

僕が見たかった青空の冠番組『坂道の向こうには青空が広がっていた。』(通称:坂青/フジテレビほか 毎週火曜 深夜0時15分~0時45分)と連動した連載「僕青日記〈ライフ〉をお届けします!」が、TV LIFEにて連載中。Webではその完全版を掲載します。第21回は工藤唯愛さん&吉本此那さんが、2人の共通点とやってみたい企画について語ってくれました。
◆これまでで印象に残っている2人の交流エピソードは?
工藤:最初のころ、(吉本が)ブログで私のことを書いてくれたんです。
吉本:「唯愛ちゃん、性格が似てる」みたいなこと?
工藤:そう。それがうれしくて。スクリーンショットを撮って、ずっと保存してます。
◆どのあたりが似ていると思ったんですか?
吉本:実家では2人とも三姉妹の長女だし、落ち着いているところが似てるかなって。
工藤:確かに友達と比べると、私って落ち着いてる方なのかなと思います。
吉本:でも、たまにアワアワしちゃうときもあるんです。
工藤:分からないことあると、「ヤバいヤバい、どうしようどうしよう」って。
吉本:「どうしよう」はよく言ってるよね。何なら連発してる(笑)。
◆普段の2人はどんな感じなんですか?
工藤:優しくて、一緒にいると安心感があるし、ちょっとお姉ちゃんができたみたいなところもあります。お姉ちゃんやお兄ちゃんがいる人って流行に敏感な子が多い印象があるし、お姉ちゃんやお兄ちゃんがいるっていいなと思ってました。
吉本:私、それこそブログに「『此那』って呼び捨てにされたい」とも書いたんです。なんか、遠慮されている感じがイヤで、フレンドリーに接してほしくて。妹たちも「此那」って呼んでるし、「お姉ちゃん」と呼ばれると逆に違和感があって。そしたら、それを読んでくれた唯愛ちゃんが「此那」って呼んでくれて。
工藤:そうなんです。最初から「此那」って呼んでます。
吉本:それがうれしかったです。最初のころはちょっと抵抗があるのか、言い方が堅かったですけど。
工藤:「今、『此那』って呼び捨てにした!」みたいに、からかわれてました(笑)。
◆「三姉妹の長女」以外に共通することはありますか?
工藤:髪がサラサラです。
吉本:結構、サラサラメンバーって呼ばれるよね、私たち。
工藤:みんな身なりに気を遣うようになって、髪も最初のころに比べるときれいになってきたんですけど、此那は出会ったときからサラサラで。ストンとまとまりのある感じがいいなって思います。
吉本:2人ともサラサラだけど、ケアに関しては段違いなんです。唯愛ちゃんは日々気を遣って、美容院にもよく行ってて。
工藤:カットのついでに相談して、今の悩みに合ったトリートメントをしてもらうぐらいだよ。
吉本:でも、その意識の高さがすごいなって。私なんてドライヤーですら、もう腕疲れたって、半乾きで寝ちゃったりするのに(笑)。
◆同じサラサラでも対照的なんですね。
吉本:そうなんです。あと、2人とも歩くのが速い! 私はよく歩くのが速いって言われるんですけど、唯愛ちゃんはずっと横にいて。
工藤:だから2人で歩いてると、すぐ目的地に着きます(笑)。
吉本:ほかのメンバーはまだ、全然後ろにいるんですけど(笑)。
◆『坂青』で見た、お互いの印象的な姿はありますか?
吉本:唯愛ちゃんは、「かくし芸」でやってたネックレスほどきです。私だったら面倒くさくなっちゃいそうだけど、ずっと地道にやってて。一時期、編み物もやってたんです。
工藤:やってました。
吉本:そういう、細かいことへの集中力がすごいなって思います。
工藤:此那は「かくし芸」のけん玉のときもそうでしたけど、見えないところで実は頑張ってて。そういう、“やるときはやる”みたいなところがカッコいいなって思います。
吉本:でも、『坂青』だとみんなそんな感じじゃない?
