新木曜ドラマ『低体温男子になつかれました。』（TOKYO MX 5月8日（木）スタート 毎週木曜 午後10時～10時30分ほか）で主人公・相馬亮介役を演じる曽野舜太さんとヒロイン・緒方琴里役を演じる箭内夢菜さんにインタビュー。演じる役どころやドラマの見どころを聞きました。
本作は、国内最大級の電子書籍配信サイト「コミックシーモア」発、累計450万DLを突破している三星マユハの同名コミックをドラマ化。誰にでも塩対応な相馬亮介は、同じ会社の先輩・緒方琴里にだけはなぜかなついている。寒さで凍えていた相馬のことを、琴里がお節介で温めたあの雨の日から…。寒がりで塩対応＝“低体温”な年下イケメンと恋に奥手な世話焼き女子が繰り広げる、じれキュン溺愛ラブストーリーが幕を開ける。
◆今回の作品で演じた役柄について教えてください。
曽野：相馬くんは年下の男の子で、普段クールで周りにはすっごい塩対応なんですけど、琴里さんだけにはストレートで、気持ちをオープンに真っすぐ好きだよって気持ちを伝える男の子です。
箭内：琴里ちゃんは、過去のトラウマが原因で自分にコンプレックスを抱えている女の子なんですけど、それでも周りにはいつも笑顔で優しくて、ほんとにみんなに気を配れる、みんなのお姉ちゃんだったり、お母さんだったり、太陽みたいな存在の女の子で。
優しい一面がある故にお節介な部分が出てしまうくらい、とっても優しい女の子です。
◆役柄と普段のご自身と共通点や共感する部分はありますか？
曽野：相馬くんは本当に周りに冷たくて（笑）。で、好きな人だけにあったかいっていう子なんですけど、そういう意味で言うと、僕はアーティスト活動をしていて、グループの時は最年少でけっこう甘やかされていて。
そこではみんなに好きっていうか、純粋に甘えることができるんですけど、外の現場だとクールに、わりとドシッと構えているところは共通というか、ちょっと似てるところなのかなと。
箭内：琴里ちゃんは28歳の役で、けっこうお姉さんなんですけど、私自身は今24歳で、でも4人兄弟の長女で下に3人いて。曽野くんに「撮影以外でもお姉ちゃん発動してたよ」って言われるくらいその一面が出ているということは、すごくお姉ちゃんっていうのが生きてるのかなと思います。
曽野：お姉ちゃんでした！アドリブのところもあったんですけど、ほんとに弟に怒るシーンでコラッ！みたいな。箭内さんのYouTubeも見ているんですけど、その時のまんまみたいな、もうお姉ちゃん感が出ていて最高でしたね。
◆今回の作品は漫画原作ですが、演じる上で意識したことや、難しかったことはありますか？
曽野：漫画の世界観を大事にしようと思って監督ともお話しして、箭内さんとお話を作り上げていったんですけど、最初に原作を読んだ時、びっくりするぐらいキュンキュンしすぎちゃって。
どうしようかな…と思ったんですけど、相馬くんの表情だったり気持ちっていうのは、漫画がまず全て。
答えを持ってるなと思ったので、しっかり読み込んで、ドラマだからこそ出せるものもオリジナリティも出しつつ、表現していこうっていうのは考えていました。
箭内：私も原作を読ませていただいて、本当にキュンキュンが止まらなくて。ページをめくる手が止まらなくて、ずっとニヤニヤしながら読んだんですけど、やっぱり漫画が原作なので、漫画をより忠実に再現したい。でも、実際の人間でやるとなると、こうした方がより良くなるとか、そういう相談は曽野くんとも監督とも、いろいろ動きをやってみて、チャレンジをしながら撮影をしたという感じです。なので、オリジナリティっていうのも楽しめるんじゃないかなと思います。
◆曽野さんは本作がドラマ初主演ですが、初座長として挑む現場はいかがでしたか？
曽野：座長って言ったらちょっとどっしりする感じですけど、皆さんに支えてもらいながらなんとかって感じですね。
主演っていうことでお話を頂いた時は、全力投球でやらせていただきたいなっていう気持ちがありました。
（箭内に）逆にどうでした？座長っぽくはなかったでしょ？（笑）
箭内：いい意味で座長感がなかったから、みんなも話しかけやすかったと思うし、曽野くん自体の人間性がナチュラルに人とコミュニケーションを取れる方だったんで。私自身も人見知りなんですけど、全然何も気を使わず、緊張せずに初日から話せたんです。それは曽野くんの人柄あってこそでしたね。
◆ドラマに関してMiLKのメンバーに相談などはされました？
曽野：相談はしなかったです。キスシーンはどうしたらいいの？とか聞こうかなとも思ったんですけど、なんかそれを聞いてる僕はちょっと恥ずかしいなと思っちゃって（笑）。
◆末っ子から聞かれたらお兄ちゃんたちも恥ずかしいかもしれないですね（笑）。
曽野：でも、佐野（勇斗）くんのキスシーンはどんな感じか見ましたね。あぁ、ちゃんと目つぶってるんだ、みたいなのありました（笑）。
◆今回の作品は同世代のキャストもいらっしゃいますが、現場の雰囲気はいかがでしたか？
