伊藤あさひ「どういうキャプテンになっていくのか見守っていただきたい」『下剋上球児』インタビュー

特集・インタビュー
2023年11月05日
『下剋上球児』椿谷真倫役の伊藤あさひ©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

◆主演の鈴木亮平さんや、黒木華さんの印象はいかがでしょうか?

鈴木さんは尊敬している俳優さんだったので、今回初めて共演させていただけて、光栄です。
先生の役なので、正直、本当に自分も生徒みたいな気持ちになってしまうので、失礼なこと言ってしまっていないかなと心配になるほど、僕たちとコミュニケーションをたくさんとってくださって本当に心強いです。
台本にはなかったり、書いてないような部分も全部南雲先生としてのアドリブだったりと、立ち振る舞い含め、鈴木さんからたくさん学ばせていただいています。

◆黒木さんはいかがでしょうか?

カメラが回ってないときでも野球の応援は一番声を出してくださっていたり、芯のある山住先生を演じてくださるので、一緒に声出しを楽しみながらチームで懸命に目標に向かっています。

◆多くの方が作品を見てくださっているかと思いますが、伊藤さんのところにはどんな反響が届いていますか?

僕は野球をやっていたので、野球を一緒にやってた当時のメンバーからも久々に連絡をもらいました。その頃のママ友からも母のところに連絡があったみたいでそういうのもうれしかったです(笑)。
僕が野球を始めたきっかけは、父が無理やり始めさせたことだったのですが、映像を通してですけど、「あさひがまた野球しているのが見れてうれしい」と言ってくれたのは、自分自身もうれしかったです。

◆本作は伊藤さんにとってどんな作品になりそうですか?

役者は個人のお仕事だったりもするので、お互いの個性や価値観を認め合うことを大事にしています。この現場では何かそういうところまで本当の部活みたいに、みんながお互いの事を思いやって、いい作品にしようと思っているチームです。野球のシーンも本当に多いので、“チーム感”をすごく感じる現場です。視聴者の皆様の心に残っていくような作品になると確信しています。
あとは、僕自身は学生時代に部活をほとんどやってきていないので、本当に初めての青春ぐらいの気持ちでここ何か月かは過ごしています(笑)。

◆第4話の見どころや今後に向けて教えてください。

野球シーンもすごく時間をかけてリアルに撮っているのでそこに注目していただきつつ、鈴木さん演じる南雲先生や小日向さん演じる犬塚さんのシーンに感動があったり、サスペンス要素も少しあるので注目していただきたいです。
あとは、日沖(菅生新樹)たち3年生が最後の夏なので、そこも見どころです。
椿谷的には、一番努力して成長を見せられるところが自分の武器だと思って演じているので、後半にかけてどう成長していくのか、どういうキャプテンになっていくのか見守っていただきながら、視聴者の皆さんには最後まで楽しんでいただきたいです!

『下剋上球児』第4話©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

PROFILE

伊藤あさひ
●いとう・あさひ…2000年1月19日生まれ。東京都出身。O型。

番組情報

日曜劇場『下剋上球児』
TBS系
毎週日曜 午後9時~9時54分

<キャスト>
鈴木亮平、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世ほか

<スタッフ>
原案:「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)
製作:TBSスパークル、TBS
脚本:奥寺佐渡子
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝
編成:佐藤美紀、黎景怡、広瀬泰斗

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/
番組公式X(旧Twitter):@gekokujo_kyuji
番組公式Instagram:@gekokujo_kyuji
番組公式TikTok:@gekokujyo_tbs

©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
©TBSスパークル/TBS :Len

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