工藤:そうだね。楽屋で準備しているときから「本気」と書いて「ガチ」みたいな(笑)。


◆吉本さんはクールなイメージですが、意外に努力家ですよね。「エイプリルフール」企画のときも、大盛ラーメンを限界まで食べてましたし。
吉本:あんなにラーメンを食べたのは初めてです(笑)。でも本当、やるからには何事も全力でやりたくて。
工藤:『坂青』だと有名な、5000ccとか…。
吉本:「有名な」って(笑)。
工藤:(笑)。…みたいなヤンキーキャラだと思われちゃうんですけど、違うんです。
吉本:そうですね、全然違います!
工藤:でも、ライブでそのヤンキーキャラを生かした演出ができて、しかも面白かったりするので。私にはそういうキャラがないから、ちょっとうらやましいなって思います。
吉本:うらやましいかな? 良くも悪くもって感じだよ(笑)。
◆自分が参加できなくてうらやましかった企画はありますか?
吉本:焼き肉です。運動会のご褒美企画だったんですけど、私は負けた側だから食べられなくて。好きな食べ物を聞かれたら焼き肉と答えるぐらい大好きなので、うらやましかったです。
工藤:私はトランポリンでジャンプして、壁に貼り付くゲームです。
吉本:フレンドパーク? 私もやってみたいと思ってた!
◆2人とも、自信のほどは?
工藤:あります。トランポリン、家にありましたし。
吉本:私も! うちのはキティちゃんのだった。
工藤:うちはオレンジだった(笑)。それでジャンプして天井に手が届いてたので、意外と上手に跳べるんじゃないかなって。
吉本:トランポリン教室を見学したことがあるんです。引っ込み思案を直すために親が習い事させたかったみたいで、候補の中に入ってて。それでバトントワリングを始めたんですけど、トランポリンは嫌で号泣して。でも今考えると、ちょっとやってみたかったです。
工藤:あれはまさにバラエティという感じだし、意外と私、『坂青』ではまだそこまで過激なことをしてなくて。だから1回、体を張ってみたいです。
◆工藤さんがイメージする、体を張った企画って?
工藤:バンジージャンプ?
吉本:本当に? 私は無理だな。落ちるのが苦手だし、ジェットコースターもダメ…。
工藤:私は逆に、遊園地に行くとそういうアトラクションしか乗らないかも。何なら落ちるだけじゃなく、回転もしてほしい(笑)。
吉本:すごい。ちょっと意外かも。
◆もし2人で一緒に何かするなら?
吉本:美容院に行く。あと、アサイー食べに行きたい! 2人ともアサイーが好きなんです。
工藤:昨日食べたよ(笑)。
吉本:いいなあ。1人で行ったの? すごい、行動力ある!
◆確か、吉本さんは1人でご飯食べに行くのが苦手でしたね。
吉本:でも、少しずつ行けるようになってきました。スタバとうどん、回転ずしも1人で行ったことがあります。
工藤:私も1人お寿司はデビューしました。次は焼き肉かな。
吉本:焼き肉はハードル高そう。
工藤:調べたら、1人でも入りやすそうなお店があって。そこに行こうと計画しています。
◆吉本さんが1人で行けるかどうかのボーダーラインはどこなんですか?
吉本:人に見られないことです。人がいる時間帯は避けるようにしたり、隣と仕切りがあるお店に行ったりします。逆にたくさんいると無理で、フードコートは絶対行けません(笑)。
工藤:マックは?
吉本:マックは行ける。テイクアウトもあるし。ただ、さっきのアサイーボウルもそうだけど、テイクアウトだと食べる場所がなくて困らない?
工藤:ベンチを探して、そこで食べたりするよ。
吉本:座って1人で食べてるところを見られるのも恥ずかしい…。周りに人がいないベンチを探して、帽子を深くかぶっていれば大丈夫かな?
工藤:絶対、見られたくないんだ(笑)。
PROFILE
工藤唯愛
●くどう・ゆあ…2009年8月4日生まれ。北海道出身。身長160cm。血液型B型。
吉本此那
●よしもと・ここな…2005年12月5日生まれ。石川県出身。身長156cm。血液型A型。
番組情報
『坂道の向こうには青空が広がっていた。』
フジテレビほか
毎週火曜 深夜0時15分~0時45分
TV LIFE本誌(サインチェキプレゼントあり)、BOMB WEBのインタビューもチェック!
BOMB web:https://bombweb.jp/