『フラーハウス』D.J.&ステフ&キミー来日インタビュー!吹替声優陣との初対面に大興奮「皆さんも私たちの家族」

特集・インタビュー
2016年12月22日

世界的な人気を持つファミリードラマ『フルハウス』のその後を描いた『フラーハウス』がオンラインストリーミングサービスNetflixで配信中。そのシーズン2の配信開始を記念して、タナー家の長女D.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレさん、次女のステファニー役のジョディ・スウィーティンさん、D.J.の親友キミー役のアンドレア・バーバーさんが来日。そして、日本での放送開始から20数年の時を経て、当時から吹き替えを担当しているD.J.役の坂本千夏さん、ステファニー役の大谷育江さん、キミー役の伊藤美紀さんと念願の初対面!その興奮冷めやらぬ中、日米タナー・ファミリーにお話をうかがいました!

「フラーハウス」インタビュー

◆『フルハウス』は日本でも大人気のドラマで、今回皆さんが『フラーハウス』という素晴らしいクリスマスプレゼントを持って来日してくださったことに大変感動しています。日本に来てみていかがですか?

キャンディス(D.J.):日本に来ることができてうれしいです。さっそく街中を散歩してみたんですが、皆さんとても温かく迎えてくれて感動しました。

ジョディ(ステフ):『フルハウス』のメンバー3人で行動したんですが、私たちをご存じの方々もいて、すごくワクワクして迎えてくれました。

アンドレア(キミー):日本って小さな国ですが皆さん大きなハートを持っていますね。

キャンディス(D.J.):非常に敬意を持って接してくれるし、清潔だし、皆さんやさしくて感動しています。

◆お迎えする声優陣の皆さんはキャスト陣と対面していかがですか?

坂本(D.J.):ドラマのときと同じ声!って思いました(笑)

全員:(笑)

大谷(ステフ):大興奮です!私たち、20年くらい前に吹き替えの収録をしているころに、『フルハウス』の世界を知りたくて、キャストとスタッフで自腹で…

坂本(D.J.):積み立てして(笑)

大谷(ステフ):そう、積み立てして、サンフランシスコに行ったんです。キャストの皆さんと会いたいねって話もしていたんですが、その時はお会いできなくて残念だったので、今回は本当に本当にうれしいです!

坂本(D.J.):私たち以外の家族も絶対にみんなに会いたがってます。

キャンディス(D.J.):ありがとう!

伊藤(キミー):私はそのときは出産後2か月くらいのときだったので、残念ながら日本にお留守番だったんです。今回『フラーハウス』が始まったということがとにかくうれしくて。まさかキャストの皆さんと会える機会があると思わなかったので、夢のようです。

坂本(D.J.):しかも小さいときから一緒に成長してきて、みんな大人になって、またその役を自分たちができるなんて本当に夢のよう!あんなに小っちゃかったのに(笑)

全員:(笑)

キャンディス(D.J.):私たちも特別な思いです。私たちが小さいころからずっと一緒に声を担当してくださっているということで、皆さんも私たちの家族だと思っています。

坂本(D.J.):うれしい!

◆『フルハウス』が始まって30年たって『フラーハウス』に進化しました。皆さんにとって番組がどんな意味を持つのかお聞かせください。

ジョディ(ステフ):『フルハウス』でも『フラーハウス』でも、これが人生の一部分ではないというときがなかったんです。それくらい私たちにとっては大事なもので、このドラマは仕事というだけではなく、友達関係、家族生活の中でも重要な位置を占めてきました。

キャンディス(D.J.):いろんな友好関係を築くことができました。これを『フラーハウス』というかたちでもう一度できるということで、夢がかなってまるでギフトのようです。

アンドレア(キミー):一生に一度できるかできないかのすごいことを2回できて、本当にうれしいです。

◆声優陣の皆さんは、数十年を経て再び同じ作品に出演されるということはなかなかないと思いますが、いかがですか?

伊藤(キミー):あったとしても声優陣が若い人に変わったりするので、キャストの皆さんも声優陣も一緒というのは、すごくすてきなことですよね。

大谷(ステフ):『フラーハウス』がスタートするというニュースは、たまたま『フルハウス』のメンバーみんなで会食しているときに聞いて、「またできるんだって!やったー!」って喜んだんです。(キャスト陣に)日本のメンバーもみんな仲良しなんですよ(笑)

キャンディス(D.J.):それを聞けてとてもうれしいです。私たちも一緒よ(笑)

全員:(笑)

◆20数年ぶりに同じ役柄を演じるにあたり、すぐにD.J.、ステフ、キミーに戻ることはできましたか?

