
テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードを紹介します。第117回は『バッドチョイス・グッドラブ』でドラマ初主演を務める宮﨑優さんが登場です。
「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」宮﨑優
◆本作は過去の恋愛のトラウマから新しい一歩を踏み出せずにいたヒロイン・鴨居ひより(宮﨑)が、霧に包まれた下北沢で4年前にタイムスリップし、最悪な元カレ・須藤鯨(山下幸輝)と“付き合わない”ために奮闘する物語です。演じたひよりの印象はいかがでしたか?
“恋愛マスター”という肩書きを聞いた時は、正直少し怖かったです(笑)。重荷だな、どうしよう…と。でも、いわゆるモテモテな感じというよりも、恋愛に困ったことがないタイプなのかなと解釈して、好きになった人とうまくいく確率が高いとか、小動物のように自然と愛される存在といったどこか身近にいそうな、リアリティのある人物像を意識しました。
◆ご自身と共感できる部分や、似ているところはありますか?
ひよりは何事にも一生懸命で、転んでも前に進む真っすぐさがあります。人の助言を素直に受け止められるところもすてきだなと思いました。後悔して友達に愚痴をこぼすシーンでは“私もこういうことあるな”と共感しましたし、周りから「素直だね」と言ってもらうことが多いので、そこも重なる部分かもしれません。
◆“素直”以外に、周囲によく言われることはありますか?
“天真爛漫”“元気”も多いです。自分でも当たっていると思います。昔からケガが多くて、今も至るところに古傷があるんですよ(笑)。4人姉妹で、地元の自然の中を夢中で遊んでいるうちに周りが見えなくなり、ついケガをしてしまうようなヤンチャな子供でした。

◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
共演の山下さんが本当に気さくな方で、いつも現場を明るくしてくださいました。同世代のキャストが多かったこともあり、みんなでなぞなぞやゲームで盛り上がることもあり、常に和気あいあいとした雰囲気でした。私は大学生活を経験していないのですが、“大学生ってこんな感じなのかな”と疑似体験できた気がします。
◆共演者には自分から積極的に話し掛けるタイプですか?
現場ではコミュニケーションを大切にしたいので、意識して話し掛けるようにしています。普段はあまり自分から行かないんですけど(笑)。今回はそうやって頑張らなくてもいいぐらい、皆さんが最初から温かくて優しかったです。
◆Netflixシリーズ『グラスハート』で一躍注目を浴びた宮﨑さんですが、その経験が今作に生かされたことはありますか?
『グラスハート』はスターの方々に囲まれた緊張感のある現場でしたし、自分を追い込むような撮影も多かったんです。その経験のおかげか、今回は“過酷”と感じる瞬間が一度もなくて(笑)。いい意味で心に余裕を持って撮影に臨めた気がします。撮影期間も短かったので、終わるのが本当に寂しかったです。一生ここにいたいと思うくらい楽しい現場でした。
◆印象に残っているシーンや、ロケでの出来事を教えてください。
さりげない場面ですが、鯨君が本を読んでいて、ひよりがそばで見ているシーンが好きです。目が合って笑い合う空気感がなんだか春のように温かくて、印象に残っています。下北沢のロケではハプニングもありました。ひよりが路上で鯨君に思いを伝えるシーンで、熱いせりふを言った瞬間に近くの店から一人のおじさまが偶然出てこられて(笑)。お互い驚きましたし、私は恥ずかしくてたまりませんでした。

◆作品のテーマであるタイムスリップにちなみ、“過去に戻りたい”と思うことはありますか?
ないです。仮に過去に戻って何かを変えても、また別の問題が起こると思うので、過去には戻らずに“今を楽しく生きたい”というのが私の答えです。未来と過去のどちらに行きたいかと聞かれても、未来を選びます。
◆普段、選択に迷ったり後悔したりすることはありますか?
めちゃくちゃあります! 買い物のサイズ選びとかも、よく失敗します(笑)。お洋服屋さんの鏡では細く見えたのに、家で着ると「あれ?」となることが多くて。最近もサイズが微妙なワンピースを買ってしまいました。ただ、大きな決断を迫られた時は、周囲の意見よりも“自分の心がどちらにひかれているか”を信じるようにしています。自分が納得して選んだ道なら、後悔はしないと思うので。
◆お芝居の楽しさや、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
難しさに直面して、そこから少しコツを掴めた瞬間です。監督のアドバイスを受けて試行錯誤して、「あ、その感じ!」と言っていただけた時は本当にうれしいし、テンションが上がります。その感覚を探っていく過程がすごく楽しいです。
◆今後挑戦したい役柄やジャンルはありますか?
いつかサイコパスな役柄を演じてみたいです。なぜその人が事件を起こしたのか、その人なりの価値観や理由を深く掘り下げて、人間の厚さを出していく過程に興味があるんです。魔法使いが登場する作品も大好きなので、ファンタジーにもぜひ挑戦したいです。
◆最後に、ドラマの魅力とお薦めの視聴方法を教えてください。
“横型”のABEMA版では、ひよりの成長物語が軸に描かれます。一方、“縦型”のSNSショードラ版では登場人物たちの関係性や“横型”のアフターストーリーが深掘りされます。交互に視聴するのもいいですし、横型をまず見てから縦型をビハインドのように楽しむのもお薦め。両方ご覧いただくことで、より作品の世界観に没入できる面白い試みの作品となっているので、ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです!
PROFILE
●みやざき・ゆう…2000年11月20日生まれ。三重県出身。O型。主な出演作はドラマ『グラスハート』『ライオンの隠れ家』『往生際の意味を知れ!』、映画「正体」など。
作品情報

『バッドチョイス・グッドラブ』
出演:宮﨑優、山下幸輝ほか
ショードラ(縦型):2026年2月28日(土)朝10時より順次無料配信中(全8話)
ショードラ TikTok アカウント:https://www.tiktok.com/@showdrama_24
ABEMA(横型):2026年3月11日(水)夜8時より独占無料配信開始(全3話)
ABEMA 作品ページ:https://abema.tv/video/title/90-2052
ABEMA 本予告映像:https://abema.tv/video/episode/90-2052_s1_p55
●photo/井上ユリ text/川倉由起子