箭内：わちゃわちゃしていました。本当にみんな明るい方々ばっかりで。本当に仲良かったです。
曽野：仲良かったですね。同じ会社の同僚役ですが、サークルぐらいの仲の良さで。昼休みに毎回みんなでお弁当を一緒に食べて、食べ終わった後はゲームをして、みたいな。
◆お2人ともいろいろな作品に出演されていますが、演技のお仕事を始めたばかりの頃と今で自分自身の成長を感じる部分などはありますか？
曽野：台本覚えるのはちょっと早くなったのかな。覚えるのが苦手ではないんですけど、自分の中の覚え方みたいなものが確立できてきて。
自分なりにいろいろ工夫してきて、結局これだなっていうのが1つ見つかったんで、昔より早く覚えられるようになったかなって。
◆ちなみにどんな感じの覚え方なんですか？
曽野：企業秘密です（笑）。お風呂でやるっていうのがポイントなんですけど。
箭内：そうらしいです。台本がシワッシワになっていて（笑）。
曽野：でもそのおかげで、みんなが「舜太くん、よく読み込んでる」って（笑）。一石二鳥なのでお勧めです。
箭内：私はドラマってどうやって撮影していくんだろう？というところから始まったので、全然右も左も分からない状態だったんですけど…。
成長…落ち着き度はだいぶ実ってきたというか。表には出ないタイプだから伝わりにくいんですけど、内心すごく緊張していてすぐテンパっちゃってたんですけど、少しずつ気を使わずにできるようになってきましたし、大人の落ち着きが出てきたなというのは感じますね。
大体あと何カットだろうなって分かるようになってきたりとか。
◆冷静に現場を見られるようになった。
箭内：そうですね。周りを見る余裕が出てきたのかな。
◆お二人はアーティストだったり、モデルだったり、タレントだったりと俳優以外の活動もされていますが、演技のお仕事との相互作用みたいなものはありますか？
曽野：僕はアーティスト活動をしているので、このドラマでキュンキュンさせるところがあったら、アーティストの時にキュンキュンさせるイメージとか表現の仕方を持ってきたりとか。逆にかっこつける役の時は、そのドラマでやった表情を曲に使えたりとかもしますね。
いろいろつながりがあって、直接的に関わってるかもしれないです。
箭内：私は全く別ですね。バラエティは箭内夢菜として出るから、本当に素の私で出るという感じで。
逆にドラマは自分ではない誰かを演じるので。今回の琴里ちゃんはけっこう自分と近かったので、構えてというか、これのために何かしたというのはなくて、いい意味でナチュラルな自分でできたので良かったんですけど、基本的には別ですね。
◆ここでタイトルの『低体温男子になつかれました。』にかけまして、自分は○○男子、○○女子というのを教えてください。
曽野：僕は“勉強男子”でいきます。勉強？なんで？ってなると思うんですけど、僕、自分がやっぱ勉強好きなんだなと最近気づいて。勉強するジャンルもさまざまで、最近だと漢検を勉強したりとか、世界遺産の資格を取ったりとか、英語もそう。
◆すごくちゃんとした勉強ですね。
曽野：なんか好きで。あと興味が湧いちゃうとガッと集中したくなって、もうそれしか見えなくなっちゃうんです。
箭内：なかなかできないですよね。私は勉強を避けてきたので…（笑）。
◆そんな箭内さんは何女子でしょうか？
私は“飽き性女子”ですね。本当にすぐ飽きるんですよ。熱しやすく冷めやすくて。大好きなキティちゃんに関しては一生お友達なんですけど。部屋を引っ越しても、自分の好きな家具を集めたくなったら一気にバーって集めて、服とかもこのジャンルが好きってなったらそれをバーって買って、でもすぐ飽きるんです（笑）。
◆最初の熱は高いんですね。
箭内：短期集中型なので、集中するときはガッと集中できるんですけど、冷めたらもういいやって（笑）。
◆では続きまして、タイトルの「なつかれました」の方を取りまして、「なつかれたいもの」を教えてください。
箭内：私は福島の実家でワンちゃんを飼っているんですけど、一緒に寝てくれなくて。21歳の時に上京したので、それから地元でお仕事がある時とか、長期的に休みがある時しか帰らなくなったから、2か月ぐらい空くとなんか忘れてるんですよね（笑）。しばらくしたら私のことを思い出すんですけど。久しぶりに会うとよそよそしくなっているので、もうちょっとなつかれたいです。
曽野：僕は赤ちゃんになつかれたいです。地元が三重県なんですけど、いとこにここ1、2年で3人子供が生まれて、その赤ちゃんたちになつかれたくて。必死に自分の動画を送ったり、自分が出ている番組を見てもらったり、誕生日にアンパンマンのプレゼントを贈ったり。やっと「しゅんちゃん、しゅんちゃん」って言ってくれるようになったんで、第1段階成功（笑）。
育成して、帰ったら抱き付きに来てくれるレベルまでなついてもらいたいですね。
◆この番組は箭内さんの地元・福島でも放送されるそうですね。