キャンディス(D.J.):すんなりと役に入れました。8年間も付き合っていた役ですから、自分の一部になっています。大人になった彼女たちを演じることができて、より楽しくなりました。やりがいが増しましたね。

ジョディ(ステフ):脚本家たちがとても協力的なんです。これは私たちが子役をやっていたころからそうだったんですが、子供ながらにハマっていたことがキャラクターに反映されていたりとか。今回も私たちも意見を出しながら、密に連携をとりながらつくっていきました。

◆吹き替えも、大人になっても「ああ、この感じ!」とまったく違和感がなく、『フルハウス』当時の記憶がよみがえりました。

坂本(D.J.):最初に『フラーハウス』が始まったときは、みんな本当にきれいな大人になっていて、私たちは子供の役をやることが多いので、音響監督さんからは「子供にならないように」って言われていたんです。シーズン1は13話だったので、育ちゃん(大谷)と「慣れたころに終わっちゃうね」って言ってたんですが、シーズン2からは「私がD.J.よ!」っていう感じでできましたね。

キャンディス(D.J.):吹き替え版を見たんですが、本当にぴったりハマっていてパーフェクトでした。自分が日本語をしゃべってるわ!って奇妙な気分だったんですけど(笑)

全員:(笑)

◆番組が世界中で愛される秘訣はどんなところにあるのでしょうか?

ジョディ(ステフ):私たちはカメラが回っていなくてもお互いのことが大好きで、とても仲がいいんです。『フルハウス』でも『フラーハウス』でもお互いを愛し合っている家族を演じているわけですが、その親密さからにじみ出てくるものがあって、ファンの皆さんはそこに心を打たれるんじゃないかと思います。

◆シーズン2の大きなトピックとしてニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの出演がありますが、共演されていかがでしたか?

ジョディ(ステフ):日本でも人気だったんですか?

◆当時、日本でも人気がありましたが、『フルハウス』ファンとしては、“D.J.たちがあこがれているグループ”ということで特別な思いがあります。

キャンディス(D.J.):私たちが一番気に入っているエピソードです。あのエピソードを見てつい泣いてしまいました。何せ13歳のころからの夢がかなったんですから。一緒にステージで歌うことができたし、ジョーに歌ってもらうことができてとても感動しました。

アンドレア(キミー):当時、彼らは大人気でしたから、ドラマで寝室にポスターを飾るのもなかなか許可が下りなくて大変だったんです。ですから、今回出演してもらえて信じられない気持ちです。

◆『フルハウス』ファンとしても早く見たくて仕方ありません!

全員:(笑)

◆収録での観客の存在は、番組にどんなスパイスを与えていますか?

キャンディス(D.J.):子供も赤ちゃんも出てくるドラマなので、最初は観客なしで撮影して、そのあと観客の前で撮影をするんです。普通に収録するときと観客の前で収録するのはやっぱりだいぶ違いますね。すごいエネルギーが伝わってくるので、芝居も変わってきます。

ジョディ(ステフ):普通のテレビ番組を収録しているのと、舞台をやっているのを足して2で割ったような感じです。ワイワイガヤガヤ、まるでサーカスの中でやっているような大変さがあるんですが、そういうことも含めて私たちは楽しんでやっています。

アンドレア(キミー):自分たちが思ってもいないところで笑い声が起きたりするので、私たち結構笑ってもらえてるじゃない!ってエネルギーをもらえますね。

◆それでは最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

キャンディス(D.J.):日本のファンに感謝しています。長年応援してくださってありがとうございます。日本のことを大好きになりましたし、ようやく日本の皆さんとお会いできてうれしいです。

ジョディ(ステフ):とにかくファンに感動しています。飛行機から降り立った瞬間から本当に温かく迎え入れてくださって感謝しています。私たちも日本のファンの皆さんと同じくらい興奮しています。

アンドレア(キミー):日本の方の愛と、ワクワクしてくださっている気持ちが伝わってくるようです。私たちもシーズン2がどのように受け入れられるのかワクワクしています。

 

■作品情報

Netflixオリジナルドラマ
『フラーハウス』シーズン2

Netflixで配信中

http://www.netflix.com/jp

<『フラーハウス』とは>
1987年から1995年にかけて8シーズン、全192話放送された大人気ファミリードラマ『フルハウス』。妻に先立たれたダニー・タナーが、3人の娘たちを育てるために義理の弟ジェシーと親友のコメディアンのジョーイと繰り広げる笑いと感動の共同生活を描き、世界各国で人気を博す。
『フラーハウス』は、タナー家族のその後を描いたストーリー。オリジナルでは幼かったタナー家の長女D.J.と次女ステファニー、そしてD.J.の親友キミーが大人の女性になり、子育てに奮闘する。
『フルハウス』ファンなら誰もが待ち望んでいたオリジナルキャストが出演、舞台となるタナー宅はオリジナルで使われた家具を使用して完全復元されている。
また、吹き替えもオリジナル当時と同じ声優陣が担当している。

★D.J.&ステフ&キミーら“タナー・ファミリー”が来日!「フラーハウス」プレミアイベントレポート【写真100枚】(https://www.tvlife.jp/entame/91273