間宮祥太朗インタビュー「コミカルな動きは福田監督が一番うまい」『ニーチェ先生』に出演

特集・インタビュー
2016年11月18日

人気コミックを福田雄一の脚本・演出でドラマ化した『ニーチェ先生』がホームドラマチャンネルでCS初放送決定。本作で主人公・仁井智慧(ニーチェ先生)を演じた間宮祥太朗さんに撮影中の様子や見どころを聞きました!

コミカルな動きに関しては、福田さんが一番うまいんです

©松竹ブロードキャスティング
©松竹ブロードキャスティング

◆最初に脚本を読んだ時の感想は?

先に原作の漫画を読んでいたので、どうやって映像化するのかなと思っていたんです。で、脚本を読んだら、原作をまんまやるものになってた。原作の持つテンポ感と脚本・演出の福田雄一さんのテンボ感が合わさった感じで面白かったですね。仁井という役もわりとスッと入れた感じがしましたし。

◆悟りを開いたような、常にマイペースな仁井役は演じやすかったですか?

もともと僕は黙っていると“何を考えているかわからない”“怖い”と言われるタイプ。よく喋るんで滅多に言われることはないんですが(笑)。だから何も考えずスッと立っていたら見えてくれるのではないかと。実際に髪を切って衣裳を着た時も“仁井”に見えると言ってもらえたし。
あとは声のトーンを低くして、棒読みに近いような台詞回し、肉体を感じさせない機械的な感じに話せればいいかなと。だから常に心の中は波風を立てずに、鏡のような水面を保つイメージで演じよう、と思っていました。ところが店長役の佐藤二朗さんがそこに大きな石を投げ込むがごとく、波風をたてまくってくれて(笑)。

◆佐藤さんだけでなく、登場人物のほとんどがおかしな人ばかりでしたよね。

そうなんです!だから仁井はおかしな人のように描かれているけれど、僕は周りに比べたら普通だと思っていました(笑)。

◆福田さんの演出はいかがでしたか?

実はコミカルな動きに関しては、福田さんが一番うまいんです。例えば仁井のことが好きで心の中の声がすべて出てしまう楓役の松井玲奈さんに、監督がやってほしい動きを見せるんですが、本当に漫画のキャラクターが抜け出てきたようなコミカルな動きなんです。だから福田監督は誰がどの役をやったら面白いのか、どういう演技をしたら良いのか、すべてわかっているんだと。そこがすごいと思いましたね。あと監督の現場はとにかく撮影が早い。毎日5~6時間まいてましたから。

◆では最後に見どころをお願いいたします。

本当にこの作品は気軽に見れる作品です。重たいドラマだと観る側にも心構えが必要だけど、これは一切パワーがいらない(笑)ので、突っ込んだりしつつ気軽に見てください。

 

■ドラマ情報

『ニーチェ先生』『ニーチェ先生』(全10話)[CS初放送][HD]
CSホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
【先行放送 第1話+第2話】
11月22日(火)後5:00~5:55(2話連続)

本放送は12月6日(火)スタート
毎週(火)深0:15~1:15 他(2話連続)

<脚本・演出>
福田雄一

<出演>
間宮祥太朗、浦井健治、松井玲奈、内田理央、松田凌、菅裕輔、じろう(シソンヌ)、佐藤二朗

©2016「ニーチェ先生」製作委員会

視聴方法など詳しくはこちら:http://www.homedrama-ch.com/

ホームドラマチャンネル公式HPにてインタビュー&限定動画公開中:http://www.homedrama-ch.com/special/hodora/mamiyashotaro1610#int_mamiyashotaro1610

 

■PROFILE

間宮祥太朗
●まみや・しょうたろう…1993年6月11日生まれ。
2006年「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」でTVドラマデビュー。
「花さかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(2011年)「学校のカイダン」(2015年)など数々の人気ドラマに出演。この他映画、舞台でも活躍中注目若手俳優。

 
●衣装協力
AMBITIOUS、CA4LA、STUDIOUS、STUDIOUS×SHAREEF、STUDIOUS×BLACK&BLUE