちという形から入ってもらいたいなという気持ちはありますね。ゴールデンのMCはもちろんやらせてもらいたいですし、『形から入ってみた』に関しては、これまでやってきた深夜の30分枠を一生やらせてもらいたいっていう感じもあります。でも、今回が初めてだったのでお話をいただいたときはもちろんうれしいなと思いました。

山内:今回、時間帯が上がって、今までのレギュラーの時間帯に寝ていたかもしれない人たちも見てくれる可能性があるので、その人たちの反応はすごく知りたいなと。数字という結果ですごいの叩き出してほしいですね。すごいの叩き出さないとチームが弱そうなんで、たぶん結果が出ないと続かないと思うんで。

濱家:なんやねん。チームが弱いって、どういうつもりで言ってんの(笑)。

山内:結果を出したいです。

◆現行のレギュラーのGP番組の枠でどこを狙いたいですか?

山内:火曜日の『THE神業チャレンジ』のMCってチョコプラですよね? じゃあそこで! 僕らの方が先輩なんでね!

◆最後にメッセージをお願いします。

濱家:どうしても今後もやっていきたいと思っている番組なので、絶対見てくれよな!

山内:結構いろんな世代の人が見ても楽しめる内容だと思うので、なんとかレギュラー化していきたいので、見ていただきたいです。そしてTVerでも上位にいって、それぐらいの結果を出さないと。やっぱりチームはあんまり強くないので。

濱家:おまえ、何回言うねん、それ。強いわ!

山内:なんとか、皆さんの力で!

番組情報

『悩める女性を応援バラエティ 形から入ってみた』©TBS

『悩める女性を応援バラエティ 形から入ってみた』
TBS系
2023年7月7日(金)午後10時~10時54分

©TBS