箭内：うれしい限りですね。福島県産品をPRするアンバサダーをやらせていただいたり、地元・福島でのお仕事をいろいろやらせていただいていて、ほぼ毎月福島に帰っているぐらいなので、ありがたいです。
家族にも福島でも流れるよって伝えたら、すごいねってびっくりしていました。
◆それでは最後にドラマの見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
曽野：『低体温男子になつかれました。』はキュンキュンがたくさん見られると思います。1話から相当いろんなことが起きて、いろんな関係性が分かると思うので、この“低体温男子沼”にはまっていただければと思います。
箭内：本当にキュンキュンドラマで、オフィスラブストーリーなんですけど、キュンキュンの裏にちゃんとオフィスとしてのシーンもけっこうあって。会社員である一大人としての気持ちの変化だったり、相手を思いやる気持ちや迷いというのも、視聴者の皆さんに共感していただけると思うし、刺激を受けていただけると思うので、ぜひそこに注目していただけたらうれしいです。
PROFILE
●その・しゅんた…2002年5月3日生まれ、三重県出身。
俳優として、MBSドラマフィル『スメルズ ライク グリーン スピリット』、フジテレビドラマ『コスメティック・プレイラバー』、
BS日テレ映画／ドラマ『神様のサイコロ』など多くの作品に出演。
2022年には持ち前の英語力を活かし、日本テレビZIP!「ベラベラENGLISH 星星the Teacher」でレギュラーに抜擢。
5人組ダンスボーカルユニット『M!LK』のメンバーとしても活動中。
2025年4月から全国6都市を巡るツアー「M!LK CONCERT TOUR 2025 “M!X”」を開催中。
●やない・ゆめな…2000年6月21日生まれ。福島県出身。2017年8月、『ミスセブンティーン2017』でグランプリを受賞し、雑誌『Seventeen』の専属モデルとしてデビュー。18年、『チア☆ダン』でドラマ初出演。19年、『雪の華』で映画初出演を果たす。以降、ドラマでは『ゆるキャン△』シリーズ、『明日、私は誰かのカノジョ』、『マイ・セカンド・アオハル』、『9ボーダー』、映画では、『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』、『悪い夏』などに出演。また、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』の“出川ガールズ”としても活躍。
番組情報
『低体温男子になつかれました。』
TOKYO MX1
2025年5月8日スタート
毎週木曜22:00～
テレビユー福島
2025年5月8日スタート
毎週木曜24:59～
テレビ金沢
2025年5月13日スタート
毎週火曜26:12～
※詳しい放送スケジュールはHPをご確認ください
TVerにて最新話無料配信
https://tver.jp/series/sr8sbon8gq
出演：曽野舜太、箭内夢菜、草川直弥、藤本洸大、ゆいかれん、ニクまろ、窪田彩乃、古賀勇希／佐藤瑠雅 ほか
原作：三星マユハ『低体温男子になつかれました。』（シーモアコミックス）
オープニング主題歌：宮川愛李「仮、おとぎ話」（NiM RECORDS／B ZONE）
エンディング主題歌：ガラクタ「キミに似合うワタシ」
脚本：金杉弘子
監督：藤澤浩和
制作プロダクション：ビデオプランニング
製作・著作：TOKYO MX
公式HP：https://s.mxtv.jp/drama/teitaiondanshi/
公式X（@teitaion_mx）：https://twitter.com/teitaion_mx
公式Instagram（@teitaion_mx）：https://www.instagram.com/teitaion_mx
公式TikTok（@teitaion_mx）：https://www.tiktok.com/@teitaion_mx
※内容は都合により変更となる場合があります。
曽野舜太●ヘアメイク：小林麗子、スタイリスト：平松彩希
箭内夢菜●ヘアメイク：中逸あゆみ Ayumi Nakaitsu、スタイリスト：田中亨奈 Yukina Tanaka
サンダル\13,900/CHARLES & KEITH（https://charleskeith.jp/）
イヤリング\25,300/Sa.Ya.（https://www.saya-saya.com）
左手リング\39,600/O-KI（https://o-ki-jewelry.com）
右手リング\77,000/KIRIHA（https://showroom.kiriha.co.jp/）
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